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2006-12-20

[]ぐおっ!!!

はてな年間100冊読書クラブの活動をすっかり忘れていた。


忘れていたというのは2つの意味があって、ひとつは「100冊読むということを忘れていた」ということであり、もうひとつは「読んだ本について、このブログで言及し、カウントする」という作業を忘れていたということである。


とりあえず書棚で確認できるもの(購入した図書であり、なおかつ誰にも譲渡していないもの)を書いておく。


終末のフール

終末のフール


インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)



労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)

労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)


完全自殺マニュアル

完全自殺マニュアル


ぼくたちの「完全自殺マニュアル」

ぼくたちの「完全自殺マニュアル」


自殺のコスト

自殺のコスト


自殺の思想

自殺の思想


風味絶佳

風味絶佳


書き漏らしがあるかも知れないが、どうやっても100冊にはならんなぁ。。。

(ちなみに始めてから1年が経つのは来年1月14日)

2006-08-08

[]『図書館戦争』


はてな年間100冊読書クラブの活動の続き。11冊目。今日はボーイズラブ小説ではありません。


図書館戦争

図書館戦争


行政による恣意的な検閲を認めた「メディア良化法」が成立し、これに対抗するために図書館の自由を盛り込んだ図書館法改正が行われた。良化委員会と図書館の抗争は激しくなり、良化法に賛同する過激な政治団体が図書館を襲撃するにいたって図書館は警備のために武装をするようになった──


主人公は、図書館に防衛員として配属された笠原郁。彼女は高校生のころ書店で良化委員会から本を守ってくれた隊員に憧れて図書館に入った。関東近郊で防衛員が第一志望の女性は彼女だけ。運動神経では男に勝るが、座学には弱い。そんな郁が教官の堂上や同僚の手塚と繰り広げる、アクションあり、ラブありのエンターテイメント。


……。まぁ、普通に面白いですね。

2006-08-04

[]『君と緋色の恋を抱き』

はてな年間100冊読書クラブの活動をすっかり忘れていた。8月だってのにまだ10冊目だよ。たぶんこのペースだと来年1月までに100冊は読めないな。


昨日読んだリンクスは放っておいて、今日は文庫本である『君と緋色の恋を抱き』という小説を読んだ。華族の息子 裕利 とその使用人 浩太 の恋の物語である。もちろんボーイズラブ小説だ。


一応、ラストで泣ける。文章がヘタクソなのが気になったが、まぁBLはそんなもんだろうと思うのでそこはあえて触れない。


触れておこうと思うのは、浩太の性的な発達の部分である。


思うのだが、いくら自分が勃起したのを見るのが初めてだからといって「病気になった」と思う男の子はいない。浩太を性の知識のない純粋な男の子として描きたいようだが、自分の子供のころを振り返ってみると、勃起だけでは驚かなかったと思う。


自分が初めて勃起したのは小学2年のころだった。たぶんかなり早熟な部類に入ると思う。小学2年だったときの自分は性教育など受けていない。けれども、勃起は知識として教えられなくとも感覚的に理解できるものだ。


むしろ男の子が驚くのは、精通(最初の射精)である。僕は最初の勃起と、それから精通が起こるまでの間にはかなりのタイムラグがあった。そして両者は、まったく違う感覚だ。


勃起は、気づいたらちんこに力を入れていたという感覚である。力を抜いて放っておいたら、自然と柔らかくなっていく。これに対して射精は、白濁液が尿道を通って放出され、そして皮膚の表面を流れていく。これは知識がないと何が起こったのか理解できない。これを「白いオシッコが出た」と思い、病気になったと勘違いする男の子はいるようだ。


たまたま勃起と精通が起こったのが同じ時だったために、両者をひとつのものとして認識した男性もいるかも知れない。しかし「君と緋色の恋を抱き」においては浩太の最初の勃起から射精までにはタイムラグがある。ぶっちゃけ、小説中で浩太は裕利のことを想って勃起し、そのあと知識がないままに裕利とセックスして初めて射精するわけだが、そうであるならば射精のときのほうが驚くだろう。


まぁ、このくらいは勘違いしても仕方がない。ここまで正確に理解している女性作家がいたら逆に怖い。

2006-03-19

[]『少年A矯正2500日全記録』

はてな年間100冊読書クラブに出す9冊目。

少年A 矯正2500日全記録

少年A 矯正2500日全記録

神戸の児童連続殺傷事件、いわゆる「酒鬼薔薇」こと「少年A」の更生を綴った本。


少年院に入っていたころのAのエピソードで気になったものをひとつ。


Aを含む少年院の院生たちで風呂の掃除をしていたとき、風呂にゴキブリが出現したという。騒ぐ院生たちを尻目にAは「君たち、こんなことで驚いちゃいけないんです」と言いながら、ゴキブリを口のなかに入れたという。食べるマネだけで、実際には食べなかったようだが。


ゴキブリを口に入れるって……。


現実感を失ってふわふわした浮遊感を感じているときでないと、そんなことはできないはず、と思った。少なくとも僕がゴキを口にいれることができるとすれば、そういう精神状態のときだと思う。Aは普通の人のもっている「現実感」を持っていないのかも知れない。

2006-03-18

[]『ゲイの民俗学』

はてな年間100冊読書クラブに出す8冊目

ゲイの民俗学 (歴史民俗学資料叢書 第3期)

ゲイの民俗学 (歴史民俗学資料叢書 第3期)

戦前、戦後の同性愛関係の史料を集めた本。


最初に編者が石原慎太郎氏や三島由紀夫氏について触れた解説を書いている。その出だしが強烈である。


石原知事が浜渦副知事を更迭した際、記者会見で石原氏が「深夜2人で涙を流して話した」と言ったのを引用し、編者はこんな「邪推」を披露するのである。

石原氏と浜渦氏の二人が「深夜2人で涙を流して話した」という一節を読み、そこに「熱い男の友情」を読み取った人は多いだろう。しかしその一方、どうも石原氏には「そのケ」があるのではないか、と邪推した人も少なくなかったはずである。

すみません。熱い男の友情は感じても、そっちのケがあるとは考えもしませんでした。


そのあと同じ文章のなかで石原は同性愛者ではないと書いているしなー。ワケが分からん。そういう編者の暴走ぶりを除けば、終戦間もないころの男娼たちの座談会だとか、興味深い史料が揃っている。


あと、ゲイの民俗学なのになぜかレズ関連の史料も多いのが不思議だった。