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修羅の日記 (公開試運転中) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-08-06

「しらさぎの里」のロマンスカー ▽山中温泉(石川県)

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■家族旅行の行先を山中温泉に決めて、下の娘は夕方にJR加賀温泉駅で待ち合わせをすることにしました。

■片山津・山代・山中とか温泉が集まっているので、土曜がまだ半日勤務だった時代は特に福井も含めてこの辺が社員旅行の行先として手頃で何度も何度も行きました。ところが、大体が「ノミニケーション」とか称して酒飲むのが目的で名所・旧跡も行ってもあまり印象がなく、飲んで寝転がってばかりいた記憶ばかり。(今時はノミニケーションなし、社員旅行行きたくないだものね。)お恥ずかしいことに、ゆったりと「山中温泉」の良さを味わうのは今回初めてかもしれません。

■こんなにいいところだったとは・・。「しらさぎの里」と称しているのは泊まった旅館たわらやのパンフの説明によれば、
『今から800年前、長谷部信連(はせべのぶつら)という人が鷹狩をしていた際に、偶然傷ついた足を湯に浸す白鷺を見つける。そっと近づくと白鷺は女性へと姿を変え、自らを薬師如来の化身と名乗って山中温泉の再興を促したといわれる。信連は薬師堂を安置した湯座屋を建立。以来、山中の湯は病を治す名湯として有名になったと言われています。』

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■そんな白鷺伝説で開湯された山中温泉の総湯『菊の湯』。女湯は中の様子が違うようですが、男湯は深さ1mの立ち湯で朝のラジオ体操が終わった6時45分に開く。地元の人と一緒になだれ込み、すぐに満員に。みんながさっと入ってさっと出ていく。とにかく無色透明のさっぱりするお湯。朝は特に快適だ。

■というわけで「白鷺伝説」があってこその山中温泉。また北陸の鉄道のことだと、何かとひっぱり出させていただく石鉄さんの「懐想石川の鉄道」によると昭和46年(1971)まで北陸本線の粟津、大聖寺、動橋から山中温泉まで加南線が走っていた。加賀南部一帯のそれぞれの温泉を結んでいたわけだ。
「懐想石川の鉄道」http://www.asagaotv.ne.jp/~ohara/
 同サイトの北陸鉄道加南線のページ http://www.asagaotv.ne.jp/~ohara/28kanan.html 

■輝かしい時代に満を持して北陸鉄道が投入したのがロマンスカー「しらさぎ」。ロマンスカーとして快走した時代は短かったが、移籍した大井川鉄道時代にファンになった人も多いみたいですね。

■北陸鉄道6010系は日本初のオールアルミカーとして目立たないが鉄道史に残る貴重な存在。
マーキングもオリジナルに戻されて山中温泉に戻ってきた。日帰り温泉併設の道の駅にあり人目もあるためか保存状態も御覧の通り良い。

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■運転席にも座れるよ。

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■下のパネルにもガラスがはまったおしゃれなドアには大井川鉄道時代の名残が・・。

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■『しらさぎ』の名は北陸本線の名古屋発の特急に受け継がれていますが、これからもずっと地元の人の誇りの「ロマンス特急しらさぎ号」として愛される存在であってほしいと切に願います。