美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

翻訳と論文一本ほぼ完了

夏休みの「懸案」というか「宿題」だった翻訳と論文をそれぞれ終わらせる。
翻訳の方は昨晩監修者の先生から幾つかのコメント及び質問が届き、今朝それにお返事したので、僕の仕事はほぼ終わり(もしかしたら、校正が回ってくるかも知れないけど、来月以降だろう)。
論文の方は、不肖僕も編集係をしている論文集なので、僕が遅れると示しがつかない(今週末が一応の〆切)。先ほど字数をカウントしたら、注を含めて原稿用紙50枚に達したので、見切りを付ける(自分の文章、読み飽きた)。
とりあえず、絶対に遅らせてはダメなもの二つはこれで終了。あとは緩やかな締め切りの原稿とエッセイなどがまだ山積しているが、今は考えないでおこう。

注文した本

がどさどさ届く。前期で一年分の講座費を使っちゃいそうな勢いだ。しばらくは控えよう。

ひきこもりの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)

ひきこもりの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)

この著者、まだ若いなあ、感心。
人類学的思考の歴史

人類学的思考の歴史

昔、ある酒席で竹沢先生に絡まれたことがありちょっぴり印象は悪いのだが(笑)、この浩瀚な本を前にするとさすがとしか言いようがない。
中世とは何か

中世とは何か

ル=ゴフのヨーロッパ中世入門。
殉国と反逆―「特攻」の語りの戦後史 (越境する近代)

殉国と反逆―「特攻」の語りの戦後史 (越境する近代)

福間さんの新刊。彼の本は買っているのだが、なかなか読めていない。これは最初から、本棚の飾りとして購入。こうなったらこのシリーズは気長に揃えるぜ。
姫神の本―聖なるヒメと巫女の霊力 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 43)

姫神の本―聖なるヒメと巫女の霊力 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 43)

この「ブックス・エソテリカ」シリーズは、なかなか面白いものも多い。入門書としては結構良心的。

打ち上げ(僕だけ)

仕事が終わって、ダラダラ本を読んでいると夕方に卒業生のH間くんがいきなりやってくる。某市役所に勤める彼は「休み取るのも義務のうち」というわけで、中途半端な水曜日に無理矢理休日を取らされたのだそう。その後、僕に本を借りていたUCLAのからの留学生Eさんが本を返しにやってきて、何となく三人でおしゃべりして、そのまま北山駅前の飲み屋で一杯。
僕だけが論文と翻訳を一本ずつ終わらせた開放感から「打ち上げ」気分でぐいぐい(僕としては、だが)飲んでしまう。