美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

会議漬け

今日は朝の新幹線に乗り、京都に戻る。昼からの会議に間に合わせるため。
一時間くらいで終わるかなあ、という目論見は脆くも崩れ、結構時間がかかってしまい疲弊。
事務に行くと、注文していた本が届いており、その会計処理(大学院生の教材費としての購入なので、研究室に入る)。あと、生協を通じてお願いしていたゼミの小冊子も完成しており、同僚のメールボックスに配布(僕の学部ゼミは、最終レポートをそのまま小冊子としてまとめることにしている)。
で、研究室に帰って自分のお勉強しようと思ったら、僕から借りた本の返却だとか、来月の学会での発表とかの相談に次々と学生が来て(H川君、S田君、H松さん)、仕事にならない。僕もヤケになって、19世紀末から20世紀初頭の怪しげなスピリチュアリズムだとか、オカルティズムについて、てきとーに喋り散らす(一応、アカデミックな話題にはしたつもり。例えば神智学・人智学とか、ユングをはじめとするエラノス・サークルの話とか。上山安敏先生の受け売りばかりだが)。
放課後は姉妹校の医大で生協理事会。これがやたら長くて、睡眠不足だった僕は撃沈。報告事項であんなに時間を奪うのは無しだぜ・・・。U田先生曰く「世の中には「会議を長くすることを気にしない人」と「会議を早く終わらせることを気づかう人」の二種類いるんだけど、前者は後者が存在することにまったく気づかないのがほんとうに不思議です」。同感です。「灰色の服を着た時間泥棒」というファンシーなフレーズが頭を駆けめぐる(元ネタ、判りますか?)。ヘロヘロになって帰宅。