植民地期の文学
僕は文学(研究)方面には疎い人間だが、以下の本をいただく。目次を拝見しただけだが、なかなか面白いものがありそう。
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 雑誌
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《座談会》日韓トランスナショナル
千政煥・權明娥・内藤千珠子・紅野謙介(司会)
高榮蘭・沈池娟(通訳)一九二〇年代・〈大正期〉文学の臨界点―虐殺・テロリズム・「怪写真」― 紅野謙介
風説・訪問・新聞・檄文―三・一運動前後におけるメディアと文化的アイデンティティ― 千政煥
植民地朝鮮における個人・民族・人類の構造―一九一〇年代の進化論への省察と三・一運動― 權ボドゥレ
「風紀紊乱」と情念の居場所(アドレス)―愛の空間からアゴラにいたる風俗統制の力学― 權明娥
近代詩歌の不穏性と植民地検閲―『諺文新聞の詩歌』(一九三一年)の分析― 韓基亨
出版帝国の「戦争」―一九三〇年前後の改造社と山本実彦『満・鮮』から― 高榮蘭
甲斐のない多忙―戦時下日本語文学論序説― 五味渕典嗣
水に沈む錦魚―林芙美子『牡蠣』と負の移動― 内藤千珠子
〈農民〉のリアリティ―島木健作「生活の探求」にみる「民衆」― 中谷いずみ
監獄,あるいは不在の時間―植民地朝鮮における社会主義者の表象とその可能性をめぐって― 李惠鈴