美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

おもーさま

通勤途中で寄った本屋で見つけて「資料」として購入。

萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母(文藝別冊)

萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母(文藝別冊)

実は僕、萩尾先生の熱心な読者であったことはない(実物を拝見した数少ないマンガ家ではあるが。十数年前のことだが、池袋のLIBROで本を選んでおいでだった)。読んだものを指折り数えても『トーマの心臓』、『スター・レッド』(これを貸してくれたのは、確か学科の同級生だったT澤)、『銀の三角』、『イグアナの娘』くらいじゃないかなあ(しかも『銀の三角』はzabadakがモチーフにしたから読んだという遡りっぷりだ)。妻は『残酷な神が支配する』を持っているけど、僕はまだ手が付けられず。いわゆる「24年組」では、僕は山岸凉子先生だけを偏愛して今に至っているが、萩尾先生がとてつもない才能の持ち主であることは贅言を要すまい。これからはこのムックを元に、遡って「勉強」するつもり。マンガ読みを自認する割には、この辺り(の教養)が著しくかけてるんだよね。

追記:早速夜に、以下のものを購入。これから読みます。

半神 (小学館文庫)

半神 (小学館文庫)

11月のギムナジウム (小学館文庫)

11月のギムナジウム (小学館文庫)