美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

偽史・トラウマ・安楽死など

今年に入って初めての学術書の注文。

近代宗教・オカルトと偽史は「相性が良い」ので、僕も何となくは気にしていたが、知り合いを含めた皆さんでやったシンポの結実がでたので購入。中村さんのお名前は聞いていたが、とうとう鶴首して待っていた博士論文の刊行。
安楽死を遂げるまで

安楽死を遂げるまで

これはドキュメントだが、生命倫理の専門家もお勧めしていたので購入。早世してしまった山根さんという方の遺稿集。友人の板垣竜太君たちが編集。何度か学会でお会いしている金さんの本。似たテーマでは、小野容照君の本『帝国日本と朝鮮野球 - 憧憬とナショナリズムの隘路 (中公叢書)』もあるが(去年彼からもらった)、朝鮮の近代スポーツ史も徐々に分厚くなってきているな。一応僕も大谷派門徒だし、あと「内部からの告発・改革」にも注目しているので、購入。
幼なじみ萌え ラブコメ恋愛文化史

幼なじみ萌え ラブコメ恋愛文化史

「幼なじみ」って、確かに深く考えたことなかったんだけど、重要な「属性」だよな。
日本神話はいかに描かれてきたか: 近代国家が求めたイメージ (新潮選書)

日本神話はいかに描かれてきたか: 近代国家が求めたイメージ (新潮選書)

こういう「近代が古代や神話にどういうイメージを投射したか」というのは常に僕も気にしているテーマ。
原発事故と科学的方法 (岩波科学ライブラリー)

原発事故と科学的方法 (岩波科学ライブラリー)

Twitterも時々拝見しているが、牧野先生の最初の本に戻って「復習」したくなったので。