宇宙ニュースの小部屋 RSSフィード

2017-01-21-Sat

ULA社, Atlas Vロケットで早期警戒衛星SBIRS GEO Flight 3を打ち上げ

Spaceflightnow(1/21) Spaceflightnow(1/17) SpaceNews(1/19)

打上げは1/20に予定されていたが、エンジン予冷中のセンサ不良問題(Atlasのエンジン予冷はタンク充填後のL-50分程度に開始)でT-4分の計画ホールド(30分間)が延長されて、打上げ時刻は40分間のウィンドウの最後に設定され、再開後のT-3分で飛行機が飛行禁止エリアに侵入して打上げ中止となったため、翌日に再度打ち上げ作業を実施した。

加UrtheCast社, 計画中のコンステレーション衛星の最初の2機を政府関係機関に販売

SpaceNews(1/19)

ISSでのセンサを運用するUrtheCast社は、同社が計画中のOptiSARコンステレーション(16機)の最初の2機を非開示の政府機関に販売したと発表。契約額は$180M。コンステレーションの共同運用も含まれる。

OHB社, SmallGEOの製造期間を3年に短縮する計画と発表

SpaceNews(1/19)

初号機の開発には7年かかったが量産機では短縮する計画。初号機で得られたペイロードインテグレーションの教訓を反映する。初号機のHispasat 36W-1は当初計画から約4年遅れて1/27に打上げ予定。

中国,8月に打ち上げた量子通信衛星の運用を開始

SpaceDaily(1/19)

8月に打上げたQuantum Experiments at Space Scale (QUESS) 衛星の初期試験を完了して運用を開始。

中国, 同国初の物資輸送機を工場から出荷

SpaceDaily(1/18)

Tianzhou-1と呼ばれる物資輸送船。打上げ時質量は13tonで、物資搭載量は6ton。Tiangong-2宇宙機にドッキングして燃料補給などを行う。

ロシア, Progress打ち上げ失敗の処置として2機のSoyuzロケットのエンジンを交換

Spaceflightnow(1/17)

Progressの事故はSoyuzの3段エンジン(RD-0110)が原因となっていたため、別のロットのエンジンと入れ替える。

NASA, Boeing社からのSoyuz宇宙船購入提案を受け入れることを検討中

SpaceNews(1/17)

2017年秋と2018年春の1つずつの計2座席+オプションで2019年の3座席。Boeing社はこれらの座席の権利をRSC EnergiaからSea Launchの負債に関わる法廷闘争の結果獲得し、その後、NASAにこれらの座席の販売を提案していた。これによりロシアはクルー削減で空いた座席を売れることになり、NASAは米国側クルー数増加を早期に実現できることになるとともに、Commercial Crew開発遅れ時のバックアップ案となる。

SpaceX社, Falcon 9ロケットの打ち上げ再開。Iridium NEXT衛星10機を打ち上げ

Spaceflightnow(1/14)

VAFBから打ち上げ再開し、1段機体の洋上回収にも成功。2段エンジンはT+52分に3秒間再着火して高度625kmの極軌道に投入した。

2017-01-14-Sat

Moon Express社,Google Lunar X Prizeを継続するための資金調達を完了

SpaceNews(1/13)

2017年10月にニュージーランドからRocket Lab社のElectronロケットで打ち上げ予定

NASA Safety Panel, Falcon 9有人ミッションの推進薬充填プロセスに懸念を表明

SpaceNews(1/13)

従来の有人ロケットと異なり、クルー搭乗後に推進薬を充填する計画としていることに対して、過冷却推進薬充填に伴う動的熱影響が十分に理解されていない、としている。

米政府,衛星部品のITAR対象品リスト(USML)を一部変更

SpaceNews(1/13)

従来口径0.35m以上の光学系はITAR対象だったのが0.5m以上に緩和された。ただし、産業界が期待していた1.1m程度よりは小さく抑えられた。

Planet社, Terra Bella社(旧Skybox Imaging社)を買収する交渉中

SpaceNews(1/12) Bloomberg(1/10)

Planet社は従業員375人で61機の小型衛星(Dove)と旧RapidEye社のコンステレーションを運用中。Terra Bella社は従業員125人で7機の衛星を運用中。

内部情報によると、Terra Bellaの親会社であるAlphaet社(Googleの親会社)が売却を持ちかけた模様で、Googleは自社衛星を持つ事業モデルから衛星運用会社に出資する方向に方向転換したものと見られる。

NASA,ARM(Asteroid Redirect Mission)の契約を数か月延期

SpaceNews(1/12)

NASAのFY2017予算は現在も暫定予算(CR)の状態であることが原因。全体のスケジュールに影響はない。

Roscosmos, Soyuz/Progress打ち上げ失敗の原因はエンジンが原因と発表

TASS通信(1/11)

エンジン破壊に伴う破片で酸化剤タンクが開口したとのこと。酸素ポンプへの異物侵入もしくはクリアランス設定不良があった可能性が考えられている。

<quote>The panel of inquiry has arrived at the conclusion that the oxidizer tank of the third-stage engine was ripped open with an impact of fragments that emerged with the destruction of engine 11D55 as a result of combustion and further destruction of the oxidizer pump. The oxidizer pump may have caught fire for various reasons, such as the likely presence of foreign particles inside or violation of the engine 11D55’s assembly procedures (wrong clearance between parts or the rotor’s unbalance and runout). Defective workmanship manifested itself in flight," the report runs.</quote>

CNES, ISROとの協力関係を強化

SpaceNews(1/10)

インドのGoogle Lunar X Prizeチームにカメラを提供するとともに、再使用輸送系の研究のためのインドと共同のワーキンググループを設立。

産総研,アクセルスペース社と衛星画像の画像処理に関する共同研究契約を締結

産総研プレスリリース(1/10)

複数の超小型衛星により取得される高頻度・高分解能の衛星画像上で、自動物体認識などを行う研究開発を進めるとのこと。

スペインのPLD Space社, 再使用型サブオービタルロケットArion 1の開発費を調達

SpaceNews(1/9)

Arion 1はケロシン燃料の単段式再使用型サブオービタルロケットで、200kgのペイロードを最高高度250kmの経路に輸送可能。同社は後継機の3段式ロケットArion 2でLEO 150kgの打上げ能力を持つロケットの開発を目指している。

2017-01-07-Sat

FAA, SpaceX社の事故調査結果を承認。1/9のIridium NEXT衛星打ち上げで飛行再開予定

Spaceflightnow(1/6) SpaceNews(1/6)

LOX中のCFRP気蓄器(COPV)のALライナがバックリングしてできた空隙にLOXが入り込み(場合によってはSOX化し)、気蓄器が加圧された際のCFRP繊維破断もしくは摩擦による熱でLOXが着火したと推定。

Iridium打上げ用ロケットは1/5に燃焼試験を実施(衛星は非搭載)。

SpaceXの調査結果プレスリリース:SpaceXプレスリリース(1/2)

是正処置は気蓄器充填運用の変更を過去の実績ある方法に戻す(充填温度を上げるが時間はかかるようになる)こととしており、将来的には気蓄器の設計を見直してライナーがバックリングしないようにすることで急速充填運用に戻す計画。

Arianespace社, Sky Perfect JSATとIntelsatから打上げを受注。2017年は年間12機打上げ予定

SpaceNews(1/4)

Intelsat-39 (SS/L社製)は2018年後半に、JCsat-17(Lockheed Martin社製)は2019年に打上げ予定。

2017年の同社の打上げは、7機のAriane 5、3機のVega、2機のSoyuzの予定。また、現時点の同社のバックログは55機だが、そのうち21機はOneWeb衛星打ち上げ用のSoyuz機体。

NASA, Discoveryプログラムで小惑星探査ミッション2つを選定

SpaceNews(1/4)

LucyとPsycheの2つでそれぞれ$450Mの費用上限がある。

Lucyは2021年に打上げられて2025年にメインベルトの小惑星を探査した後、木星と同じ軌道上にあるトロヤ群の小惑星に向かう。2027から2033年にかけて6個のトロヤ群小惑星を探査予定。

Psycheは2023年に打上げられ、2030年にメインベルトの小惑星Psyche(初期太陽系形成時に破壊された小型惑星の核だと考えられており金属核が露出している)に到着して探査を行う。

NASA, 次のX線天文衛星にIXPEを選定

SpaceNews(1/4)

Imaging X-ray Polarimetry Explorer (IXPE)はX線の偏波を観測する。

インド, PSLVで同時に103機の衛星を打ち上げ予定

SpaceDaily(1/4)

成功すれば、1機のロケットで打ち上げた衛星数の世界記録。大多数は商業用小型衛星。

NASA, 再整備したスペースシャトルOMSエンジンをOrion SM用にドイツに輸送

Spaceflightnow(1/2)

Orion Service Moduleは主推進系にスペースシャトル用OMSエンジンを使うため、再整備したエンジンをNASAからAirbus DS社の工場に輸送。当該エンジンは過去19回のシャトルミッションで使用したもの。

ブラジルの衛星メーカVisiona Tecnologia Espacial社, リモセン衛星や小型衛星に進出を計画

SpaceNews(12/30)

Visiona社はブラジル国内で静止衛星製造技術を獲得するために2012年に設立され、現在、Thales Alenia Space社でブラジル人エンジニア育成を兼ねて軍用通信衛星を製造している。この衛星が3月に打上げられることから、継続的な技術蓄積のためにリモセン衛星や小型衛星分野への進出を計画中。同社にはブラジル宇宙機関であるINPEでリモセン衛星を開発していたメンバーが集まっている。

2016-12-30-Fri

中国,長征2Dロケットによる地球観測衛星の軌道投入に失敗

Spaceflightnow(12/28)

高度約500kmのSSOに投入する計画だったところ、近地点214km、遠地点524kmの楕円軌道に投入された。

Orbital ATK社, Pegasus XLを退役させる予定はないと表明

Spaceflightnow(12/27)

現在は2017年半ばに計画されている打上げの後の予定はない。Pegasusは1996年から2006年までに28回打ち上げられたが、2007年から2016年の10年間では6回しか使用されていない。

一方で同社はStratolaunch社にPegasusロケットを提供する計画。

ILS社, Protonロケットの飛行再開を12月から来年に延期

Spaceflightnow(12/26) SpaceNews(12/28)

当初打上げ日は12/22でその後12/28に延期になっていたが、ロケット側に追加の点検が必要になったとのこと。打ち上げ日は未定。衛星EchoStar 21は既に推進薬を充填してフェアリングに収缶済。なお、6月のIntelsat打上げ時の2段エンジン早期停止の問題とは無関係とのこと。

2016-12-24-Sat

イスラエルSpacecom社,Ex-Im資金を使わずにBoeingから衛星調達することを決定

SpaceNews(12/22) SpaceNews(12/21)

Amos-5の後継機であるAmos-17。米国の輸出入銀行(Export-Import Bank)が2015年に融資を停止してから米国の衛星メーカは海外からの受注に苦労しているが、Spacecom社は調達期間が短いメリットを優先してEx-Imの融資なしで米国メーカを選定。

日本のGLXP参加チームのHAKUTO, 打上げロケットを確保

SpaceNews(12/20)

インドのTeamIndusと一緒にPSLVで打ち上げる。GLXPチームの中で打ち上げロケットを確保したのは5チーム目。

OneWeb社,ソフトバンクなどから$1.2Bの出資を確保

SpaceNews(12/19)

ソフトバンクはこのうち$1Bを提供し、OneWeb社の戦略的パートナーになるとともに、経営層に自社からRonald Fisher氏を送り込む。

OneWeb社が900機の衛星コンステレーション構築に必要と見積もる想定コスト$2.5〜3.5Bのうち、これで$1.7Bが確保されたことになる。残りの資金は有利子負債を使用する予定で、当面資金調達は行わない計画とのこと。

2016-12-18-Sun

JAXAとispace社,月面資源利用で協力覚書を締結

NHK(12/16)

ispace社はGoogle Lunar X Prizeに日本から参加しているHAKUTOの運営企業。

Eumetsat社, Metop-A気象衛星の軌道を変更して寿命延長とデオービットを実施することを決定

SpaceNews(12/16)

設計寿命5年のMetop-A衛星は、既に打ち上げて10年が計画するが、この軌道変更で2〜3年運用期間を延長するとともに、当初計画になかったミッション終了後のデオービットにも対応する計画。

衛星は現在SSOに投入されているが、近地点高度を下げ、25年ルールに適合させる。

Boeing社/NASA, SLSコアステージの組立開始を準備中

NASA Spaceflight(12/16)

初号機用機体と確性試験用機体を並行して製造中。LH2タンクはFSW接合(Self-reacting FSW)まで完了してFSWピンのプラグ溶接中。LOXタンクは工作試験での課題を解決中。厚肉(0.625inch; LH2タンクは0.500inch)のFSW接合で技術的課題が出ているとのこと。

SpaceX社, Crew Dragonの有人試験機打上げを2018年5月に延期

Spaceflightnow(12/13) SpaceNews(12/13)

Commercial Crewを受注しているもう一社のBoeing社も有人試験機を2018年に延期することを既に発表済。NASAが確保しているSoyuzの座席は2018年までのため、余裕がなくなってきている。

また、Crew Dragonに関しては、乗員搭乗後にロケットに推進薬を充填することに対して安全性の観点でNASAのISS諮問委員会が問題視しており、SpaceX社が説明を続けているが、現時点未解決。

Rocket Lab社, 1段エンジンの認定試験を完了。来年初頭にElectronロケットを打上げ予定

SpaceNews(12/13)

現在米国とニュージーランドの当局からの許可を待っている状態。Electronは小型衛星用ロケットで高度500kmに150kgを打上げ可能。公開価格は$4.9M。エンジンはRutherfordエンジンで、1段に9機、2段に真空仕様を1機搭載する。ロケットはニュージーランドのMahia半島に同社が建設した射点から打ち上げる。

NASA, ESAの計画中止でも、小惑星探査機の開発を単独で継続

SpaceNews(12/13)

NASAのDouble Asteroid Redirection Test (DART)とESAのAsteroid Impact Mission (AIM)は共同ミッションの計画だったが、ESAはAIMに費用を認めないことを12/2の閣僚会議で決定した。計画ではAIMが先に軌道に入り、小惑星に衝突するDARTを観測する構想だったが、AIMが実施されない場合には地上の望遠鏡などでの観測に切り替えて継続するとのこと。

NASA, Landsat 7への燃料補給衛星Restore-Lの開発をSS/L社に発注することを決定

Spaceflightnow(12/9)

2020年に燃料補給することをターゲットに開発。ロボティクス部分にはNASA GoddardがISSで実施するデモンストレーションの成果を反映する。

Restore-LはLandsat7にランデブー後、MLIを破って燃料タンクに繋がるキャップを壊し、燃料を充填後に、再度タンクを封止する。

なお、既に計画を発表しているOrbital ATK社のMEV 1は、ドッキング先に燃料を補給するのではなく、キックモータにドッキングして、自身が衛星のサービスモジュールとして機能するコンセプト。

2016-12-10-Sat

Inmarsat社, Sバンド衛星の打ち上げロケットをFalcon HeavyからAriane 5に変更

Spaceflightnow(12/9)

欧州の規制当局からの当初の打上げ期限は今年末。Ariane 5での打上げは2017年半ばであり期限が延長されたのかどうかは不明。衛星は5.9tonでHellas-Sat社との共同所有。

Orbital ATK社, NROからMinotaur 1ロケット打上げ契約を受注

SpaceNews(12/9)

打ち上げ時期は2年以内だが詳細は不明。打上げ価格は$29.2M。Minotaur 1の前回の打上げは2013年11月。また、同ロケットは、VAFB, Wallops, Kodiak(アラスカ)の3箇所の射点から打ち上げられたことがある。

ULA社, Delta IVロケットで軍用通信衛星WGS 8を打ち上げ

Spaceflightnow(12/8) Mission Overview (ULA)

ロケットは Delta IV Medium+ (5,4)形態で、遠地点高度約44000kmのスーパーシンクロナス軌道に投入。

欧州委員会(EC),欧州共同軍事通信衛星網構想を積極的に検討中

SpaceNews(12/8)

各国がすでに持っている軍事通信衛星をネットワーク化する案と、民間衛星通信事業者に委託する案で検討中

SpaceX社, Falcon 9の飛行再開を1月初旬に再設定

Spaceflightnow(12/7) SpaceNews(12/7)

当初12/16をターゲットにしていたが、9/1の爆発事故に関するFAAからの認可取得に時間を要しており、スケジュールを見直し。

Spire社, 航空機追跡サービスへの参入を表明

SpaceNews(12/6)

Spire Global社はCubesatコンステレーションによる気象および船舶追跡データ(AIS)提供サービスを構築中だが、今後打上げる衛星にADS-B受信機を搭載することで、航空機追跡サービスにも参入すると表明。2017年末までに25機, 2018年末までに50機の衛星を打ち上げ、2018年11月から適用されるICAOの規定「大洋上を飛行する航空機は15分毎に位置情報を提供すること」に対応する。

Iridium社も、子会社のAireon社を通して、Iridium Next衛星に搭載したADS-B受信機で同様のサービスを計画しており、競合することになる。

Iridium社はリアルタイムでの位置情報提供を計画しているのに対し、Spire社はより安価だが頻度の低いサービスを提供予定。

Aerojet Rocketdyne社, デトネーションエンジンの研究状況の解説記事

Aviation Week & Space Technology(12/5)

デトネーション(爆轟)を利用したエンジンは通常のガスタービンエンジンより効率を向上させられる可能性があるため古くから研究されているが、実用化されたものはまだない。

同社では、昔からある間欠作動式のPDE(Pulse Detonation Engine)ではなく、燃焼室内に旋回流を作るRotating detonation engine (RDE)を、ほぼ7年間研究中。PDEと違って最初に着火したら燃焼継続可能。

今後は、開発初期は地上設備のタービン効率向上に利用して将来は航空機のタービンエンジンやエアブリージングエンジンへの適用を視野に入れて研究中。

2016-12-04-Sun

NASA, Orionによる初回の有人飛行を月周回のみに短縮することを検討

SpaceNews(12/2)

EM-2の計画を変更。地球周回軌道で生命維持装置の試験をした後、月を周回して直接地球に帰還できる軌道に投入のみとして、月周回軌道には投入しない計画に見直し。宇宙飛行士へのリスク低減が目的。なお、EM-1は計画通り無人でDRO (Distant Retrograde Orbit) に投入する予定。

スケジュールは、EM-1が2018年末、EM-2が2021年、EM-3が2023年で、以後、1年毎に打ち上げる構想。Gerstenmaier氏はEM-3を2022年に早めたいとしたが予算に課題があるとのこと。NASAではSLS/Orion/地上設備の運用効率化のためのRFIを11月に出しており、シャトルの運用をUSA社に委託したのと同様の枠組みによるコスト低減が検討されている。

ロシア, Progress輸送船の打上げに失敗

Spaceflightnow(12/1)

Soyuzロケットの第3段エンジンRD-0110の燃焼中にテレメトリを喪失し、機体が大気圏に再投入したことが確認された。Progressと第3段が早期分離した可能性があるとの情報もある。ISS搭乗員の補給物資には当面影響はない。

LEOSAT社とGlobalsatグループ、戦略的提携に合意

SpaceWatch Middle East(12/1)

Globalsatグループは音声・データ・M2M/IOTデータサービスを提供する会社。この合意によりLeosat社はLEOコンステレーションによる衛星ネットワークを提供する代わりに、Globalsat社の所有する市場に参入する。

Airbus Safran Launchers社, CNES所有のArianespace社株式を取得

SpaceWatch Middle East(12/1)

これにより同社株の74%を所有することになる。最終的な手続き完了は12/31。

スペインのベンチャー企業PLD Space社, 小型衛星打上げ用再使用ロケット開発に向け推進中

SpaceNews(11/30)

同社は2011年に設立されて、2013年に1.3Mユーロの資金調達に成功。現在液体推進系の開発中。今年、ESAのFLPPの一部である Liquid Propulsion Stage Recovery (LPSR) の取り纏め社に選定された。LPSRでの研究成果は、サブオービタル機のArion 1および衛星打ち上げ機のArion 2 (150kg @ LEO)の開発に適用される。また、同社は、スペイン国内の$1.56Mの再使用技術研究プログラムにも選定されている。この後、さらに資金調達を行う予定。

Arion 1の打上げ目標は2018年、Arion 2は2020年。初期にパラシュートで減速した後に推力着陸する方法を検討している。価格ターゲットは、Arion 1が5000〜10000ユーロ/kg、Arion 2が35000〜30000ユーロ/kg。

ULA社, AtlasVロケットの価格算出用ウェブサイトを公開

Spaceflightnow(11/30)

このサイトによるとAtlas V 401の価格は最低$109Mから。

コメント

Atlas V 551で計算してみると$153M。ULA ADDED VALUEという、信頼性やスケジュールキープ率や軌道投入精度を価格に換算する数字がありますが、$109Mのロケットに対して$65MのADDED VALUEがあるので、実質$44Mです、というのはだいぶ無理があるような気がします。

中国の小型衛星打ち上げ事業会社、高頻度打ち上げと低価格を宣伝

SpaceNews(11/29)

今年初頭に設立された、小型ロケットによる小型衛星打ち上げを行う会社であるExpace Technology Co. は固体ロケットである Kuaizhou ロケットを使って、$10000/kgでの打上げを計画している。

Expace Technology社はCASIC (China Aerospace Science and Industry Corp.)が今年設立した会社で、CAST (China Aerospace Science and Technology Corp.)の一部門であるCGWIC (China Great Wall Industry Corp.)に続く、中国で2番目の商業打上げ事業者。同社ではすでに最初の契約を$14.5M程度で受注済。

最新のKuaizhouロケットは高度700kmのSSOに1000kgの打上げ能力を持ち、2017年に初飛行予定。

なお、CGWIC社は米国輸出規制を避けるために、海外の顧客に対してはロケットと衛星をセットで販売しているが、小型衛星では米国部品を使わないものも多いため、Expace社が衛星を販売していなくても打上げサービスを海外に売れる可能性はある。

MHI,2017/1/24にXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」を打ち上げ

防衛省プレスリリース(11/25)

きらめき1号は、Kourouへの輸送中に損傷して修理中のため、打上げは2018年3月〜9月の計画。

Orbital ATK社, ISS離脱後のCygnusから小型衛星を放出

SpaceNews(11/25)

ISS離脱後に高度を上げて、高度500kmにSpire社の小型衛星4機を放出した。

2016-11-26-Sat

ESA,ExoMarsに搭載した火星着陸機の失敗はIMUの出力不良による機体位置誤認識と発表

Spaceflightnow(11/25) SpaceNews(11/23)

Schiaparelli着陸機が極超音速パラシュートとヒートシールドを分離した後の姿勢変化で、IMU出力が約1秒間飽和し、これにより、フライトコンピュータが、まだ落下中に着陸完了したものと判断して、着陸後のシーケンスを走らせてしまったことが原因。

SpaceX社, NASAから地球観測衛星打ち上げを受注

SpaceNews(11/22)

Surface Water and Ocean Topography (SWOT)を2021年にFalcon 9ロケットで打ち上げる

ViaSat社とO3b社,高度8000kmのコンステレーション構想をFCCに提出

SpaceNews(11/21)

ViaSat社はGEOの3機の衛星によるKaバンドサービスを補強するために24機のMEO(高度8200km,傾斜角87度)のコンステレーションを申請。またこのコンステレーションではVバンドを宇宙通信に利用するためのウェーバーも併せて申請。

一方,O3b社は赤道上MEO(8200km)の12機の現有コンステレーションの機数/周波数帯拡張(8機追加)を申請するとともに、高緯度領域へのサービス拡大のための16機のMEO(高度8062km,傾斜角70度)のコンステレーションO3bIと、現コンステレーションとは別の周波数帯を使った赤道上での24機のコンステレーションO3bNをそれぞれ申請。

SpaceX社, 4425機の衛星によるコンステレーション計画をFCCに申請

Spaceflight Insider(11/19)

初期は1600機を展開し、その後に2825機を展開する計画。Ka/Kuバンドを使用してブロードバンド接続サービスを提供する構想。最初の800機を展開した時点で部分的なサービスを開始する構想。

インターステラテクノロジズ, 2017年1月に高度100kmに到達するロケットを大樹町から打上げ

日経新聞(11/11)

全長9.9m, 直径0.5m。エタノール燃料。2020年に小型人工衛星の打ち上げを目指して開発を継続する計画。

2016-11-19-Sat

Vector Space社, 追加出資を確保

SpaceNews(11/18)

総出資額は$2.25Mに到達。これとは別にNASA/DARPAからの契約$2.5Mも受注済。Vector-Rロケット初号機を2017年末に打ち上げるためのRound Aの資金調達は2017年初頭に完了させる計画。

Telesat社, LEOコンステレーションの詳細を公開

SpaceNews(11/17)

FCCへの提出資料で明らかになったもの。117機の衛星を2種類の軌道に投入する。1つ目は高度1000km,軌道傾斜角99.5度で、軌道面は6面、各軌道面に12機を配置する。2つ目は高度1248km,軌道傾斜角37.4度で、軌道面は5面、各軌道面に45機を配置する。同社ではこのシステムは米軍へのサービス提供を念頭に設計したもので、かつ、カナダ政府の計画に沿うものだとしている。

Arianespace社, Ariane 5 ESロケットでGalileo衛星4機を打ち上げ

SpaceNews(11/17)

再着火可能なストアラブル推進系のES形態を利用。4機のGalileo衛星は2機ずつ分離された。Galileo用のディスペンサはAirbus DS社製で435kg。