宇宙ニュースの小部屋 RSSフィード

2017-02-19-Sun

SpaceX社, Red Dragon火星探査初号機を2018年から2020年に延期

Fortune(2/19)

記者会見で社長のShotwell氏が発表

コメント

現状ではFalcon Heavyの初号機が2017年末、Dragon 2の有人飛行が2018年末なので、FHとDragon 2(の第2世代であるパワードランディング型)をベースにしているRed Dragonは更にその後、というのは自然な流れですね。

2017-02-18-Sat

NASA, Junoを現在の木星周回軌道にとどめることを決定

SpaceNews(2/17)

メインエンジンシステムに対する懸念から、当初計画していた軌道周期を短くする燃焼を延期してきたが、リスクに対して得られるものが小さいとの判断から、エンジン燃焼は行わないことを決定。

懸念されているのは、エンジンの推進薬を加圧するラインのチェック弁で、エンジン燃焼前の準備でこれらのバルブの開速度が遅いことが判明していた。このため、加圧制御を行わずにブローダウンで燃焼させることも検討したが、エンジンに問題が生じる可能性があることから採用されなかった。

なお、この問題と、最近GEO衛星で発生しているアポジエンジンの問題とは関連はない。

Rocket Lab社, Electronロケット初号機を射場に出荷

SpaceNews(2/16)

"It's a Test"と名付けられた1号機は射場に到着して、フライト前試験を開始。全部で3回の打上げ試験を計画しており、徐々に高度を上げ、ペイロード質量を重くする。ただし、試験飛行3回のうち、ペイロードを搭載しない試験飛行は初回のみで、2回目と3回目はペイロードを搭載予定。

計画通りに進めば、2017年は試験機3機と運用機4機、2018年は運用機13機以上を打ち上げる計画であり、同社は72時間毎に打ち上げる許可を政府から取得済。

NASA, Commercial Crewの開発遅れに対するコンティンジェンシプランを検討中

SpaceNews(2/16)

2/16に発行されたGAO報告書に対応したもので、CST-100とDragon 2の開発がSoyuz打上げを確保できている2018年末より後ろに遅れた場合の、ISS運用継続のためのコンティンジェンシプランを3/13までに検討する。BoeingとSpaceXは2018年中に有人試験飛行を行って認定を取得するとしているが、GAOはスケジュールが遅れて認定が2019年にずれるリスクがあると評価している。

GAOが指摘した主要リスクは以下の通り:

CST-100:パラシュートシステムに対する十分なデータが取得できるかとAtlas VのRD-180エンジンが有人要求に適合していることを証明できる設計情報が入手できるか。

Dragon 2:Falcon 9の設計に関する問題とクルー搭乗後に推進薬を充填する計画

インド,PSLV XLロケットで104個の衛星を打上げ

Spaceflightnow(2/15)

主衛星はCartosat 2Dだが、Planet社の88機のDove衛星をはじめとする101個のCubeSatが、25個のQuadPacks(オランダ製)から数秒おきに放出された。

衛星分離ビデオ:Spaceflightnow(2/16)

PSLV XLは4段式のコアステージ(1段:固体,2段:液体(N2H4/NTO),3段:固体,4段:液体)に6本の補助ブースタが装着されている(4本は地上着火,2本はL/Oの25秒後に着火)。

Planet社のDove衛星のうち軌道上稼働中の衛星は今回の打上げで144機になる。

NASA, SLS初号機にクルーを搭乗させる場合の影響評価を実施中

SpaceNews(2/15)

SLS初号機用のOrionには完全なECLSSシステムが搭載されていなかったり、上段ステージとして使うICPSには有人要求が考慮されていなかったりするため、課題は多い見通し。

JAXA, SS520 4号機による超小型衛星打ち上げ失敗の原因を電源ケーブルの被覆損傷と発表

時事通信(2/13)

ロケット内部にケーブルを引き込むための引き込み穴の縁が、電源ケーブルとこすれて、ケーブルの絶縁用の被覆が損傷し、電源系がショートしたものと推定。4号機では、衛星打ち上げのために電源ケーブルを細くする軽量化や、引き込み穴の位置・形状の変更などを実施してた。

2017-02-11-Sat

DARPA, 衛星サービスミッションのパートナーにSSL社を選定

SpaceNews(2/9)

DARPAのRobotic Servicing of Geosynchronous Satellites (RSGS) programに対してはOrbital ATK社が民業圧迫として提訴している(SpaceNews(2/8))。同計画では、軌道上の衛星に接近し、観察・修理・ペイロード追加などのサービスのデモを実施予定。また、SSL社は商業利用を想定して同衛星に推進薬補給機能を追加しており、DAPRAのためのデモ終了後、民間業務に利用可能となる。

KHI,デブリ除去衛星を開発する計画

日経新聞(2/7)

3年以内に試験機打上げを目指し、約100kg級で価格は数十億円程度を目指す、とのこと。

NASA, NanoRacks社とBoeing社が共同開発したエアロックをISSに結合することに合意

Spaceflightnow(2/6)

エアロックは2019年にISSに結合して小型衛星の放出を行う予定。打上げはDragonの非与圧貨物室で行い、Tranquilityモジュール(Node 3)に装着される。

JAXA, HTV-6ミッションを再突入で終了。テザー伸展実験(KITE)は不調

Spaceflightnow(2/6)

エンドマスを固定している4本のボルトのうち1本に問題が発生してテザーが伸展されなかった。

2017-02-05-Sun

Orbital ATK社, Antaresの能力向上を2019年に向けて実施中

NASA Spaceflight(2/3)

Cygnus輸送能力向上が目的。1段ステージの構造補強、エンジン改良、レイトカーゴ搭載ができるようなフェアリング改修、などが含まれ、Antaresの型番は現在のAntares 200シリーズからAntares 300シリーズになる予定。

GAO, SpaceX社Merlinエンジンの欠陥への懸念を表明

SpaceNews(2/3)

Merlinエンジンのタービンブレードにクラックが発見されており、有人飛行に向けては設計変更が必要とのこと。同社によれば、同社エンジンはこの種のロバストであるが事象が発生しないようにするための設計変更を進めている、とのこと。

SpaceX社, 3月の再使用1段機体打上げに向けてステージ燃焼試験を実施

Spaceflightnow(2/3)

3月にSES 10を打ち上げる予定の1段機体は、2016年4月にDragonをISSに輸送するときに使われたもの。再使用する機体に対する試験は通常のフライト機体と同じプロセスとしているが、その他の回収機体では詳細な検査を行っており、昨年5月にJSATの衛星を打ち上げた機体は既に最低7回の燃焼試験を実施した。

SpaceX社が有人打上げを実行するまでの課題

AviationWeek(2/2)

LOXタンク内気蓄器、および、クルー搭乗後に推進薬を充填するプロセスの問題を踏まえ、NASAの上級マネージャの中には課題解決までの道のりを「崖」のようだと表現する人もいる。

打ち上げ手段不足で小型衛星市場予測の伸びが鈍化

SpaceNews(2/2)

SpaceWorks Enterprises Inc. が発表した予測によると、50kg以下の小型衛星の今後7年間での打上げ予測数は昨年より20%減。主要な要因は打ち上げ手段がないこと。小型衛星の打上げ数は、2014年158機、2015年131機、2016年101機と減少している。今年は182機と上昇する見通しだが、ロケット・衛星双方の遅れにより、伸びは以前の予測より鈍化する見通し。

また、打上げ手段の制約の他にも、構想検討が進む中で当初小型衛星でコンステレーションを計画していたものの50kgを超過する衛星での構想に見直されて「小型衛星」のカテゴリーに入らなくなった計画があることも影響している。

ただし、今年は、PSLVによる103機の衛星打ち上げや、Falcon 9/Sherpaによる90機の衛星打ち上げが計画されていることから、小型衛星の打上げ数は増加する見通し。

フランスの再使用エンジン開発計画Prometheus, ESAプロジェクトに昇格

SpaceNews(2/1)

CNESとASL社が2015年から実施しているLOX/LCH4再使用エンジン開発計画のPrometheusは、ESAのFLPP(Future Launchers Preparatory Program)に採用され、ESA予算が投入されることになった。2020年の燃焼試験に向けて85Mユーロが投入される予定。Prometheusのターゲット価格は1Mユーロ。

欧州では再使用型機体に対しては経済的な成立性の目途がついていないことから慎重な立場をとっているが、並行して技術開発は進める方針としている。

Iridium社, 8機目のFalcon 9による打上げを契約。リモセン衛星とデュアルロンチ

SpaceNews(1/31)

打上げは2018年で、NASAとドイツの共同ミッションであるGravity Recovery and Climate Experiment Follow-On (GRACE-FO) と一緒に5機のIridium NEXT衛星を打ち上げる。GRACE-FOは490km/89degだが、Iridium NEXTは780km/86.4degであり、上段ステージの再着火が必要。

GRACE-FOは当初Dneprロケットでの打上げを想定していたが、同ロケットの打上げ許可を得られる目途がないことからFalcon 9に変更している。なお、Iridium社も当初最初の2機を先行検証用にDneprで打上げる予定だったが、同様の理由で、Falcon 9で最初から10機を打ち上げる計画に変更している。

Intelsat社, 主エンジンが故障したIntelsat 33eの運用を開始

Spaceflightnow(1/30)

主エンジンのMoog社製Lerosエンジンが故障したためRCSで静止軌道に投入。寿命が18ヶ月ほど短くなったとみられ、詳細評価中。なお、同エンジンを利用している木星探査機Junoは主エンジン作動による軌道変更を延期中。

SpaceX社, KSCからのロケット打上げ順序を変更

Spaceflightnow(1/29)

KSCから打ち上げる初号機はDragonのISS輸送ミッションとなり、EchoStar打上げは2月末、そのあとにSES 10の予定。

KSC射点はもともとFalcon Heavy用にNASAから借用していたが、昨年のCCAFSでの爆発事故を受け、CCAFS射点が復旧するまではFalcon 9の東海岸唯一の射点。ハンガーではFalcon 9のコア機体を5機同時整備可能。

SpaceX社, 打上げ能力を向上したFalcon 9 Block 5を今年中に打ち上げ予定

Spaceflight Insider(1/28)

Elon Musk氏によれば、EchoStar23のような1段使い捨てミッションは、Block 5とFalcon Heavy導入後にはなくなるだろう、とのこと。Block 5では打上げ能力の向上と再使用性の向上のための設計変更が行われる予定。

Arianespace社, SoyuzロケットでSmallGEOバスの初号機Hispasat 36W-1を打ち上げ

Spaceflightnow(1/28) SpaceNews(1/28)

ArianespaceがSoyuzロケットでGTOに打上げた初のミッションであるとともに、OHB社がESAとのPPP契約で開発した小型GTOバスであるSmallGEOの初号機。この開発完了で、これまでフランス(ADS社, TAS社)が独占してきた商業GEO衛星の製造能力をドイツも獲得した。また、SmallGEOバスをベースとした全電気推進バスのElectraは2021年打上げを目指して開発中。

インド, GSLV Mk IIIの上段ステージ燃焼試験を開始

SpaceRef(1/27)

C25と呼ばれるLOX/LH2国産ステージで、50秒の燃焼試験を実施。次回は640秒のフルデュレーション試験の予定。

2017-01-28-Sat

ロシア,エンジン材料の不適切な変更によりProtonロケット打ち上げを夏まで延期する可能性

SpaceNews(1/27) RussianSpaceWeb(1/27)

エンジン製造メーカVoronezh Mechanical Plant (VMP)がエンジン部品の材料を不適切に安価な材料に変更したことでProtonロケットの2段・3段用エンジンの燃焼試験で事故が発生した模様。なお、2015年のProtonの失敗も、ターボポンプシャフトに品質の低い材料が使われたことが原因とされている。Roscosmosは同社が過去数年に製造した数十台のエンジンをリコールすることを決定するとともに、別のロケットエンジン会社であるNPO Energomashの専門家による品質サーベイを実施する。これによりProtonの打ち上げ再開は早くても6〜7月ごろになる模様。

中国, 11月に月サンプルリターン機Chang'e 5を長征5号で打ち上げる計画

Spaceflightnow(1/25)

探査機は8.2ton。月面着陸後、サンプルをカプセルに採取し、月周回軌道上で待つ帰還機とドッキングする。中国は2018年に月面ローバーChang'e 3の予備機であったChang'e 4を月の裏側に着陸させる計画。また、Chang'e 5が成功した場合、予備機のChang'e 6を月の裏側に着陸させる構想も持っている。

Google Lunar X Prize, 最終候補5チームを発表

SpaceNews(1/25)

昨年中に打上げ手段を確保したことが確認された5チームを発表。今年末までの打上げがPrize獲得の条件。

(1)SpaceIL (Falcon 9)

(2)MoonExpress (Electron (Rocket Labs社))

(3)Synergy Moon (Neptune 8 (Interorbital Systems社))

(4)TeamIndus (PSLV)

(5)Team Hakuto (TeamIndusのランダーに相乗り)

ESA, Galileo一部機種でのルビジウム原子時計動作不良原因を調査中

Spaceflightnow(1/23)

5機の衛星のルビジウム原子時計が動作停止。Galileoは冗長系として衛星あたり4個の時計(ルビジウム原子時計2個と水素メーザー時計2個)を有しているためシステムへの影響はない。故障は地上での試験手順が原因で、対象となる衛星は限定されるとのこと。

2017-01-21-Sat

ULA社, Atlas Vロケットで早期警戒衛星SBIRS GEO Flight 3を打ち上げ

Spaceflightnow(1/21) Spaceflightnow(1/17) SpaceNews(1/19)

打上げは1/20に予定されていたが、エンジン予冷中のセンサ不良問題(Atlasのエンジン予冷はタンク充填後のL-50分程度に開始)でT-4分の計画ホールド(30分間)が延長されて、打上げ時刻は40分間のウィンドウの最後に設定され、再開後のT-3分で飛行機が飛行禁止エリアに侵入して打上げ中止となったため、翌日に再度打ち上げ作業を実施した。

加UrtheCast社, 計画中のコンステレーション衛星の最初の2機を政府関係機関に販売

SpaceNews(1/19)

ISSでのセンサを運用するUrtheCast社は、同社が計画中のOptiSARコンステレーション(16機)の最初の2機を非開示の政府機関に販売したと発表。契約額は$180M。コンステレーションの共同運用も含まれる。

OHB社, SmallGEOの製造期間を3年に短縮する計画と発表

SpaceNews(1/19)

初号機の開発には7年かかったが量産機では短縮する計画。初号機で得られたペイロードインテグレーションの教訓を反映する。初号機のHispasat 36W-1は当初計画から約4年遅れて1/27に打上げ予定。

中国,8月に打ち上げた量子通信衛星の運用を開始

SpaceDaily(1/19)

8月に打上げたQuantum Experiments at Space Scale (QUESS) 衛星の初期試験を完了して運用を開始。

中国, 同国初の物資輸送機を工場から出荷

SpaceDaily(1/18)

Tianzhou-1と呼ばれる物資輸送船。打上げ時質量は13tonで、物資搭載量は6ton。Tiangong-2宇宙機にドッキングして燃料補給などを行う。

ロシア, Progress打ち上げ失敗の処置として2機のSoyuzロケットのエンジンを交換

Spaceflightnow(1/17)

Progressの事故はSoyuzの3段エンジン(RD-0110)が原因となっていたため、別のロットのエンジンと入れ替える。

NASA, Boeing社からのSoyuz宇宙船購入提案を受け入れることを検討中

SpaceNews(1/17)

2017年秋と2018年春の1つずつの計2座席+オプションで2019年の3座席。Boeing社はこれらの座席の権利をRSC EnergiaからSea Launchの負債に関わる法廷闘争の結果獲得し、その後、NASAにこれらの座席の販売を提案していた。これによりロシアはクルー削減で空いた座席を売れることになり、NASAは米国側クルー数増加を早期に実現できることになるとともに、Commercial Crew開発遅れ時のバックアップ案となる。

SpaceX社, Falcon 9ロケットの打ち上げ再開。Iridium NEXT衛星10機を打ち上げ

Spaceflightnow(1/14)

VAFBから打ち上げ再開し、1段機体の洋上回収にも成功。2段エンジンはT+52分に3秒間再着火して高度625kmの極軌道に投入した。

2017-01-14-Sat

Moon Express社,Google Lunar X Prizeを継続するための資金調達を完了

SpaceNews(1/13)

2017年10月にニュージーランドからRocket Lab社のElectronロケットで打ち上げ予定

NASA Safety Panel, Falcon 9有人ミッションの推進薬充填プロセスに懸念を表明

SpaceNews(1/13)

従来の有人ロケットと異なり、クルー搭乗後に推進薬を充填する計画としていることに対して、過冷却推進薬充填に伴う動的熱影響が十分に理解されていない、としている。

米政府,衛星部品のITAR対象品リスト(USML)を一部変更

SpaceNews(1/13)

従来口径0.35m以上の光学系はITAR対象だったのが0.5m以上に緩和された。ただし、産業界が期待していた1.1m程度よりは小さく抑えられた。

Planet社, Terra Bella社(旧Skybox Imaging社)を買収する交渉中

SpaceNews(1/12) Bloomberg(1/10)

Planet社は従業員375人で61機の小型衛星(Dove)と旧RapidEye社のコンステレーションを運用中。Terra Bella社は従業員125人で7機の衛星を運用中。

内部情報によると、Terra Bellaの親会社であるAlphaet社(Googleの親会社)が売却を持ちかけた模様で、Googleは自社衛星を持つ事業モデルから衛星運用会社に出資する方向に方向転換したものと見られる。

NASA,ARM(Asteroid Redirect Mission)の契約を数か月延期

SpaceNews(1/12)

NASAのFY2017予算は現在も暫定予算(CR)の状態であることが原因。全体のスケジュールに影響はない。

Roscosmos, Soyuz/Progress打ち上げ失敗の原因はエンジンが原因と発表

TASS通信(1/11)

エンジン破壊に伴う破片で酸化剤タンクが開口したとのこと。酸素ポンプへの異物侵入もしくはクリアランス設定不良があった可能性が考えられている。

<quote>The panel of inquiry has arrived at the conclusion that the oxidizer tank of the third-stage engine was ripped open with an impact of fragments that emerged with the destruction of engine 11D55 as a result of combustion and further destruction of the oxidizer pump. The oxidizer pump may have caught fire for various reasons, such as the likely presence of foreign particles inside or violation of the engine 11D55’s assembly procedures (wrong clearance between parts or the rotor’s unbalance and runout). Defective workmanship manifested itself in flight," the report runs.</quote>

CNES, ISROとの協力関係を強化

SpaceNews(1/10)

インドのGoogle Lunar X Prizeチームにカメラを提供するとともに、再使用輸送系の研究のためのインドと共同のワーキンググループを設立。

産総研,アクセルスペース社と衛星画像の画像処理に関する共同研究契約を締結

産総研プレスリリース(1/10)

複数の超小型衛星により取得される高頻度・高分解能の衛星画像上で、自動物体認識などを行う研究開発を進めるとのこと。

スペインのPLD Space社, 再使用型サブオービタルロケットArion 1の開発費を調達

SpaceNews(1/9)

Arion 1はケロシン燃料の単段式再使用型サブオービタルロケットで、200kgのペイロードを最高高度250kmの経路に輸送可能。同社は後継機の3段式ロケットArion 2でLEO 150kgの打上げ能力を持つロケットの開発を目指している。

2017-01-07-Sat

FAA, SpaceX社の事故調査結果を承認。1/9のIridium NEXT衛星打ち上げで飛行再開予定

Spaceflightnow(1/6) SpaceNews(1/6)

LOX中のCFRP気蓄器(COPV)のALライナがバックリングしてできた空隙にLOXが入り込み(場合によってはSOX化し)、気蓄器が加圧された際のCFRP繊維破断もしくは摩擦による熱でLOXが着火したと推定。

Iridium打上げ用ロケットは1/5に燃焼試験を実施(衛星は非搭載)。

SpaceXの調査結果プレスリリース:SpaceXプレスリリース(1/2)

是正処置は気蓄器充填運用の変更を過去の実績ある方法に戻す(充填温度を上げるが時間はかかるようになる)こととしており、将来的には気蓄器の設計を見直してライナーがバックリングしないようにすることで急速充填運用に戻す計画。

Arianespace社, Sky Perfect JSATとIntelsatから打上げを受注。2017年は年間12機打上げ予定

SpaceNews(1/4)

Intelsat-39 (SS/L社製)は2018年後半に、JCsat-17(Lockheed Martin社製)は2019年に打上げ予定。

2017年の同社の打上げは、7機のAriane 5、3機のVega、2機のSoyuzの予定。また、現時点の同社のバックログは55機だが、そのうち21機はOneWeb衛星打ち上げ用のSoyuz機体。

NASA, Discoveryプログラムで小惑星探査ミッション2つを選定

SpaceNews(1/4)

LucyとPsycheの2つでそれぞれ$450Mの費用上限がある。

Lucyは2021年に打上げられて2025年にメインベルトの小惑星を探査した後、木星と同じ軌道上にあるトロヤ群の小惑星に向かう。2027から2033年にかけて6個のトロヤ群小惑星を探査予定。

Psycheは2023年に打上げられ、2030年にメインベルトの小惑星Psyche(初期太陽系形成時に破壊された小型惑星の核だと考えられており金属核が露出している)に到着して探査を行う。

NASA, 次のX線天文衛星にIXPEを選定

SpaceNews(1/4)

Imaging X-ray Polarimetry Explorer (IXPE)はX線の偏波を観測する。

インド, PSLVで同時に103機の衛星を打ち上げ予定

SpaceDaily(1/4)

成功すれば、1機のロケットで打ち上げた衛星数の世界記録。大多数は商業用小型衛星。

NASA, 再整備したスペースシャトルOMSエンジンをOrion SM用にドイツに輸送

Spaceflightnow(1/2)

Orion Service Moduleは主推進系にスペースシャトル用OMSエンジンを使うため、再整備したエンジンをNASAからAirbus DS社の工場に輸送。当該エンジンは過去19回のシャトルミッションで使用したもの。

ブラジルの衛星メーカVisiona Tecnologia Espacial社, リモセン衛星や小型衛星に進出を計画

SpaceNews(12/30)

Visiona社はブラジル国内で静止衛星製造技術を獲得するために2012年に設立され、現在、Thales Alenia Space社でブラジル人エンジニア育成を兼ねて軍用通信衛星を製造している。この衛星が3月に打上げられることから、継続的な技術蓄積のためにリモセン衛星や小型衛星分野への進出を計画中。同社にはブラジル宇宙機関であるINPEでリモセン衛星を開発していたメンバーが集まっている。

2016-12-30-Fri

中国,長征2Dロケットによる地球観測衛星の軌道投入に失敗

Spaceflightnow(12/28)

高度約500kmのSSOに投入する計画だったところ、近地点214km、遠地点524kmの楕円軌道に投入された。

Orbital ATK社, Pegasus XLを退役させる予定はないと表明

Spaceflightnow(12/27)

現在は2017年半ばに計画されている打上げの後の予定はない。Pegasusは1996年から2006年までに28回打ち上げられたが、2007年から2016年の10年間では6回しか使用されていない。

一方で同社はStratolaunch社にPegasusロケットを提供する計画。

ILS社, Protonロケットの飛行再開を12月から来年に延期

Spaceflightnow(12/26) SpaceNews(12/28)

当初打上げ日は12/22でその後12/28に延期になっていたが、ロケット側に追加の点検が必要になったとのこと。打ち上げ日は未定。衛星EchoStar 21は既に推進薬を充填してフェアリングに収缶済。なお、6月のIntelsat打上げ時の2段エンジン早期停止の問題とは無関係とのこと。

2016-12-24-Sat

イスラエルSpacecom社,Ex-Im資金を使わずにBoeingから衛星調達することを決定

SpaceNews(12/22) SpaceNews(12/21)

Amos-5の後継機であるAmos-17。米国の輸出入銀行(Export-Import Bank)が2015年に融資を停止してから米国の衛星メーカは海外からの受注に苦労しているが、Spacecom社は調達期間が短いメリットを優先してEx-Imの融資なしで米国メーカを選定。

日本のGLXP参加チームのHAKUTO, 打上げロケットを確保

SpaceNews(12/20)

インドのTeamIndusと一緒にPSLVで打ち上げる。GLXPチームの中で打ち上げロケットを確保したのは5チーム目。

OneWeb社,ソフトバンクなどから$1.2Bの出資を確保

SpaceNews(12/19)

ソフトバンクはこのうち$1Bを提供し、OneWeb社の戦略的パートナーになるとともに、経営層に自社からRonald Fisher氏を送り込む。

OneWeb社が900機の衛星コンステレーション構築に必要と見積もる想定コスト$2.5〜3.5Bのうち、これで$1.7Bが確保されたことになる。残りの資金は有利子負債を使用する予定で、当面資金調達は行わない計画とのこと。