酒井隆司 生活の道具                         

2018-03-21

暗闇の光

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Moonrise, Hernandez, New Mexico / Ancel Adams


この写真が最初に見たアンセル・アダムスの『月の出、ニューメキシコ州ヘルナンデス』

強烈に印象付けられた作品です。

アンセル・アダムスが家に帰る途中で出くわした光景で、彼曰く

『光が変わらないうちに撮らねばならなかった。私は最大限の速さで動き、15秒で片づけた』だったそうです。


僕はこの写真を見た時は夜中なのかと思いましたが月の出ということであれば夕方ということでしょうか。

夕方とはいえ、まだ明るさが残っている時期もあればもう暗い時期もあるかも知れません。

何れにしてもフィルムと光の関係はその露光時間で真っ黒から真っ白まであります。


次の写真は去年の11月の初めの満月の夜に高ボッチ高原で撮った写真です。

まぁアンセル・アダムスに影響を受けたわけです。

もちろん全然違いますけどね。

これは中判のカメラで撮っていますが絞りはf11、シャッタースピードは1時間です。

データがないので勘です。写真は昼間のように明るくなってしまいました。

でも実際は月の光だけで暗闇です。

時間は夜の8時くらいから10時過ぎくらいだったでしょうか

三脚2本並べて二つのカメラで少しずつ違う時間のセットで数枚撮りました。

1枚撮るのに1時間以上かけるのでバシャバシャとは撮れません。


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こちらは別の日、満月に関係なく自宅近くの廃校ですが校舎の向かいには街灯があります。

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上の3枚は露光時間が長すぎて明るくなりすぎてしまったので Lightroomで調整してあります。

次は午前4時くらいでまだ真っ暗ですが街灯の光で絞りはf11で15分の露光です。

これも勘でしたがこれは、ほぼこのとおりの光景でした。

こちらはPentax MXですがきれいに写っていました。


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