むかしから続く、どんど焼き

どんど焼き


いわれは不明だけど、全国に残るどんど焼き。正月を飾った松等を焚いて歳神さまを送る行事を私の住む地区では例年14日夜におこなっているが、簡素化が進み毎年、正月飾り松の枝が少なくなってきた。私も少しばかり山に係わっているので軽トラックに一台ばかり松枝を持ち込んで使って頂いた。
繭玉のダンゴをこの辺りではミズブサの木を使い、枝に神様が好む奇数個をさして、その場で焼いて食べる。これで無病息災、豊作念珠。
ちょっと変わっているのは、年男・年女がやってきてミカンを会場で撒く。子どもも大人も一緒になって拾って楽しみ祝う。厄年の人は三叉路にお金を包んで置く習わしもあったが今は無くなった。どんど焼きは地域の安寧を願い、相互扶助のスタート日でもあるようだ。