「ヴァルプルギスの後悔」「断章のグリムⅧ」読了。

ラノベ2冊消化ー。ともに電撃文庫

上遠野浩平の、ブギーポップシリーズスピンオフ最新刊。スピンオフっつーか、ほぼメインシリーズと変わらんが。ブギーでてるし。
常人ながら異能力者達に引けを取らないスーパー女子高生にして炎の魔女霧間凪の秘められた宿命が明かされる、魔女戦争が始まる。
凪と父親の会話の回想が今回の顕著な上遠野節だったかと。
しかし、今回も不安定なイラストレーター・緒方剛志はやってくれたぜ。全体的に幼すぎるわボケェ。どんだけロリ化してるんだ。
クレーンキックの凪と、ブギーの挿絵がロリ過ぎる。あからさまにおかしいだろうがー。でもアルケスティスはそうでもないふしぎ。
断章のグリム〈8〉なでしこ(上) (電撃文庫)

断章のグリム〈8〉なでしこ(上) (電撃文庫)

前回のエピソードがうろ覚え。再登場した少女は、あの泡の被害者だよな。…何の話だっけ(ォィ)
それはそれとして、いやー今回もありましたよ痛い痛いエピソード。電車で轢死なんて序の口だったぜあっはっは。
まァ内容的には上下巻なんでまだなんともいえないんですが、またもや挿絵がひどいよう。
人物はいいよ。クソ面倒くさいゴスドレスのフリルの描き込みなんて素晴らしいよ。カラーは特に。
でも、モノクロ挿絵の軽トラの酷さと、カラスの顔のおかしさはどうにかならんものか。
前者は手抜きのペーパークラフトみたいだよ。後者はカラスって言うか、なんかのヒナみたいな顔だよ。少なくとももう少しくちばしは大きく描いたほうがよくね?
描き手不足なのか、メディアワークス…。
いや、でもHPとか見たら絵は普通に巧いから、ちゃんと資料そろえてれば充分かけると思うんだけどなァ…。何がいけないんだ。