リリースした
アルバイト
今日はチケットアサインがなかったので丸1日プラグイン開発してた。
Trac のクロスリファレンスプラグイン
今週開発した機能を区切りとしてリリースした。アルファの次のベータバージョンだ。
以下の機能を追加した。
- i18n/l10n 対応
- チケットを関連付けて新規チケットを作成
- 新規チケット登録/コメント追加時に "ref.* #id" の書式で記述したチケット ID を関連フィールドに追加
- 関連フィールドをクリックしたときに、ID 表示と ID + 概要表示の切り替え
この後は細かいテストをしてバグ出しとその修正をする。Trac 本体のロギングやテンプレートの Unicode 文字列周りの処理が怪しい気がする。その辺りも含めて見ていく。
できることと実際にやること
お昼ご飯を食べながら CTO と話してて気付いたことが1つある。
ここで話した「プログラムを書いてないと書けなくなる」にも通じるものがある。CTO はいろんなソフトウェアのソースを読んでいるらしい。例えば、Apache のソースは読み尽くしてほとんど把握してるらしい。世の中には、ほんとにそんな人がいるんだなと思う。Apache のソースを読んで理解しているなら Apache の拡張をしたり、Apache に代わるもっと良い Web サーバーを開発すれば良いのに、、、と私なら思ってしまう。CTO が言うには、ソースを読んで解析するのが好きなようだ。
そんな人なら、そこから得た知見でもっと凄いものを開発できるのではないかと思う。そう、きっとできるんだけど、やらないだけなんだと私は思う。何だったらやって、何だったらやらないか。私はそれをモチベーションと呼ぶけど、能力的にできる人がやらないのも、能力的にできない人がやらないのも、結局のところ結果は同じだ。
自分みたいな凡人から見ると「できるのにどうして?」と不思議で仕方ないけど、それは凡人の考えであって、できる能力はあってもやるやらないは別の問題なんだと思う。そして、やるやらないを考える前にがんがんコードを書いてやってしまうようなタイプの人が、本当の意味でプログラマーとしての資質があって、とんでもない生産性を発揮しているんだろう。
だから、私はコードを書いてないと書けなくなると考えていて、今後も現場の最前線でコーディングしていこうと思っているわけだ。
第八回ありえるえりあ勉強会 〜PyPyのキホンの気
私は PyPy とか全く分からないのだけど、みんな頭良いなーと聞いていた。
今後、ライフワーク的に取り組みたいアプリの構想があって、その過程で静的解析は避けて通れない気がして、今日の勉強会の内容はとても興味があった。静的解析はかなり難しそうだということだけは分かった。発表者の方々は自身の趣味や研究を楽しんで発表していて良い勉強会だったと思う。