ファイトマネーはいくら貰おうか

僕が盛りボクシングを見ていた頃の話で今は大分違ってきているのかもしれないが、当時ボクシングの日本チャンピオンのファイトマネーが1試合40万位だったと思う。人気がある日本チャンピオンだと200万位まで一気に上がり、このようにその選手の人気がファイトマネーを大分変えた。世界チャンピオンになると1000万と言われた。ビックマッチ辰吉対薬師寺戦のファイトマネーは両者1億6000万だったはず。ちなみに数年前の大晦日に行われたプライドでの小川対吉田も1億6000万くらいだったはず。最近の長谷川穂積クラスになると、多分1試合3000万から5000万位は貰っていると思う(もっとだろうか。調べればすぐに分かるのだろうが、このブログは僕の頭の中のものだけで綴られております)。
世界のボクシングはどうかと言うと、パッキャオはデラホーヤ戦で20億位貰っている。そしてなんといってもタイソン。ボクシングは普通チャンピオンのファイトマネーが挑戦者の倍、これが常識だ。けれども幻となったタイソン対ホリフィールドのファイトマネー、チャンピオンだったホリフィールドが21億、挑戦者のタイソンが42億、もうわけが分からなくなっていた(タイソンなんでもあり)。ちなみにタイソン対マイケルスピンクス戦ではタイソンのファイトマネー27億、わずか90秒でノックアウトしたため秒給3000万の稼ぎと言われた(この試合がタイソンの全盛期と言われている)。

昔とあるキックボクサーが「野球選手の年棒は体についた値段。僕達キックボクサーは命についた値段。だからもっと貰ってもいいと思う」というようなことを言っていた。ムエタイのリングに何度も上がっている彼らしい発言だった。