想定外の連鎖

家の1階工事が始まると、いきなり打合せと違う仕様の箇所があちこちに現れた。
対面キッチンとカップボードの間の寸法、排気口の位置、トイレの横幅と手洗いカウンタのサイズの相性、裏手につける勝手口のドアのタイプ…何だかボロボロ状態。
嫁さんも対応に苦慮していたので、仕事を少し早めに切り上げて夕方6時前に帰宅。連絡を受けて家に来た営業さんも交えて大工さんと一つずつ確認、相談していった。
それぞれ打合せをしていく中で、周辺の細部の確認や別の箇所の位置確認などのハナシも出てきたので、結果的に打合せができたことは良かった。


が、その打合せの最中に、近所に住む嫁さんの従兄弟さんが病院で急死したとの連絡が。
とりあえず嫁さんが入院していた近くの病院に向かった。その後、枕カバーやシーツを買って一旦帰宅した嫁さんと一緒に、ワタシも家の掛け布団を一枚抱えて従兄弟さんの家に伺った(従兄弟さんが帰宅した際にお休み頂く布団がないらしかった)。
従兄弟さんご一家と親族、ご近所の方々はみな明るく、場違いな雰囲気すらした。しばらくして病院から従兄弟さんがお戻りになり、葬儀屋さんがセッティングをして、各自お焼香を始めても相変わらずにぎやかで、ご葬儀も身内だけの密葬にするということのようだったので、お焼香を済ませてから頃合いを見て嫁さんと失礼をさせていただいた。


そして今日は、この従兄弟さん以外にも、向かいのお隣に住むご一家のお父様が今朝突然お亡くなりになっていた。


先月に我が家のリフォームが始まって以降、お義母さんの具合が一時的に悪くなり、嫁さんが人生初の骨折をし、母が何度となく病院に行き、そして今日は2件の訃報に接した。
今週末に時間があれば、家族で厄払いをしてもらおう。


この夜の数時間で、昨日までの作業の後遺症だけでなく、身体が一段と重くなった気がする。