振袖選び

お昼から、上の娘の成人式の振袖を見に行きました。
娘の成人式は来年ですが、いまどきは写真の前撮りはフツーだとのことで、1年半前に予約を済ませる人もいるのだそうで。
(確かに、昨夏あたりからDMが間断なく届きます)
また、この時期はちょうど新作の着物が揃い、品数が豊富なのだとか。


お店の方が丁寧に着物選びをしてくださったこともあり、お言葉に甘えて7〜8種類の生地を羽織らせていただいた。
これで一体どうやってきまるのだろう、と思いつつ見ていくと、不思議と「おぉ、これは良い」「う〜ん、これはなんか違う」と選別されていく。
で、最終的に赤と紺と薄いゴールド地の3点が残ったのだが、聞いてみると、どれもちゃんと値段が高いモノを選んでいる(苦笑)。しかも2点はレンタルではなく買い取りのみの取り扱い…う〜む(汗)。
でも、娘の場合は就職してからも着物を着る機会が何度かあるであろうことも考えて、結局3人ともに気に入った赤の生地を選ぶことにした。所要時間はおよそ2時間半。
いちおう内金だけお支払いし、翌週に下の娘も連れて再度全員で見てみることに。
(下の娘がウンと言ってくれれば、2人で着てもらいたい…)


あれこれ迷いながら物色している間、店長らしき年配の男性も接客してくれました。
その方から「お嬢さんの成人式は、お母様にとっても成人式〜子育てをはじめて20年〜なんですよね…おめでとうございます」とお話いただきました。確かにその通り。
ワタシは、特に娘たちが小さい頃は仕事にかまけて育児に参加してこなかったので、余計に嫁さんには頭が下がります。本当に感謝。
両親からも、お義母さんからも、折に触れ援助や気遣いをもらってきました。同じく感謝。
そして…本人も、健康で、他人を思いやることのできる子に育ってくれました。本当に有り難いです。
長いような短いような着物選びの時間の中で、いろいろなことへの気づきがありました。


お店の入口近くに、干支にちなんだ人形が飾ってありました (^^)