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2007-08-29 [ロック雑感:プログレってナニ?]The Road Back Home by The Flower

[]The Road Back Home by The Flower Kings

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  • "Cosmic Lover"

Hasse FrobergのヴォーカルとRoine Stoltがシンセを足している。シンセとギターを整理して、リズムが浮き出るようにミックスしてある。

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  • "A King's Prayer"

今までチャリティーアルバムなど("Song for Luca"と"After the Storm")でも別バージョンが収められていた"A King's Prayer"は、今作では最も短いバージョン。当然、ソロは差し替えられている。つまり、4世、という事だ。

  • "Stupid Girl"

最後のセクションをぶった切っている。そして、ギターもAdrian Belewのような象の鳴き声みたいな咆哮が入っているのに驚いた。

ドラムの音が違う。抜けが良い感じの音ですね。最後にTomas Bodinの呻き声というか何かシンセを通した声が足されている。

  • "Babylon"

唯一のインストに選ばれた曲。メロディーを奏でるキーボードからして違って聞こえる。揺らぎがあるような音。

このコンピの中では、最もブルージーな佳曲。ライナーを読むと相当難産だった曲らしい。元々は別々だった2曲のアイディアをくっ付けて出来上がったらしい。これは、あんまり違いが見つからない。

  • "World without a Heart"

Hasse FrobertとRoine Stoltとで新しいコーラスとキーボードを加えた。

  • "Church of Your Heart"

"Stupid Girl"同様に最後のセクションを切って、本来あったオリジナルアイディアに近づけたバージョン。

Hasse Frobergが新しいヴォーカルを入れ、キーボードも新しく入れられている。"The Truth will Set You Free"から派生した曲。

  • "What If God is Alone"

素晴らしいダイナミクスが楽しめる名曲。オープニングの歓声みたいな声が最初から入ってたりキーボードのラインも、オリジナルと違い、短めのオープニングになっている。

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  • "Starlight Man"

シンプルな曲ながら、The Flower Kingsのキャリアには大切な曲。Roine Stoltがリード、コーラスパートでリードを取るのがHasse Froberg、そして、ハーモニーヴォーカルはPain of SalvationのDaniel Gildenlowと3声ヴォーカルが楽しめる曲。キーボードによるバッキングが足されている。

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  • "Grand Old World"

Ulf Wallenderのソプラノサックス、Hasse Bruniussonのブラシワーク、Jonas Reingoldのコントラバス、Roine StoltとHasse Frobergのヴォーカルと完璧な曲。オープニングの印象的な"The Truth will Set You Free"マリンバのリフを外して、すぐにヴォーカルが入るバージョンに仕上がっている。オリジナルの方が肌理が細かいかな?それにしても、"Grand Old World"にしても"Vox Humana"にしても、"The Truth will Set You Free"の曲が、どれだけ愛された曲なのか、よく判りますね。

  • "The Road Back Home"

オリジナルではRoine StoltのヴォーカルのみだったのをHasse Frobergの一部のリードヴォーカル(ドコだろう?ブルージーなギターソロの後ろのやつかな?)とハーモニーを付け足した。Roine Stoltのヴォーカルも差し替えているよね、これ。

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  • "The Cinema Show"

Genesisトリビュートを企画したレーベルからオファーを受けて、この曲を選んだ。98年のオリジナル・ミックスのままでリマスターのみ施された。Roine Stoltが言うには、この曲の持つTony Banksのプレイはロックの歴史の中で最も敬意に値するものだろう、と。というのも、ブルーズジャズっぽいフィーリングを一切持たずにここまで情感豊なものに仕上げているから、だそうです。

  • "Ghost of the Red Cloud"

Hasse Bruniussonのウィッスルやベル等のお遊びが印象的な曲。Hasse FrobergのバックヴァーカルやTomas Bodinのシンセパートが付け足されているようだけど、あまり良く聞き取れなかったです。

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このミックスで曲のメリハリが一番良く出ている気がする。ヴォーカルハーモニーとムーグベースが足されている。最後のアコースティックギターのセクションが良いです。

  • "I am the Sun extract from Part Two"

タイトルにあるようにPart 2から更に抜粋。Roine StoltとTomas Bodinの間では「McCartney bit」と呼ばれているセクション。Part2は全体で10分以上ある曲だが、後半のPart1に繋がる部分を全部外している。更にヴォーカルハーモニーを足している。それにしてもHasse Bruniussonの口って…。本当に舌を叩いて、あの音を出しているんだ…。特に最初の1分ぐらいはよく聞こえる。やっぱり、凄い変だよ、この人。

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  • "Different People"

Ensemble NimbusのHakan Almqustがシタールタブラで参加したナンバー。これは、相当いじった形跡がある。オープニングは更にシンフォニック調が強く、ヴォーカルのエフェクトも外してナチュラルなヴォーカルにしてある。コンガの音が足されていたり、リードギターも差し替えてある。

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  • "Little Deceiver"

Rainmaerセッションから外れた曲。Hasse Froberg曰く「僕たちのDire Straitsナンバー」。Roine Stolt曰く「ナッシュヴィルのヴァイブがある」。オリジナルは誰も知らないんだけど、ヴォーカルはリード、ハーモニー共々変えてあり、ギターも全部テレキャスに差し替えたとの事。まめなんだか、何だか…。

  • "Chicken Farmer Song"

オープニングのバッキングのキーボードは少し違うみたいに聞こえる。もっとスムーズな入りになっているサウンドっぽいかな。

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  • "Rhythm of the Sea"

1分以上あったオープニングのSEを短縮させて(ほぼ全面的に外している)、Roine Stoltのヴォーカルもエフェクトを外してある。Hasse Frobergがバックヴォーカルを足して、Tomas Bodinのキーボードサウンドも付け足してある。

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  • "Touch My Heaven"

Tomas Bodinが書いた曲。Macus Liliequist、Tomas Bodin、Hasse Froberg、Roine Stoltがバッキングヴォーカルを入れた曲でもある。ギブソンSGのギターソロに替えてある。甲乙付け難いですね。流石だ。

  • "Life will Kill You"

こちらは、Hasse Frobergが書いた曲。この曲でのギターサウンドは普通のアンプを通さず、ヴァーチャルアンプ(つまりコンピューターソフトってことですかね)を通して録音したとの事。オープニングパートを切って、アコースティックギターで始まるバージョンにしてある。前半部のワウを効かせたギターも外してあって、パーカッションが前面に出ていて、メリハリが利いたバージョンになっていると思う。個人的には、ちょっとKing's Xを思い起させる。

  • "Monkey Business"

このトラックもあまり違いが見つかりませんでしたね。

  • "Compassion"

後半のシンセノイズパートのセクションを外したバージョン。オリジナルに忠実なミックスになっている、とライナーにあるけど、流石にこういう曲だと、音がすっきりとクリアーな分、色々な音がしっかりと聞こえる。

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元々はRoine Stoltのソロ名義のアルバム"The Flower King"に収められていた、始まりの始まりの曲。後にベスト盤"Scanning the Greenhouse"でThe Flower Kings名義で再録される。当然、この2つとは違うバージョンがここに収められている。ベースとなっているのは、当然"Scanning the Greenhouse"でのバージョン。キーボードのバッキングなど、あちこちで替えてあるようだ。ヴォーカルが前面に出ているのも特徴的かな?

  • "Stardust We Are"

こちらも"Scanning the Greenhouse"を基にしたバージョン。Hasse FrobergとRoine Stoltのバックヴォーカルなどが足されている。



疲れた!