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京都寺町法律事務所はなれ RSSフィード

2013-10-21 アップル

といっても世界有数のコンピューター企業のことではなく、サラ金です。

判決が出てもお金を払わない業者の一つですが、最近、この業者にお金を払わせることに成功しました。

この事件、元々平成23年判決になっていて、DFSだけでなくて、一から依頼を受けているので、本来の基準なら、単独でもやるべきところなんですが、もう馬鹿な司法改革のおかげで、疲弊しちゃって、そんな余裕ないんですね。

だから、本来の赤字にならない費用(70万くらい)は請求しないけど、着手金くらいは負担して、ってお願いしたらそのまま塩漬けになっちゃったんですよね。財産開示で面白い情報が出ていたので、やってみる価値があるかなとは思っていたけど、だからといってリスクを全部背負った上でやるような話でもないので。

でも、いつまでも滞留させておく訳にもいかないので、全部後払いにするなら、回収した金額の大半を成功報酬含めてもらうよ、って言ったら、ようやく着手金(15万円)を払ってくれて。

まあ、最終的にはいつものように、こんなことやっていい?って聞いたら、いや、返しますからという話になったんですけどね。キャスコみたいな話ですね。(一応名古屋まで行っているんですけどね)

一応裁判はやっているんです、平成23年に。知らん顔されたけど。

まあ、あきらめない努力が実を結ぶことっていうのは、あるわけで、何もしなければそこまでですが、継続する努力というのはきっと良いことがあるんです。

貸金業者にしてみれば、居直って、

判決取られても、口座にお金を残さずにいれば、他に執行の方法が分からない弁護士が大半だから、そのまま泣き寝入りを強いることができる。

と思っているのかもしれませんが、

そんなの悔しいですね。

依頼者の人生が、この判決受けてもお金を返さない業者のせいで、少しだけ狂ってしまうかもしれません。そのほんのちょっとが時に大きな意味を持つかもしれません。

そんなことを考えると、自分の目の前で自分の依頼者がそんな目に遭うのを黙って見ている訳にはいかないですね。

私は、自分に出来ることは全部やってみたい性格なので。