母との電話

父が倒れてから2年余り、毎日のように母と電話で会話をしてきた。今でも時折母へ電話を入れるのだが、掛ける言葉を探すようで少し辛い。母へ声を掛けなければと強く思うのだけど、何を話そうかと戸惑う。気落ちしている母をむやみに励ますのも変だし、かと言って楽しい話題もないし、そっとしておくのも心配だしと悩みは尽きないものだ。

今夜はもうすぐコロッケと蟹蒲胡瓜サラダとコーンクリームスープを作った。