チェンマイへのロングステイ(プチ移住)をご検討のみなさまへ

チェンマイで暮らしてみた感想です。

気候について
【12月】…日中はTシャツでOK。朝晩は冷えることがあるのでカーディガンやストール。でもそれでも寒いこともあり、チェンマイユニクロでパーカーを買いました。朝方は特に冷えるのでやっぱりユニクロの「ウルトラライト・ダウン」があるといろんな場面で使えていいと思います。

【1月から2月初旬】…12月と同様だけど朝晩冷え込む日は少なくなってきている。TシャツとはおるカーディガンでOK。

【2月中旬から3月初旬】…すごく暑くなってきている。日中は日傘必須。湿度は低いので日陰は涼しく過ごせる。朝晩は気持ちいい涼しさ。

今回のステイは3月初旬まででしたが、次回は2月中旬で切り上げたいかも。でも日本は寒いし…。こちらは暑い…。暑い方がましか。迷うところです。

【3月中旬以降から6月ごろまで】…わたしは現地にいたことがないので、聞いた話ですが…。チェンマイでの問題として「煙害」があります。これは中国、ミャンマーベトナム、タイ、ラオスなどの一帯で田んぼや山を燃やす、いわゆる「焼き畑農業」が春に行われます。この一帯でいつも田畑が燃やされているため空気は曇り、山は霞み、いつもケムい状態。ノドをやられる人も多くマスク必須です。暑さに加えてのこの煙害、しかも乾季で雨が降らないため非常に人体には厳しいそうです。(日本の花粉症とどっちがマシかなあ?)

雑貨
前回2003年にバンコクに来た時には、タイの雑貨をいろいろお土産に買って帰り、今でも部屋に飾ってあるのですが、その当時の雑貨と比べるとすごく品質が落ちた。作り方が雑でほしくなるようなものがなかなかない。ほとんどが中国製になってしまいました。残念。特に服は縫製が雑なのでよく見て買った方がいいです。服やバッグはベトナムの方が品質、デザインともによかったように思います。タイの服は色彩が派手で現地ではすっかり見慣れてしまったけれど、日本に持って帰ったら浮くと思う。あとデザインがおばさんぽい。

物価
確実に物価は上がってきています。アジアでもトップクラスで安い生活のできるチェンマイでしたが、1.5倍から2倍ぐらいになったように感じます。
安いのはやはり屋台の食事とマッサージ。為替も前回2.6→3.6なので、高く感じます。

交通
チェンマイがロングステイにいいな、と思うのは車がなくても生活できること。自転車があればどこにでもいけるコンパクトシティです。ソンテウ乗合タクシー)がほぼ24時間走っているので移動がラクです。旧市街周辺なら20バーツ。離れると40バーツなど交渉します。

しかし、年末年始のチェンマイは人が多すぎてソンテウに乗車拒否しまくられていました。乗れる確率は2割ぐらい。そのくらい断わられていました。そう暑くもなかったのでひたすら歩いていました。2つ目の住まいでは、自転車を貸してくれたので行動範囲がぐっと広がりました。が、基本的に信号がないので、数車線の道路を横断するのは並大抵ではなく…自転車は結構大変でした。

レンタル自転車、バイク、もちろんレンタカーもあります。

チェンマイという街は、歩いて回るのが面白いです。旧市街の中は細い路地がたくさんあって、そんなところにもカフェや雑貨屋さんがあります。

住まい
チェンマイにはいま、新しいコンドミニアムがバンバン建っていますし、家具付きですぐに住めるサービスアパートメントがたくさんありますので、住むところには困りません。実際きてみると広告もみかけるし、歩いていればroom for rentの文字をたくさんみかけます。
わたしがステイしたところは月6000Bですが、1年契約などで借りればもっと安いところもあります。キッチンつきで部屋数も多いコンドミニアムは15000B〜あります。こちらの部屋は通常ツインです。一人でも二人でも料金は同じなので二人で6000Bと考えれば安いでしょう。

ニマンヘミンのエリアは人気ですし、サービスアパートメントも多いのですが、飛行機の通り道なのでそれがちょっとうるさいかも。ちょっとずれるとそうでもないのですが、飛行機が真上を通るとウルサイので最初に確認した方がいいと思います。また、大きな通りに面した建物はやはりウルサイと思います(車、バイク、人の声など)。静かな環境が好きなら一歩道を入ったところがおすすめです。


日本のもの
チェンマイには日本食レストランもたくさんありますし、ショッピングモールには大戸屋やよい軒、ラーメン屋さんなどなんでもあります。スーパーで日本食材も買えます。無印やダイソーツルハドラッグもあります。価格は現在の為替で(3.6円)、日本の価格よりやや高めです。ダイソーは60Bなので1つ200円ぐらいでしょうか。セブンイレブンもファミマもあります。チェンマイのドラッグストアには日本のメジャーな化粧品(ビオレとか資生堂など)もおいてあります。

病院
わたしはこちらで病院に行っていませんが、大きいな総合病院がいくつもあります。日本語の通訳がいますので安心です。日本語の通じる歯医者さんもあるようです。

美容院
日本人スタッフのいる美容院がありますので、わたしは1度そこでカラーとカットをしてもらいました(MAYAの中)。美容院はいろんな国に住んで悩まされてきました。なので、チェンマイに日本人の美容師さんがいることは心強いです。

現地調達できないもの
日本の薬。こちらにきて2回風邪ひきました。風邪薬はひと箱もってきていたのですが、1回目で飲んでしまいました…。ツルハドラッグはあるけれど…日本の薬は販売できないようです。こちらの薬局でももちろん薬はありますが、風邪薬に関しては総合感冒薬というものはなく、症状別になっています。なので、のどの痛み、鼻水、咳、熱…と全部を別々に買う羽目に…。しかもあんまり効きませんでした…。日本の冷えピタシートなどはあります。ターペー門のスタバの隣の薬局は英語がわかるスタッフがいました。

空気の乾燥
こちらの空気は想像以上にものすごく乾燥しています。保湿クリーム、ボディクリームはあった方がいいです。(もちろんこちらでも購入できます)
乾燥しているため風邪もひきやすいです。

チェンマイは世界の中でも住みやすい場所の一つだと思います。

家具付きのサービスアパートメントがたくさんあって、車を持たなくてもいいこと。

これがなによりだと思います。
ロングステイをご検討中のみなさまにご参考になればと思います。