よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「用心棒日月抄」藤沢周平

短編連作。

藩主毒殺の陰謀に荷担した上司を斬って出奔した青年の江戸暮し。
1話で浅野内匠頭の刃傷が噂に。
忠臣蔵を背景に起こることごと。
村上豊さんが表紙を描くような本にはあまりはずれがありません。

(2004年11月26日読了)