組織日和 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-02-19

[]「新幹線大爆破」(監督:佐藤純弥) 17:59 「新幹線大爆破」(監督:佐藤純弥)を含むブックマーク 「新幹線大爆破」(監督:佐藤純弥)のブックマークコメント

作品によっては鈍重さすら感じさせるストレートな佐藤純弥演出が、良い方に転じた一作。抜群のワンアイデアで構成された脚本を、荒っぽくも力強いドラマツルギーでグイグイ引っ張っている。いくつか散見されるご都合主義特撮の安っぽさといった弱点はあれど、大小様々の障害を盛り込ンで飽きさせない手腕は立派。

本来、被害者として共感すべき存在である乗客たちの描かれ方が狂騒的な可笑しさを醸し出してる反面、犯人グループがサイドストーリーの丹念な描き方も含めて同情的に扱われてるのは、左翼の敗北感が未だ冷めやらない製作当時の世相を反映してるからだろうか。

犯人グループのリーダーを演じる高倉健はさすがの魅力ながら、仲間たちと行動を共にする姿が女性と一緒にいるより楽しそうに描かれているのは、彼独特のホモセクシャル的要素を強めてる気がしないでもない。山本圭が演じる共犯者は類型的な左翼という描かれ方なれど、熱演のおかげで血の通ったキャラクターになっている。

最後に蛇足ながら、運転士千葉真一で副運転士小林稔侍、乗員が竜雷太で乗客の中には郷英治がいるという新幹線が、平穏無事に終わるわけないよな、というヨタ話で〆。

FUKAMACHIFUKAMACHI 2007/02/19 18:21 あのキャスト、あのスペクタクルでなんでヒットしなかったのかが不思議です。日本映画の最強娯楽映画だと思います。やっぱりステーキも3キロぐらいあると人は見るのが嫌になるのでしょうか。千葉が運転、スーパージャイアンツが指令というのはカロリー高いよなあ。客の味付けも濃いなあ。

tada-wotada-wo 2007/02/19 19:27 >深町先生
東映の首脳陣が”大作(池田じゃないですよ)だからド派手にいこうじゃないの!”と言ったかどうかは知らないですが、確かにトゥーマッチなキャスティングですね。志穂美悦子がワンカットだけ登場とか、無駄に豪華で。そこさえ許容すれば年齢層無関係に受けそうな映画なンですけどね。
本編終了直後、”特別出演 丹波哲郎”というテロップがデカデカと出たのが、全てを物語ってるようなそうじゃないような。

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