京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

「ゆるい生活」群ようこ著

ゆるい生活 著者の数年にわたる漢方薬局通いと生活習慣見直しの日々の記録。
 最近、目が疲れて周囲の筋肉がこわばる、夕方になると視界がボヤーッとするなどの症状を感じているのだが、この本を読んで、早い話、まずはパソコンのモニターを見たり、本を読んだり、繕い物をしたりして目を使う時間を減らすという事が先決とわかった。薬を出す前にこのようなアドバイスをくれるお医者さんは信用できると思う。最近のわたくしの生活、ネットでSALE中の洋服をチェックするだとか、夜中まで本を読む、だとか、薄暗い部屋で靴下の親指に空いた穴を繕う、などの行動をまず見直す必要があった。ヒマができたからといって、使わなソンとばかりに目や内臓や身体を酷使しない。ましてや半世紀程使ってきた身体をいまさら疲れるまで鍛える必要は全くない。疲れないように、時間が空いたらボーっとする、さらにわざわざ時間を空けてでもボケーっとする、これが疲れ目から回復するための当面の療法の一つらしい。ごもっとも。ゆえに時間が空いたからといって、パソコンで駄文を書いている場合でもないので、早々に堂々とボケーっとしよう。