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2011-04-01

樋口健二さんの書籍を今すぐ再版すべき

23:57 | 樋口健二さんの書籍を今すぐ再版すべきを含むブックマーク 樋口健二さんの書籍を今すぐ再版すべきのブックマークコメント

知り合いの書店員さんから電話がかかってきた。「原発問題でフェアをやろうと思うんだが、読み物というよりも目で見てわかるようなものないかな?」。

迷わず、樋口健二さんの写真集を推薦した。私、この人のファンなんです。で、この機会に調べてみると、この不世出のフォト・ジャーナリストの作品は、入手するのが難しくなっていることがわかった。


今、手に入るもの

樋口健二報道写真集成―日本列島’66‐’05

樋口健二報道写真集成―日本列島’66‐’05

私も持っています。著者の40年にわたる活動を集大成した一冊で、もちろん原発・原発被曝労働者・核燃料再処理工場それから原発建設予定地の写真まで入っています。その他にも四日市公害とか毒ガス島とか。写真で見る戦後日本人間破壊史ですね。


はじまりの場所―日本の沸点

はじまりの場所―日本の沸点

上の『報道写真集成』と一緒に買ったのがこれ。東海村JCO事故で被曝した大泉さんの写真とインタビューは痛切だ。そのレポートのあとに、東海村の日本原電東海発電所就職活動にきた高校生を撮った写真が。原発をバックにしたこの写真のほうがショッキングだった。それにしても、前回エントリーの『福本和夫著作集』といい、「こぶし書房」って本当に売れそうもない本を出してきたんだな。


手に入らないもの

ここからが本題。


闇に消される原発被曝者

闇に消される原発被曝者

この本こそが、今求められている。原発被曝労働者ひとりひとりに丹念にインタビューを重ねて、原発内ではどんな仕事をやっているのかを執念で明らかにした本。今Youtubeで話題の「隠された被爆労働〜日本の原発労働者 」(イギリス・チャンネル4制作)の元になった本。かつて三一書房から出ていたが御茶の水書房が復刊――したのはまことによかったが、しばらくすると品切れ重版未定にしたままとはこれいかに。すぐさま再版すべきダ! と声を大にして言いたい。


これが原発だ―カメラがとらえた被曝者 (岩波ジュニア新書)

これが原発だ―カメラがとらえた被曝者 (岩波ジュニア新書)

岩波ジュニア新書だけあって、この本がいちばん読みやすい。しかし!品切れ。天下の岩波書店なのだから、どうしてこれを重版しないのか。岩波書店に電凸したら「弊社には絶版という概念がありません」だとぬかしやがる。かくも長きに亘って品切れ状態なのは事実上の絶版と同じだろ! 今もっとも必要とされているのですので、ぜひ重版をお願いします(猫なで声で)。


原発 1973年~1995年―樋口健二写真集

原発 1973年~1995年―樋口健二写真集

今は亡き(?)三一書房から出ていた、樋口さんの原発の仕事を集大成した写真集。この本も、オリジン出版センターから三一書房へと、2度の版元倒産に見舞われて転々としたかわいそうな本。で、この写真集が全国の原発(ならびに建設予定地)を廻って、そこに生きる人々の声とともに写真を編んだ希有な作品。


まだ編集の仕事がなくて、ベビー服の値札付の内職ばかりをやっていた頃にこの本に出会って、発奮しました。原発の写真は売れない、だけど誰かが記録しなければならない――この鬼気迫る樋口さんの気迫に惚れた。八月書館は原発関連書籍の老舗だが、amazonでもジュンク堂でも手に入らなくなっているのを、即刻なんとかすべきダ。

いまじんいまじん 2011/04/03 08:33 樋口さん、仙台で昨秋写真展と講演会やったんだが、タイミング良かったのか悪かったのか。語り口とかおもしれえんだよね、この人。

tadanorihtadanorih 2011/04/04 00:52 >いまじんさま
一度聞いたら忘れられない、熱いトークですよね。ぜひ講演会はどこかでやってほしいものです。今週号のフライデーに、岩佐嘉寿幸さんの写真と記事で登場してました。

豊里友行豊里友行 2011/07/20 20:16 樋口健二先生からコメント頂いています。
どうかご観覧ください。

「第35回全国高等学校総合文化祭」の福島開催に想う・・・。

福島や被災地を応援したいという純粋な高校生たちはどうなるのでしょうか?
福島の原発問題を取材しているジャーナリストなどにお話をお聞きしました。

権徹(ゴン チョル)先輩は、放射能の漏れている現状を前にして、まったく未知の世界が広がっている。
どうなるかわからない。
福島行きには否定的で自己責任で行く覚悟をとのことでした。


森住卓さんは長年、世界の核問題を追い続けて自分の被曝歴よりもジャーナリスト魂に突き動かされてこのたび福島を取材しています。
できるだけ一般の人は近づかないほうがいいと。
どうしても行くなら季節がら暑くて大変だけどマスクをして、食事などの前には手を石鹸できちんと洗うようにした方がいいと。
手を石鹸で洗うだけでも放射能は落ちるし食事の際に内部被曝するのを避ける為です。
特に女性の内部被曝は妊娠時の体内の胎児にも影響を及ぼす恐れがあります。
すぐに影響はないというものの、 それでも通常よりも放射能の高いのは否めないとのことでした。
原発から離れている福島の会津若松でも修学旅行はキャンセルが相次いでいます。
それぐらい福島の放射能は、風評被害でなく実害を出しているのに福島頑張れと高校生たちの2次被害に晒していいのか?
特に森住卓さんも若者達を放射能の危機に晒すことを危惧していました。
放射能測定器つまりガイガーカウンター。
自分がどれくらい被曝したかを量る積算線量計。 
どちらも値段が高騰しています。
森住卓さんの助言で「放射能は、目に見えないし音もなく味もない、五感に感じられない。」と言うしその危険性を福島の危険性を訴えています。
彼はの世界の核被害の現状を報道して来ただけに切実な問題のようです。


一番簡単な最低限の予備知識としてインターネットで放射線量のチェックをされることです。
たとえば会津若松市のページなどをご観覧するといいかもしれません。

かなり放射線量が低いように思えますが、ユーチュウブなどを見ればそれが当てにならないことがわかります。

全国放射線量マップ の 日常生活と放射線 を読んで予備知識をつけてください。

沖縄へ非難してきた友人のジャーナリストは、知人を放射能が原因と思われる心筋梗塞で亡くされています。
若い女性は放射能によって自分の子孫を殺していくことになるともらす。
子供を生みたい女性なら危険を犯すのをさけるべきだと訴えていた。

琉球大の名誉教授の矢ヶ崎克馬先生は、「健康にただちに影響はない」といわれても何十年も生きていくうえで発癌する確率は福島の原発問題では見過ごしてはいけないだろう。国に粘り強くそういった発癌を訴えていくようにしないといけない。長い目で慎重にこの原発の放射能汚染地帯を対処しないといけない。」と述べています。



原発の被曝労働者を追って世界的に有名なフォト・ジャーナリストの樋口健二先生は、私の写真の師匠なのでお話をきいたらだいぶ絞られた。
100キロ圏内は安心できない。
チェルノブイリでは2千キロ離れたところでも高濃度の放射能汚染がありました。
だから会津若松が原発から離れているからという安易な考えは捨てたほうがいい。
とくに危惧すべきなのは一番激しく細胞が活発化している高校生を福島へ連れて行くことです。
先生がたに馬鹿かといってやれと叱られる。
これから10年の間に甲状腺癌の発症する福島の子供達はチェルノブイリの子供たちのように増えていくことでしょう。
放射能の恐ろしさを知らないではすまされない。
安全圏は750キロは離れていないといけない。
福島から神戸くらい離れてやっと安心できるはんいです。
引率するなら親に相談すべきだと。
親に対して申し訳ない。
こういう現状ですので子供たちを危険に晒せない。
自己責任で教師だけで行くべきだとも。
例えるなら17歳の高校生を連れて行くとして10年後で27歳くらいの結婚適齢期になる頃に発ガンしたり女性なら胎児に影響があったりと悲惨な結末になる恐れがある。
原発はじわじわ苦しめていくことを樋口健二先生は、原発の被曝労働者の著書で告発しているのでぜひ一読してほしい。
もしくは私の管理する「樋口健二の世界」のユーチュウブを見てみてほしい。

http://higuti.ti-da.net/


大手新聞でも東京の調布市で高濃度の放射能汚染された高校生の作った農作物が処分されています。
もう安全神話は崩壊しています。
とくに福島圏内は何処へ放射能が飛散しているのかわからないのが現状です。
マスコミの統制はあきらかですが、身を挺したフリーのジャーナリストなどにより福島の現状はどんどん報道されてます。
私の師匠である樋口健二先生しかり、権徹(ゴン チョル)先輩や森住卓さんなど多くの人たちが福島の原発から漏れている放射能の危険性を強く訴えている。
福島の現状をしっかりと知って欲しいです。

国や県や先生たちの無知で生徒たちを危険にされされるのを私も危惧しています。
正直この国の崩壊を意味するであろう原発の現状を放置することで成り立たせようとしている無責任さ。
それでは今後の未来の被曝の犠牲者をますます増加させてしまいます。
過去のチェルノブイリで自分の生まれた土地を離れられない老人たちを写真家で映画監督の本橋誠一さんの写真集『無限抱擁』や『ナージャの村』が鮮明に脳裏に蘇る。
福島の子供達の犠牲者を出してほしくありません。
沖縄の人々からも犠牲者を出してほしくありません。
未然に防ぐ予防は、被曝労働者の末路や福島の現状をよく視ることしかありません。
今回の「第35回全国高等学校総合文化祭」の福島開催で沖縄から高校生12部門129人が参加する。
これが全国の高校生だからもっともっと若者や引率の先生方が放射能の危険に晒されることになる。
そして国の放棄した福島原発の放射能汚染・・・。
原発から漏れ続ける放射能・・・・。
放棄された福島の民への何の対策もない。
森住卓さんなどのジャーナリストが福島へ取材に動かしていかざるえない放射能汚染の現状・・・。
もっと真剣に原発の放射能の恐ろしさを考えるべきだ。

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