東浩紀トークセッション

不安とリアルの10年の後にくるのは、何か。宮台真司は、生活の地平(生活空間の空洞化)を埋めるものとしてアジア主義と天皇制を説くが、それが、アノミー、無気力さを克服するものにはなり得ないのは明白である。
では、その代わりになるアイデアとしては、何が可能なのか。
フロイトが、かつて述べたように集団は動物的であり、統制し難いものである。その集団を魅了し、駆動するのは小泉的な分裂した言説だけなのか。
どこに対抗軸をもってくるかが、ポイントだから、宮台真司が右に移行することで、そこに空いた立ち位置に、東+北田ライン
がすべり込めば、それで言論の空間でのゲームは成立すると考えられる。
新しい、批評空間のような雑誌に期待しましょう。

「ゼロ年代の批評の地平―リベラリズムポピュリズムネオリベラリズム
新宿紀伊国屋本店の紀伊国屋ホールで開催された第28回新宿セミナーを見に行く。

……只今 編集中……