苦悩の源泉

石田徹也 新日曜美術館
石田の絵はすばらしい。便器、机、バケツ、遊園地の飛行機、ありとあらゆる物に囲まれ
縛られた現代人の無表情で悲しい姿を絵の中に閉じ込めている。

意識的に辛いものと向き合ってきた人の顔
石田徹也遺作集


十数冊の大学ノートに書き綴られた、創作のアイデア

踏み切り事故にあったときに、財布の中にたった一枚だけ、残されていた100ドル札。

なんと伝説を残す人だろう。

必ず、夢日記をつけて、創作に活かしていた。

寡黙な男で過酷な工事現場、箱詰め作業など肉体労働での辛さや理不尽さを、表現の糧とした。>

ジェイソン・カラテカ:隣人たち


原美術館

本展は、現在ホノルルにて活躍する、ジェイソン テラオカの新作シリーズ「隣人」(88点組絵画)を中心に構成いたします。ハワイに生まれ、同地で制作を続けるテラオカは、ホノルルのアーティストやコレクター、キュレーターの間で注目されており、1990年代半ばから、ハワイ各地で展覧会を開催してきました。また、日系4世である彼は日本のアーティストに親近感を感じており、2005年には、ホノルル現代美術館で開催された奈良美智とのコラボレーション企画「Shaka Nara」に招待され、日本と関係を結ぶようになりました。

NEOが帰ってくる

といってもマトリックスではありません。
謎のホームページ サラリーマンNEO クリスマス特番

サラリーマンNEO◇働く人をモチーフにしたコント仕立てのバラエティー「サラリーマンNEO」のクリスマススペシャル。4月から9月まで放送し、大きな反響を呼んだ同番組を44分の拡大版として送る。生瀬勝久、マギー、沢村一樹田口浩正らおなじみのレギュラーメンバーによる新作コントをはじめ、小松政夫南野陽子らスペシャルゲストを迎えたコントや、レギュラー放送にはなかった特別コーナーなどを満載して送る。

ゲストも豪華!録画して見たい番組ですね。
朝日新聞、テレビ欄
メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする

コントには、会話中心の「静」と、オーバーに動く「動」がある。「静」は有識者へのインタビュー形式。メディアと視聴者の関係を研究する水越伸・東大助教授が登場し、NEOに注目していることなどを一方的に訴えたあと、聞き手の女性が番組の中で好きなコントを尋ねると「ないですね」と即答する。間が絶妙だ。
(岩本哲生)

『サラリーマンNEO』を見た。

 水越伸さんと私が出た場面だが、
あれは台本に大まかな指示が書いてある
だけで、あとは完全なるアドリヴである。

 テークには、本当に短い時間しか
かかっていない。
 ぱっと来て、ぱっと喋って
そして帰る。

 横で見ていたら、そのあっけなさに
びっくりするんじゃないか。
 
 ただ、中田さんと水越さん、そして
私の話が「すれ違う」ところが
面白いことにしよう、という設計や、
 カメラ割り、それに編集など、
 細かい点において吉田照幸さんを
はじめとするサラリーマンNEOのスタッフの
周到な準備と工夫があったことは
言うまでもない。

 BBCのコメディが、その基本に
BBCという局のキャラクターがあって
成立しているのと同じように、
 NHKというキャラクターを背景にしなければ
できないコメディというものがあるはずだ。
 
 サラリーマンNEOは、民放で放送しても同じ
味わいになるかどうかはわからない。

 NHKは一つの金脈を掘り当てつつあるの
ではないか。

茂木健一郎もこのコーナーに出ていた。アハ体験の意味がちがっていた。まあ、ちょっと面白い。