ライブはいいな

普段使っているMacについて把握してないことでは
自信のある(?)私だが、最近また一つショックが加わった。
ライブ変換という機能だ。マックに最初から付いて来る漢字変換ソフト「ことえり」に最近追加されたものらしい。
たまたまググっていて見つけたのだが、
普段グーグルの変換ソフトを使っているので、これは
全くノーマークだった。


これは文章を入力していくと、自動的にどんどん変換されるという機能。
変換・無変換キーもリターンキーも一切押さなくていい、というのが画期的だ。
試しに、iTunesで歌謡曲を聴きながら歌詞を入力してみると、これが結構すごい精度。ほとんど直すところがないので驚いた。


「背伸びして見る海峡の今日も汽笛が遠ざかるあなたにあげた夜を返して港港函館通り雨」(港町ブルース
「だからわかってほしいのとそっと絡んだ白い指離したくない辛いのよダメよダメダメ辛いのと泣いてすがった年上の人」(年上の女)
「アカシアの花の下であの子がそっと瞼を吹いた赤いハンカチよ恨みに濡れた目頭にそれでも涙はこぼれて落ちた」(赤いハンカチ)
「空を押し上げて手を伸ばす君五月のことどうかきてほしい水際まで来てほしい蕾をあげよう庭のハナミズキ薄紅色の可愛い君のね果てない夢がちゃんときみと好きな人が100年続きますように」(ハナミズキ


いやもう、やりだすと面白くて、何曲タイピングしたことやら😀 
入力した文字が勝手にどんどん変換されていくというのは、なかなか不思議な感覚だ。快感と言ってもいい。
ことえりといえば、おバカで使えないというのが定説だったが、こんなことになっていたとは……Appleはすごいなあ。


かつて取材が多かった頃は、テープ起こしという作業がなんとも苦痛だった。
ライブ変換があれば、ラクだったろうなあ(遠い目w)。
これからは、グーグルとことえりを気分次第で使い分けることにした。
退屈な仕事のライティングも、これで楽しくなるかな?