機動戦士ガンダムAGE#33「大地に吠える」

 艦長ちゃんがんばれ艦長ちゃん。
 と思っていたら、あっという間にがんばっちゃったよ!相変わらず展開速いよ!
 しかし、指導するようなことを言いつつ、基地からの通信には艦長ちゃんより最初に応答するフリットは本気で鬼畜だと思います。ええ、思います。

 前回から引き続いての、地上での決戦。っていうか地上の40パーセントが制圧されてるって何それ。えっ何それ。そんなに差し迫っていたのか地球オワタ。全然実感は無いのですけれど。

 戦闘の白眉は、キオV.S.ゼハート戦。なかなかに見ごたえがありました。ゼハートが終始押され気味なのは若干残念でしたが……反応が遅い!とか言ってることからして、新機体投入フラグかな。
 それに、結局は時間稼ぎなのだから、キオをあれだけ引き止めておいただけでも上出来なのか。

 制限時間有りの爆弾探しという鉄板ネタもあり、今回は全体に面白うございました。
 この作品、毎回話がぎゅっと詰まって濃縮されている感があり、それゆえ感情の描出のタメが足らず、ポカーン状態になる(前回のシャナルアとか、もっと以前だと学園編でのあれこれとか)ことが既にデフォルトなんですが、こと戦闘オンリー回だと、良い方向に働くこともあるんだな、と。
 キオのXラウンダー能力で爆弾発見!には、若干腰が砕けましたが。そしてフリット、どんだけキオを特別扱いしているのか。才能を愛しているのか。
 アセムはもう無かったことになっているのでしょうか、フリットの中では。

 アセム編のEDで、幼いアセムを肩車しているフリットパパの絵が、とても好きでした。本編でのフリットの冷淡さはほんと悲しいです。

 ラストに、OPでの謎の少女が登場。予告では、いよいよ謎の宇宙海賊が登場。いろいろと引っ張りどころが増えております。
 まあ、あんまり期待しすぎずに、ゆるゆると見ていくように心がけつつ。
 でないと、また、裏切られるから……ね……。

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機動戦士ガンダムAGE(3)セカンド・エイジ (角川スニーカー文庫)
 好評のノベライズは、5月31日発売の3巻でアセム編突入。本編があれなんで過大評価されているようにも見えますが、実際ある程度ノベライズその他でキャリアのある作家だし、面白そうなんだよなー……読みたいような気もするなー……と悩み続けて数ヶ月。レビューにある「ガノタ向けに翻訳されたガンダムAGE」ってのがまた、気になる。

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