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2017-10-16

スタンドバトルが好きな人にオススメのホラー映画「ライト/オフ」

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ハリウッド版「君の名は。」の脚本を手掛けるエリック・ハイセラー。彼の作品は評判が良いと噂で聞いたので、彼が生み出したホラー映画「ライト/オフ」を鑑賞。本編は80分と短く気軽に見れる長さでしたが、緊張感で体感時間はそれより長く感じられ、実に濃密な時間を過ごせました。

「ライト/オフ」は日本人が怖がるタイプのホラー演出がされていて、それだけでも十分に魅力的な作品ではあるのですが、中盤以降の怪物の正体が語られるところからは、一般的なホラー映画のそれとは異なる異能力バトルものとしての味わいがありました。

「ライト/オフ」に登場する怪物ダイアナは闇に潜む霊的な存在。ダイアナの活動範囲は光の届かない暗い所に限定され、室内を照らすライトが消えた時に実体化して主人公達に襲い掛かる。明るい所ならダイアナに襲われる心配は無い反面、こちらからも姿は見えず干渉が不可能な状態になる。

主人公達はダイアナを寄せ付けない為に暗い所を避けて、部屋の明かりを消さないようにする訳ですが、ダイアナはホラー映画の怪物の中では極めて知能が高く、あの手この手で光の無い自分に有利な状況を作り始めるんですよね。両者の攻防はまるで「ジョジョの奇妙な冒険」のアクアネックレス戦やチープトリック戦。

ホラー映画の怪物は正体が明かされてしまうと物理的に対処可能な敵になり、観客が感じる恐怖の種類がモンスター映画と化してつまらなくなることもありますが、この作品は怪物の退治自体が中々に考えられている作品。その出来は「貞子VS伽椰子」の悪霊に狙われるヒロインが意図的に別の呪いに掛かり、自分を狙う悪霊と悪霊をぶつけて潰し合わせる展開を超えるものでした。

前半はホラーで後半はバトルと一粒で二度美味しい作品。バトル好きならダイアナをどんな風に倒すか考えながら楽しめます。闇の中では物理攻撃が互いに通じますが、ダイアナは大人の男を投げ飛ばす程の怪力の持ち主。真正面からの殴り合いでは勝ち目が薄い。銃社会のアメリカなのでダイアナなんて銃で撃ち殺してしまえば済む話と思われるかもしれませんが、拳銃を発砲した時のマズルフラッシュでダイアナは姿を消してしまう。発砲した瞬間だけ無敵状態になる強敵を相手にどう立ち向かうのか。

「ライト/オフ」は一般人がスタンドを倒す事の難しさを教えてくれる作品でした。ちなみにレンタル版には幾つかの未公開シーンが収録されており、その中には長尺のアナザーエンディングがあるという豪華な仕様なので欠かさず見ましょう。細かい演出ではダイアナの恐怖に脅かされる少年が、闇の中で戦うバットマンのマーク入りの洋服を愛用している点にも注目。

2017-10-14

2017-10-12

「アイカツスターズ」騎咲レイの和菓子愛で星のツバサが生える説

Twitterに書くにしては長くなりそうなのでブログに残すことにしました。先に言っておきますが、下記は言葉の裏を読みまくった解釈で真相から離れている可能性が高いので、真に受けないようにお願いします。

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58話「ミラクルオーディション」でエルザは和菓子で有名な幸花堂の幸本社長からキャンペーンガールオーディションの出場券を受け取ります。このキャンペーンガールは去年も一昨年も変な被り物をしていた芸人的な仕事、去年選ばれたローラのめでたいたいを視聴したレイはツボに入ったらしく笑いを堪えながら、エルザに相応しくない仕事だから引き受ける必要は無いとして、自分がエルザの代わりに出ることを提案しました。

主君であるエルザに余計な仕事を与えまいとするレイの忠誠心の高さが窺えるエピソード、その様に解釈する声が多くて最初に見た時は私も同じ様に考えていたのですが、レイの行動は純粋にエルザの為に行ったことにしては不可解な点もあります。

レイ「こんなオーディションにエルザがわざわざ出る必要は無いだろう」

中略

レイ「そうだエルザ、私が代わりに出ようか」

エルザ「いいえ、その必要はない」

中略

エルザ「出るわ、このオーディション」

レイ「エルザ、本気なのか?」

エルザ「本気よ」

レイ「だが…」

エルザ「この私が決めたの」


やたら食い下がるレイ。エルザが参加するかどうか返答する前から、エルザの代わりにオーディションに参加するつもりでいます。最優先すべきエルザの意思を無視することもおかしいですが、幸本社長に選ばれていない立場なのに参加するつもりでいるのもおかしいですね。本来なら幸本社長に連絡して新たにアイドルを指名して貰うべきで、何処の誰とも分からないレイが勝手に参加すれば、それこそエルザの顔に泥を塗ることになります。まあレイの実力ならエルザが推薦すれば出場は可能だと思いますけど、それとこれとは話が違いますよね。

そもそもエルザが参加しなくて困るのはきららと幸本社長だけで、両名はレイにとって全く気を遣う相手ではありませんから、エルザの不参加による出場者の穴を埋める必要はなく、エルザには「参加しなくていい」の一言で済むはずです。それなのにレイはオーディションでエルザの代理を務めようとしますし、エルザが出ると言った後も彼女の意思に逆らってまで辞退を進言してくるんですよね。

芸人的な仕事を遠ざけてエルザのイメージを守りたいだけにしては腑に落ちない点が見られたのですが、ここでレイの行動を読み解く際にある重要な要素が抜け落ちていたことにあると気が付きました。それは公式サイトに記載されている一文。

好きなものは和菓子。

特技が剣道と茶道で寿司と和菓子が好きなレイ。実は歴史の長い和菓子メーカーである幸花堂に興味津々。そう考えるとエルザとレイの会話の意味もまた違って聞こえてきますね。これはヴィーナスアークに来てからはエルザのサポートに徹して、エルザに言われなければ表舞台の仕事から逃げ続けるレイが唯一積極性を見せた場面。

レイはローラのめでたいたいを笑いまくっていた癖に、内心でそのオーディションに参加する気満々でいたかと思うと何だか微笑ましい。もしもエルザが参加していなければ、レイは代わりに優勝してライブをすることにもなり、星のツバサの獲得が数ヵ月は早まったかもしれません。

それにしても珍しく仕事をする気になったレイの姿を見てもエルザは別に仕事を譲ろうとはしないんですね。56話でレイに言った「やりたいことをやればいいのに」は嘘だったのか。それともあそこでレイがエルザの為なんて言い訳を作らず、本気で参加する意思を見せていたら喜んで仕事を譲るつもりだったのでしょうか。さて真相は如何に。

今は廃れた90年代のアニメとゲームのファッション - アニメ見ながらごろごろしたい

アイドルキャラの身長と消費者の嗜好 - アニメ見ながらごろごろしたい

2017-10-07

今は廃れた90年代のアニメとゲームのファッション

キャラの顔の描き方が時代によって大きく変わるように、キャラの服装にも流行り廃りがありますよね。90年代では割と目にしたけれど、00年代からは見る機会が減った服装は沢山あります。今回はその中で印象に残っているものを幾つか紹介していきます。

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頭に布を巻く男性達
ドラゴンクエスト」に登場する主人公が被っているような兜は古くてダサいけれども、頭に何も身に付けないのもそれはそれで寂しい。そんな時はバンダナや鉢巻を巻いておけば地味な自分とおさらば。これによりメインキャラらしい雰囲気を漂わせられます。兜が人気を失い始めた90年代はその代わりに布を巻くようになり、この時代に活躍した勇者系のキャラや格闘家系のキャラはよく頭に布を巻いていました。RPGでは主人公の証と言える程に使われたアイテム。

クロノトリガー」のクロノ、「テイルズオブファンタジア」のクレス、「アークザラッド」のアーク、「ワイルドアームズ」のロディ、「スターオーシャン2」のクロードと直ぐに頭に思い浮かんだキャラだけでもこれ程の数がいます。

頭に鉢巻を巻く行為は日本において気合を入れる意味もあり、鉢巻状に布を巻くとキャラの熱血度も心なしか増して見えます。興奮色の真っ赤な布は特にその印象を強めるだけでなく、戦闘で流れた血で汚れても目立たない優れもの。布は怪我をした際の応急処置にも使えるので、危険な旅に出る人には色々と役に立つでしょう。

そんな頭に布を巻くファッションですが、00年代に入るとバンダナが男性オタクを象徴する記号に使われる場面も増えてしまい、主人公格を高めるものとしての印象は徐々に薄れていきました。バンダナに良くないイメージがついて使い難くなることは、髪型の種類が少なく周囲と外見を差別化する方法も限られる男性的には中々に痛いですね。


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困った時の謎の玉
90年代に沢山のアニメでキャラデザを担当したことぶきつかさ先生のお気に入りの謎の玉。耳や剣や鎧と色んな箇所に付けられていました。とりあえず装飾品として丸い玉を付けておけば、ファンタジー感が出るだろうと思われていたところはありました。占い師の水晶玉が起源にある為か、魔法を使うキャラには使われやすい。

魔法的な意味以外にオシャレ用のイヤリングとしても愛された謎の玉。当時のキャラは非常に目が大きく顔の形もデフォルメされていたので、5cm以上の大きな玉を耳に付けてもバランスは取れていました。今時のキャラデザであれをぶらさげていたら「銀魂」の新八みたいに眼鏡が本体と言われるように、玉が本体と言われてしまうかもしれないです。

個人的にあの頃の作品は不思議な力を宿す宝玉が印象的で記憶に残っているのですが、何時の間にか不思議な力を宿す役割は「Fate」の令呪など肉体に刻まれた紋章に奪われたような気がしています。複雑な魔法陣は作画がデジタルに移行して低コストで描けるようになり、その影響で増加傾向にありそうですけれど、実際のところはどうなんでしょうか。


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圧倒的な存在感を放つ肩アーマー
80年代のバブル期に流行したらしい肩パットの影響がアニメやゲームにも流れ込んでいたのでしょうか。肩アーマーの肥大化はロボットのみならず戦士にも及んだ時代でした。「魔法騎士レイアース」や「スレイヤーズ」とファンタジーアニメの流行に伴い、視聴者の記憶に強く刻み込まれたでありう肩アーマー。当時は魅力的に感じていたはずなのですが、今にして思うと全く訳が分からないデザインですよね。女騎士の露出が多い鎧より遥かに不思議な肩アーマーは一体どこを守ろうとしているのか。とりあえずあれがあるとフリーザ軍の戦闘服の肩アーマーを作成する業者は儲かりそうではあります。

肩アーマーは無駄に横に広くて動き難いとしか思えないのですが、横幅を広げてマントを羽織ると体格を大きく見せられるので、威嚇には使えるのかもしれません。敵組織の偉い人が好んで用いるのは部下に舐められない対策であるとかないとか。相手に威圧感を与えることは小柄な女性が一人で旅をする場合も身を守る意味でも大切ですね。人間にどの程度の効力を発揮するのかは分かりませんが、野性動物にはそれなりに有効だと思います。

こうして過去を振り返ると色々と見なくなったものがあることに気が付きますね。昔のアニメではサービスシーンとして頻繁に使われたスカートめくりも、今ではすっかり見なくなりました。これにはメインキャラが小学生から高校生に上がったことやセクハラに対する世間の見る目が厳しさを増した社会的な背景が影響しているのでしょう。恐らくラッキースケベが普及した要因もこの辺に繋がるのではないかなと。

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