アジア ロマン紀行 (その1)

 ポー、クン、パー、ムアン、ブリッジ

タイ北部と東北部に挟まれた形で、南北に細長く広がるペチャブーン県は、タイ
王国にあって私たちに最も馴染みの薄い地域の一つである。中でも特に北部ぺチ
ャブーン県は、山々がつながる高原避暑地として人気が高い。こんにちではタイ
のスイスと讃えられる美しい山脈が広がり,良質なタマリンドやコーヒーの産地
として知られている。
 12号線はロムサックの南でペチャブーンから北上する国道21号線と交差する
が、この交差地点から西側山岳地帯に行く国道沿いにはコーヒー、ヒルと言うド
ライブインがある、目の前にペチャブーンの美しい山々がつながる絶好の観光ス
ポット。今回はペチャブーン県北西部で避暑地として名高いカオ、コーのマウン
テン、エリアを紹介。
 東部ペチャブーンの北西に広がるカオ、コー高原地帯へのアプローチは、ピサ
ヌロークから国道12号線を辿るのが正解なのであろう。ピサヌロークの市街地
からは東へおよそ100キロの距離である、しかしイサーンのコンケンから同じ
国道12号線の長い道のりを走ってみた、コンケンから西へ、チュンぺーの町を
抜け、ルーイ方面への201号線の分岐路を過ぎ、チャイャブーン県の最北部を
走る辺りからプー、パー、マン国立公園、ナム,ナオ国立公園の山々が迫ってくる
やがて道は起伏の激しい、アップダウンを繰り返す山岳路となるが、この国道12
合繊上にタイで最も高い木製の橋桁とされるポー、クン、パー、ムアン、ブリッジ
がある。