酒井七馬の慰問はがき

戦争中、漫画報国会関西支部長として活躍していた時期の酒井七馬が描いた似顔絵がやっと手に入った。全川崎産業報国連盟派遣とあるのは、神奈川県川崎市のことではない。神戸の川崎重工業のことである。はがきに産業戦士の似顔絵を描いて、故郷に送ってもらおうというのである。これは未使用なので、本人がとっておいたものなのだろう。本当は、使われたもの、宛名が入ったものが欲しかったのだけど、おいおい見つけていこうと思う。もちろん、酒井七馬回顧展に展示する予定だ。こうして面白いものが少しずつ揃ってくると、あとで大学に寄贈するのが惜しくなる、というのは悪い癖だな。

4時に「まんが最前線」の原稿を送信して、夕方から某大作家をインタビュー。