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ダウンロードして通勤電車内で見始めた。
原作とは異なるということ、原作自体も事実をベースにしているが、本当はかなり違うということなどどこかのコラムか何かで読んでいたので、ちょっと白けた気持ちでなかなか見ようとは思わなかった。
そんなことはおいておく。
映画としてはよくできている。
俳優もしっかりとした演技で見ていて気持ちよかった。
ただ、親の世代として思うのは、あの親父の強引ぶりはともかくとして、子供3人を私学に行かせて、塾まで行かせ、学費も払うというのがどれくらい大変かというのが若い人たちに伝わるかどうか。
自営業で甲斐性のある男なんだと思う。
私にはとても無理かな?
とか思っていたが、うちの娘と息子を高校、大学ともに私学。
なんだかんだやればなんとかなるもんだろうというのも実感としてある。
まあ、女房がうまくやりくりしてくれているというのが大きいと思うけど。
今の私の稼ぎで子供二人を私学に行かせたというのは今更ながら本当に不思議で仕方がない。
話は脱線したが、親たるものは自分の子供をしっかりと信じて上げること、そして本当に大切なことは何か見極めることである。
彼女の通っていた学校はそのまま持ち上がりの私学で、入ってしまえば全く勉強しないという学校のようだが、あの描写は極端すぎると思う。
大抵の私学は授業に関しては公立と違って、かなり細かいところまで指導するはず。
いくら内部進学があってもあんなに放置はしないと思う。
この映画で主人公の頑張りがあったのは言うまでもないが、指導者たる塾の先生が素晴らしかったことが大きい。
そしてそれ以上に大きな存在は母親である。
素晴らしい女性であり、なにがあってもあの家庭は奥さんが素晴らしい人なので決して踏み外すことがないだろうと思う。
それにしても母親に対してあだ名で呼ぶとはなあ〜。
女房が娘にあんなふうに呼ばれたら、ブチ切れるだろうと思う。
うちの娘や息子があんなふうになるということも考えられないけど。
どうしても子供を持つ親として見てしまう、そんな映画だった。
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高校生役だが、違和感ない。
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長いタイトルだが、ストレート。