奈良旅館おでかけ歴史旅行

奈良の歴史をナビゲート!奈良旅行のしおりにどうぞ。奈良県桜井市三輪『料理旅館大正楼』

千手滝

先日、室生赤目青山国定公園にある赤目四十八滝に行って参りました。

避暑地に行きたい!

暑い夏を乗り切るには、一服の清涼感というか、心と体のクールダウンが必要です。

赤目の滝は三重県にありますが、奈良県との県境に近く、私たちにとっては奈良県内の感覚です(笑)名張よりも西側の奈良県寄りにある赤目の滝は、奈良県人にとっても絶好の避暑地です。

赤目四十八滝は、「日本の滝百選」「森林浴の森百選」「遊歩百選」にも選ばれている観光名所です。

写真の滝はスタート地点から20分ほどの距離にある千手滝。

赤目五瀑の一つに数えられ、高さ15m・幅4mに及ぶ大きな滝です。複雑な形の岩をすべり落ちる美しい姿から千手滝と名付けられました。

赤目の滝の手前には多くの駐車場があります。

今回、私は赤目観光ハウスさんの駐車場に車を停めさせて頂きました。

駐車料金は800円です。

概ね800円が駐車場の料金として統一されているようです。

近鉄電車でアクセスする場合は、赤目口駅を降りてバスで10分ほどです。駅から散策がてら、山道を歩くこともできますが、さすがにちょっと遠いでしょうね。

千手滝の他にも、赤目五瀑として「不動滝」「布曳滝」「荷担滝」「琵琶滝」があります。特にスタート地点の日本サンショウウオセンターから70分ほどの所にある荷担滝(にないたき)は赤目四十八滝を代表する滝として知られます。

荷担滝の高さは8m。
そう大きくはない滝ですが、ふたつに分かれて流れ落ちる様子は、日本的な優美さを感じさせます。

忍者が修行のときに身を清め、心を鎮めたとされるじゃんじゃの水不動明王が乗って現れたという赤い目をした伝説の赤目牛なども必見です。

マイナスイオンを全身に浴びる癒し・・・滝ならではの醍醐味ですよね。

千手滝の前には休憩所もありますので、ここで一息ついて、さらに上を目指す滝巡りにでかけましょう!