第一回目の感想・学び


個人的に感じた第一回目の「気づき」や「学び」や「思ったこと」を書きます。


【チェックイン】


●チェックインで「今日の期待」を聞くと、今日来た理由が改めてわかる。
●1人1人に再度「なぜ、来たのか?」を考えさせることになる。
●ただ、やっぱり、拍手をすると、期待感や「良いこと言おう」感や「それっぽいこと言おう」感が高まり、本当のことと離れる恐れあり。
●やっぱり、サークルで顔が見れるのは、安心感に繋がると思った。


【ワールド・カフェ説明】


●相変わらず、自分としては、長い、と感じた。だから、ちょっと改善したい。
●けど、感想に「今まで参加したワールド・カフェで一番説明が良かった」と言われたので、同時に説明の必要性も感じた。
●3年前は、ワールド・カフェを体感したことない人ばっかだったけど、最近は「あ、ワールド・カフェね」という反応も多くなってきたので、きちんと、今日のワールド・カフェの流れや今日のルールを説明する必要はあると思った。
●他で参加したことある人は、その時の流れやルールや問いがベースとなっている為、前提(当たり前)が強くなる。そうなると、「え?前と違うんだけど」「なんでこのルールにするの?」「間違ってない?」という意図探しになる。すると、話合いに集中力が低下するから、要注意。まずは、小さな不安や疑問を解消すること。「今日やるのは、いろいろなワールド・カフェがあるうちの一つです」という、たった一言のアナウンスが凄く大事になる。


【ワールド・カフェの問い】


『あなたは、震災とどう向き合いたいですか?』


●いくら「派生してもいいですよ」と伝えても、問いには、強制力がある。
●問いには前提がる。今回に関しては、「誰もが向き合いたい」という前提があった。ただ、前提が悪いわけではない。前提があることを認識していることが大事。そして、今回は、この前提に目を向ける人も現れたので、いい深まりがあったと思う。


【ワールド・カフェ】


●今回は、「向き合う」という価値観がキーポイントになったと思う。
●自分にとっての「向き合う」と他人の「向き合う」の違いの発見。
●向き合う度合いや、それに対する自分の葛藤、選択。
●そして、これから、自分はどう向き合いたいのか。


【ハーベスト(学びの収穫の時間)】


●最初の発言者が、頭ではなく、腹(本音)で自分の感じたことを話してくれたから、その後の発言の敷居が上がった。けど、すごくいい時間になったと思う。つまり、最初の発言者の影響は、サークルにおいて、大きい。
●ただ、少しばかり、「場から抜けちゃった人もいたのでは?」と感じた。言い換えるならば、自分が「今」何を感じているのか、を常に感じているかどうか。ただ、それは、僕自身のアナウンスや呼びかけの言葉ひとつひとつで、変わってしまうものなので、僕の責任でもある。あと、ワールド・カフェで体力消耗したこともあったと思う。
●時間が長くなれば、なるほど、「話したい」欲も高まる傾向もある。一方、集中切れる人も現れる。


【チェックアウト】


●なぜか、僕のワークショップのチェックアウトはどこかで「笑い」が起こる。話合いを通して、だんだんと安心した場になった証拠なのか、何なのだろうか。
●そして、やっぱり、相変わらず、言葉には限界を感じた。
●その人が感じた『何か』を言語のみで表現するには、難しい。個人的には、現代人は言語表現以外での表現方法が苦手なのかな、とも思った。(自分が結構そうだから)
●普段とは違った方法で、内にあるものを表現する、ことも大事なのかも。


【フリータイム】


●ここで、話すことこと、現実に繋がる「何か」なのかな、とも思った。
●繋がりたい人としっかり繋がる。話したい人と話す。
●ワークショップ後のオフ時間をもっと取れるようにしたほうがいい。