SYSTEM OF A DOWN/MEZMERIZE、HYPNOTIZE

Mezmerize Hypnotize
昔けっこう好きだったバンドその1。『毒性』のころはかなり好きでよく聴いてて、久しぶりに聴いてみようかなってことで2枚一緒に借りてみました。聴いててちょっと笑っちゃうところもありつつ、かっこ良さとメロディの良さを兼ね備えた希有なアーティストだと思います。変わったところと言えば、前よりやや展開が複雑になった印象ですかね。ギターの人のボーカルが増えてて、この人の声もまた味があっていいすねー。昔聴いてたころは思わなかったんですけど、DEAD KENNEDYSを思い起こさせたりしました。
「Violent Pornography」の歌い出しなんか完全にギャグじゃねーのかってくらいで、びっくりして笑っちゃったし、そのくせ最後の方は感動的なメロディに持ってくるんですよねー。ややニューウェーヴ風の「Oldschool Hollywood」とか、サビがR&B風の「Vicinity」なんか新展開で面白いと思いました。ほんとに変わったバンドだと思います。面白いです。

MARILYN MANSON/LEFT WE FORGOT THE BEST OF

レスト・ウィ・フォーゲット
昔けっこう好きだったバンドその2。ほんとに素直に好きで、サマソに来たときにテンションが上がった記憶があります。*1こうやって改めて聴いてみると、昔の音源ほどざらついててかっこいいなーって印象を受けますね。「Lunchbox」とか今聴いてもかっこいいです。懐かしいと思うのはよく聴いた『Antichrist Superstar』の曲とか、サマソのときに中心に演ってた『Holy Wood』の曲で、久しぶりに聴いてもサビとか歌えるくらい覚えてるのには驚きました。「Tourniquet」とかめちゃくちゃ久しぶりに聴いたんですけど、けっこう覚えてましたね。
満遍なく選曲されてて満足なんですけど、あえて言うなら「Rock'n Roll Nigger」とか「Antichrist Superstar」も久しぶりに聴きたかったんで入れて欲しかったすね。あの、ドンドン、イェー、ドンドン、イェーってアンセム的なところがけっこう好きなんですよね。

*1:確かこの前がSLIPKNOTでそっちもかなりテンションが上がった記憶です。かなりヘビー系の1日でした。2001年ですかね?

BABYSHAMBLES/DOWN IN ALBION

Down In Albion (Gtv)
毎度お騒がせ中のピートがLIBERTINES脱退後初めて作ったアルバム。彼の描く曲ってそんなにメロディがいいとか思わないんですけど、耳に残るんですよねー。シングルの「Fuck Forever」を筆頭に、叙情的なメロディとボーカルで惹きつけますよね。色気があるって言うか。彼には死なずにこれからも作品を作っていって欲しいすね。

DOGS/TURN AGAINST THIS LAND

Turn Against This Land
近年のUKのニューバンドブームの中の一つということで、なかなかクオリティの高い作品だとは思うんですけど、びっくりする位に心が動かされませんねー。適度にロックで適度にポップなんで、どっち付かずの印象を受けちゃいました。悪くはないんですけどねー。他にいろんな特徴を持ったバンドが次々と出てきてる現状では、ちょっと弱いかなーという気がします。シンプルなロックとかパンクが好きな人にはいいかもしれませんけど、個人的にはOTHERSの方がポップでいい感じだと思いますね。大貫憲章先生がライナーを書いてて絶賛してるんでちょっと心苦しいんですけど、正直イマイチでした。