ベスト10・ワースト10

116本
ベスト
赤色彗星倶楽部・・・本当に、人間が人間を使って作ったの?
カメラを止めるな!・・・本当に、人間が人間を使って作ってる!
君が君で君だ・・・シャレで作ったみたいに見えるけど、シャレで作れない密度とクオリティーなのはオッチャン理解ってる。お戯れで時代を創り世界を変える。そういう器なんだろうな。
寝ても覚めても・・・虚実を織り混ぜて誇張することで、リアリティーを高めていく作劇。控えめに言っても神業です。みんないい顔しているし。ここまで演出してこそ監督なんだなあ。
ヘレディタリー/継承・・・底知れない。もう観たくないけど、また観たい。
銀魂2 掟は破るためにこそある・・・ごめんなさいオブジイヤー福田雄一って"やり過ぎるだけの人"という認識だったけど、絶妙とか加減とか理解ってはりますやん! 緩急つけられてますやん! 今後も観させていただきます。
ちはやふる 結び・・・大好き。それだけ。
アイスと雨音・・・これ凄くない? もっともっと話題にならないとおかしいレベルで。
スリー・ビルボード・・・さり気なくとんでもないことをやっていたり、端々にユーモアが隠されていたり。一つ上の、スキのなさ。もう一回観たいシーンがてんこ盛りだわ。
犬猿・・・今年はもう一本「凄い吉田恵輔」もあったのですが、ハナ差で「好きな吉田恵輔」が勝ちました。なにはともあれ、年に2本吉田恵輔作品が公開されて、どちらも素晴らしかった。良い年でした。


ワースト
音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!・・・最初から最後までスベっている映画。リットン調査団を120分観劇するような。身の毛もよだつ苦痛でした。
不能犯・・・つまらないお話を、つまらない画音と適当な演技で見せられただけ。なんのこだわりも感じませんでした。ショックでした。
未来のミライ・・・エンターテインメントとしては失敗なのではないでしょうか。色々と欠落している。まだまだ、そこまでのネームバリューは持ち合わせていないのではないかと。
サニー/32・・・ただただオナニーを見させられたような。つまんない+嫌悪感。魅せるオナニーもあるんだぜ。努力を全て、自分のために使っている。お金を払って、観てもらえばいいと思う。
斬、・・・蒼井優のせいで台無し。これほどの映画で、あんな気の抜けたレイプシーンは見たくなかった。色々あるんでしょうけど、だから映画を殺すのは本末転倒なのでは?
ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間・・・パンチが無さすぎる。応援しがいが無さすぎる。ジブリを踏襲するのはいいけれど、これはただスライドさせただけなのでは・・・? 短尺をイイワケにしかしていない作劇にもウンザリ。
リメンバー・ミー・・・大嫌いな家族のカタチ。家族に不自由を与えていたババアが、なんのオトシマエも付けずに暖かく死んでいくのも、違和感しかなかった。
クソ野郎と美しき世界・・・人選含め、『時間が足りていないのでは・・・?』と訝しんでしまう出来。それなりに楽しみましたが、映画を粗末に扱っている感じが許せませんでした。
羊と鋼の森・・・雰囲気は良いだけに、他のただつまらない映画より罪は深い。ダサさが隠せていないのも致命的。
クワイエット・プレイス・・・致命的欠陥のある映画は、JUNKとして鑑賞料金を300円にすべき。

それだけが、僕の世界 (チェ・ソンヒョン) ★★★   【韓・2018】

韓国映画の母親像は、マジで泣けるの多いよなー。
より本能寄りというか、モラルを蔑ろにする感じ。動物の親子を見ている感覚。


子供に隠して、隣のオバサンに真相言ってるってなんやねん?
不治の病でそれは成立しないでしょ。
登場人物みんな、未来のヴィジョンが軽薄すぎる。

メアリーの総て (ハイファ・アル=マンスール) ★★   【英=ルクセンブルク=米・2017】

ずっと、とても退屈だった。
ただ、キャラクターにイベント投げ続けて、リアクション撮り続けてるだけの映画。
全く裏切ってくれないんだもんなー。拍子抜けしたわ。

マイ・サンシャイン (デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン) ★★★   【仏=ベルギー・2017】

変なシーンが多いなあ。
ハル・ベリーの夢とか。必要か?


ダニエル・クレイグは良かったけど、あのキャラクターはご都合主義でしかないと感じた。
もうちょっと説明してくれよ。あいつは何者で、なんでああなってんだ?