RubyKaigi2010が終わりました

もう遠い昔のことにも感じられますが、先週末の金土日の3日間、RubyKaigi2010こと日本Ruby会議2010が開催されました。

RubyKaigiにおける実行委員長の最大の仕事はテーマを決めて開催趣意書を書くことと、突発的なトラブル等について都度判断をくだすことなので、私の仕事は気苦労的なものがほとんどで、実務的にはあらかた落ち着いたものでした(それ以外はプログラム委員長、運営委員長や補佐、各チームの取りまとめ役やホールや部屋の番長などが率先して仕切ってくれました。多謝)。そんなわけで、開催前後のお仕事といえば、開催2日前にキャンセルになった最初の企画であるJeremy Kemperの基調講演の代替企画のセッティングをしたこと(これは厳しかった……)、打ち合わせ中に話題になったRubyGemsについて、直接話をする場を作ろうということで急遽RubyGems会議のお膳立てをしたこと、ジュンク堂のミニトークセッションを行ったこと、くらいでしょうか。……なんかあんまり実行委員長っぽくないですが、通常運転の部分については組織的に整理されている体制ができあがっている場合、トラブルシューティング的な要素が増えるのかも。

クロージングで説明した次回のテーマ、「最後のRubyKaigi」については、書き出すと長くなりそうなので(少なくとも理由は5つくらい挙げられそう)、「あとで書く」ことにします。発表後の反響について、今のところの感想としては、比較的暖かく受け入れられつつあること、そして最終回の意味について、いろんな人が分析してくれていること、でしょうか。RubyKaigiは本当に愛されているんだなあ、続けられなくてごめんなさいという気持ちです。

書きたいこと、書かないといけないことはまだまだあるけど、まずはみなさんへの感謝をば。本当にどうもありがとうございました。その他はRWC後に余裕があれば。

そして、いよいよ、あと1回です。どうぞよろしくお願いします。