た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

オオグソクムシの謎

オオグソクムシの謎

オオグソクムシの謎

wikipedia:オオグソクムシは漢字で書くと大具足虫で、本書では

サングラスをかけた肌色の巨大ダンゴムシ

と形容されていた。
http://cdn.amanaimages.com/cen3tzG4fTr7Gtw1PoeRer/02599000574.jpg
なんかニコニコ動画で話題になったようだね。
本書の隠れたテーマは「心(意識)」で、心の正体は「隠れた活動体」だそうだ。
ちなみ著者の前著は

ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

で、古本屋で見かければ買いだな。とりあえず昨日立ち寄った古本屋にはなかったorz
ただ、心や意識をテーマに据えるんなら、文系のセンセイの意見も取り入れた総合的な書を期待したいところではある。
現時点での結論*1は、

意識(心)は個体の物語を作る装置

だそうで、(心と体の関係は)wikipedia:一元論でもwikipedia:二元論でもなく、「心身無元論」を主張していた。
という訳で、このテーマは追及すると発狂するので(もうしてるけど)この辺でお開き。

*1:と言い切って良いものかどうかわからんが。