た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

昆虫は最強の生物である

昆虫は最強の生物である: 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略

昆虫は最強の生物である: 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略

HONZ の記事:『昆虫は最強の生物である 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略』 - HONZ*1では、「虫好きたちのバイブル」だとさ。
あ、でも本書には冒頭に昆虫のカラー写真があるんだけど、僕はそれよりwikipedia:地質時代の表が欲しかったorz 高校の理科で生物か地学を選択すれば覚えさせられるのかもしれないが、物理・化学選択では無縁ですからorz
途中に出てきた「パラモ」*2とかいうのも、説明が欲しかったorz
この記事:【閲覧注意】科学の名の下に147種の昆虫で自ら試した「刺されたら痛い虫ベスト10」(アメリカ) - NAVER まとめ の「痛さレベル」というのは、本書でいうシュミット痛み指数のことなのかな?
こんな話もあるそうな。

もし地球上から全ての昆虫類を消してしまったら― 人間が一生懸命やっているように― 残る全ての生物は人類を含めて 地球から消滅するでしょう。〜エドワード・オズボーン・ウィルソン: 地球の生命を守るためにできること | TED Talk Subtitles and Transcript | TED

この本:

生と死の自然史―進化を統べる酸素

生と死の自然史―進化を統べる酸素

は好著だそうだ。市の中央図書館まで行けばあるから、機会があれば。十年前の本だけど。
あと、この本:
大絶滅 ―2億5千万年前,終末寸前まで追い詰められた地球生命の物語―

大絶滅 ―2億5千万年前,終末寸前まで追い詰められた地球生命の物語―

も何度か紹介されてた。これは家の近くの図書館にもある。
個人的にちょっと面白い言い回しがあったので、デジタル書き抜き。

たいていの人が靴をはくのと同じで、外骨格は体を支えるだけではなく保護する役目も果たす。

あとこれは、面白いからではないが。

すべての科学哲学者にとってもっとも重要な処世訓は「つねに単純性を追求し、そして、たえずそれを疑うべし」

僕らがガキの頃は恐竜は肉食の代表格がwikipedia:ティラノサウルス、草食の代表格がブロントサウルスだったけど、後者は今では(大雑把には)wikipedia:アパトサウルスっていうのか。

カゲロウ以外の翅のある昆虫を見たら、それは成虫だと判断してよい。

wikipedia:J・B・S・ホールデンのこの逸話

(創造神は)「甲虫類へのただならぬ愛着心」(Mini Post from England: てんとう虫のサンバより)

は、おそらく作り話だが、似たような記述はあるんだとか。
wikipedia:ゴキブリも昆虫の仲間だし、僕はゴキブリは最強の生物だと認めるから(だってアイツら陸*3・海*4・空*5全部制してるし)、昆虫最強!というのも理解できる話ではある。

*1:てかこの記事、訳者あとがきとほとんど一緒だわ。

*2:南米3ヶ国にしか生育してない植物も! 北アンデスの高地を回る、パラモツアーに参加 | 婚前世界放浪記によると、「北部アンデスの中でも、標高が高くて涼しいエリア」

*3:あの移動速度、許せないね。今のオイラは間違いなく叩き逃す自信ありorz

*4:wikipedia:アブラムシ (曖昧さ回避)と呼ばれることもあるくらいだし、短時間なら水につけても死なないはず。

*5:もっとも許せないのは、これだ。こっち目がけて飛びやがることだ。