た-くんの狂人日記

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超監視社会

超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?

超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?

HONZ の評(著者まえがき)『超監視社会 私たちのデータはどこまで見られているのか?』 - HONZ
著者は、以前に暗号技術大全とか信頼と裏切りの社会といった書も著わしているようだが。
TORとかいうブラウザもあるそうで、著者おすすめ。:初心者が解説するTor browserの基本 - NAVER まとめ でもこーゆーの使うなら、その前にそもそも Windows(R) 使うの止めた方が良い気はする。残念ながら、オラそこまでの根性なしorz
そえば本書も原注の番号が振ってあるけど巻末に注はなく、出版社のサイトを参照してちょーだい、とのことだった。��Ķ�ƻ��Ҳ����� | ���׼� なんかでも、出典の注だけではなく説明の注もあるみたいだし、そういうのはちゃんと印刷して巻末に載せてほしいなぁ。
でも確かに、今の時代探偵を雇うくらいなら携帯(電話)の位置情報を追跡する方が手っ取り早いね。
アメリカ軍の定義によれば、「監視」とは「体系的観察」だそうだ。
しかしまぁ、スマート在庫管理やスマート・シティくらいは聞いたことがあるが、スマート歯ブラシ | IoTやらスマート電球(Bluetoothでスマホと接続できる「スマートLED電球」7選 | ミニマリストしぶのブログ)、wikipedia:スマートドラッグ「スマート」衣類は5年以内に1000万着が販売される【調査報告】 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)なんてーのもあるそうで…*1
そうそう、最近の(オンライン)サービスは無料のものが多いけど、これだと何か問題があった時の制裁金も0なんだって。ググったところ、必ずしもそうとは言い切れないようだが。ただ、無料だと合理的な判断が出来なくなる、というのはその通りだと思う。今通所している作業所のお昼御飯がそうなんだよねorz
また、wikipedia:HTTP cookieは「永続的識別子」と呼ぶことを提案していた。
こんな言も:ジョン・ワナメーカー『広告費の半分が金の無駄使いに終わっている事はわかっている。わからないのはどっちの半分が無駄なのかだ。』|インクワイアリー
wikipedia:行動ターゲティング広告にもwikipedia:不気味の谷現象があるそうだ。
こんな話もあるそうだ。:米通信情報システムを構成する協力国のグループ : Intelligence News and Reports
wikipedia:アメリカ国家安全保障局の監視活動はwikipedia:自己免疫疾患に似ているそうだ。確かにそうかも。
こんなのもあるそうで。:"シグネチャーストライク(識別特性爆撃)"と、大統領の無人飛行機に対する空弁論 | ハフポスト おっかないなぁ。

政治的議論では、異論に(こそ)価値がある。/規範から逸脱しなければ、進歩はありえない(wikipedia:フランク・ザッパ

ヨハイ・ベンクラーという方が言うには、「不完全さは自由の核をなす要素」だそうだ。
また、著者によると、今やインターネットの自由は人権の一部だそうだ。
あと、クーポンやキャッシュバックは一部の顧客を優遇しているわけだから、オブラートにくるんだ差別とも言えるそうだ。
マーケティング関係者に言わせると化粧品を売り込むなら月曜日が最適らしいんだが、その理由は書いてなくて、ググってもわからずorzま、いいや。一応男だし、化粧品に縁ができるとも考えづらいし。

監視はコントロールを容易にする

中国にはこんなのもあるそうで。wikipedia:五毛党
こんな話も見かけたことはある。:wikipedia:フィルターバブル
「講釈の誤り」って、これのことかなぁ?:『ブラック・スワン』を読んで思う原発問題 原発事故は再び起こることを受け入れる - Thoughts and Notes from NC
なんかグーグル先生によると「失って、はじめてその大切さに気付くもの」は(今は?)親と健康とセロテープだそうだが、プライバシーも失ってはじめてその価値に気付くものだそうだ。
また、信頼は社会の基盤だから、システムを設計する際には有効性だけではなく信頼性も確保する必要があるそうだ。ま、そりゃそっか。
本書はアメリカの問題を多く取りあげているんだけど、全般に他の国よりまだアメリカのほうがマシだそうだ。
うーん、でもwikipedia:マーティン・ルーサー・キング・ジュニアのある言が座右の銘らしいんだけど、どれかわからずorzま、これは家の近くの図書館の本だし、こんなところで良しとするか。

*1:(現在の)オラは、最盛期に比べりゃかなりスマートだぞ!?≒スマート・タカピロか?