「同人少女JB」で聖地巡礼してみる

先日紹介した「同人少女JB」を買って読んだ。舞台となっている町は漫画の中に明記されてはいないが、溝口であることが背景の書き込みから分かる。作中に登場する「バイク雑誌と絵本とマンガだけの本屋」のモデルとなる店が実在したのか、一本木蛮より6歳ほど年下の私には分からない。当時小学生の私の溝口での立寄先は、長崎屋屋上のゲームコーナーだけで、本屋は文教堂だけで事足りるお子様だったので。
せっかくなので聖地巡礼をしようと思ったが、いかんせん溝口は90年代に再開発されてしまい、昔の面影を偲ばせるものはほとんど消えてしまっているので、昔の写真との比較をしてみる。
52ページより

これは国鉄武蔵溝ノ口駅の券売機前あたりから商店街の入口を見たところ。左手の屋根が溝口駅バス停の出発場で、パチンコ店との間の細い道が溝口のメインストリートである。

看板の並びから、ほぼ同じ場所だと分かるだろうか。
このメインストリートを真っ直ぐ行くと、マルエツがあり、長崎屋(現ドンキホーテ)がある。
記憶を辿って、現在のほぼ同じ位置から撮影してみたのが下の写真。

どうだ! もはや全く跡形もないだろう! 昔の写真のバス停とパチンコ店との間を真っ直ぐ行くと、現在の写真の右端から画面奥に向かっている道になり、ポレポレ通りと交差してドンキの前に出るのである。


昔の写真と同じものと言ったら、白地に青い丸のムサシボウルの看板だけだな。