SME V-12 + Ortofon MC Winfield 試聴

SME V-12 の設定箇所は非常に多く、かなり調整に時間を取られましたが、一応の調整が終わったので一度音を聴いてみます。

最初は 大雑把に 1)でロックを外し、2)で水平バランスをとり、3)で針圧を調整し、4)でアンチスケーティング調整をします。
写真で見えているつまみ部分だけでなく、専用工具を使って、Vertical、Horizon の調整も必要です。ふう・・・
SME M2-12 と違って堂々としたアームですが、非常に高感度にできています。

ortofon MC Winfieldです。

最初に10枚ほど LP レコードを空再生してから試聴します。試聴するレコードは Bill Evans The Riverside Recordings 180g 45RPM 22LP Box Set from Analogue Productions の中から BILL EVANS TRIO st Shelly's Manne-Hole を選択。
フォノイコライザは日本では発売されていない 英 Whest PS.30 です。 もし輸入されて国内で販売されると70万円弱の価格になると思われますが、非常に素晴らしいフォノイコライザです。

レコード再生/録音環境は以下のとおりです。
Turntable: VPI SuperScoutmaster
Tonearm: SME V-12 12inch long arm
Cartridge: ortofon MC Winfield
Phonoamp: Whest PS.30 R
ADC: Prism Sound Orpheus

トーンアームも同時に交換しているのでそれのせいもあると思いますが、 VPI Signature tonearm + ortofon Cadenza Black から出てくる音とは一線を画す音で、とにかく情報量が多いの一言に尽きます。
レコードを聴き終えての感想は ただただ 幸せー ・・・・