ラヴフール (www.lovefool.jp) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2000-10-31

ワンポイント密教

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GOGOモンスター」のCMを早朝やってるらしいんだけど「おはスタ」の裏だから見れないのだった。


コナミi-modeJ-SKYで新コンテンツ「バンドエイジ」を始めた。


「バンドエイジ」は,携帯電話内でバンドを結成し,伝説のバンドを目指すゲームコンテンツ。見知らぬユーザー同士が4人組のバンドを結成。ストリートライブや個人練習でテクニックを磨くなどしてバンドのレベルを上げプロデビューし,最終的には解散コンサートでより多くの観客を動員し,ゲーム内で作成したオリジナルの着信メロディを入手することを目指す。着信メロディは数万種類用意されており,音楽の方向性によってJ-POP,ロック,ゲームミュージック演歌などに変化していく。


うん、面白そう! 知らない人とのコミュニケーションを軸にしたゲームは今、大人気で、僕の作っているゲームもまさにそこが肝なんですが、その受け皿としてバンド結成→育成→解散っていう世界観を持ち込んだところに企画力を感じます。負けないようにがんばれオレ。(向かい風が強いけど)。


人間初の「Gマーク」 兄弟アートデュオ明和電機 、という記事なんですが「アートデュオ」ってなんだよ。そんな言葉を初めて聞いたよ。しかもコメントが最高。「ぼくらはデザインを考えていたわけではないが、それがアイロニーとして評価された。時代が変化し、デザイン側に余裕が出てきたのでしょう」だって。要するに賞なんてあってもなくてもどうでもいいかってことだよね、これ。ところで13週目胎児がモデルだというsavaoというキャラクターは宇多田ヒカルもお気に入りだそうです。うーん‥。


ゲームボーイカラー専用ライトぴかっとライト発売。前から似たようなのは出てたんだけど、高速道路水銀灯みたいな愛のない感じだったので、今回のコネクター部分についてる画面をのぞき込むピカチュウとかちょっといい感じ。ホントは空飛ぶピカチュウが(お腹に風船をくくりつけてるだけのピカチュウのこと)そのままライトだったらもっとよかったかなって思うね。しかもほっぺもちゃんと赤く点灯するデザインにしてね。


人間用・賞味期限チェッカー。以下が僕の診断結果なんだけど、2003年かよー、短かッ! 18の時より今の方が確実にもてると思うんだけど、男として32で終わりっていうのは半端にリアルなんで勘弁して下さい。

測定結果


たかなべさん(男性)の賞味期限はズバリ2003年4月9日です。


人気の期限 18才
あいたたたた・・・。もう最悪です。約18歳で人気の期限が切れてしまうなんて・・・。しょせんたかなべさんはその程度の人間、ってことですね。目立つ人生はやめましょう。人目につかないところでひっそりと暮らしましょう。


肉体の期限 37才
フムフム。肉体期限約37歳までというのはまあまあ普通の数値です。スポーツ選手としては多少力不足ですが、日常生活をするだけならは問題なく人生をまっとうすることができるでしょう。


心の期限 25才
う〜ん、あまりいい数値ではありませんねぇ・・・。たかなべさんの心が豊かでいられるのは約25歳までです。25歳を過ぎたあたりからたかなべさんの心はどんどん腐りはじめ、どんどん冷たい人間となっていくでしょう。


”男”としての賞味期限 32才
ふ〜ん、まあまあ普通ですよ、男性フェロモン期限32歳までという数値は。恋愛をするなら32歳までが適齢期でしょう。それ以上だとたかなべさんに”男”としての価値はなくなり、魅力を感じてくれる異性はいなくなります。



ラヴフールでもわかるワンポイント密教のコーナー。先日の「知ってるつもり」の影響で、空海の本をずいぶん探したんだけど、全然見つからなかった。数少ない選択肢の中から選んだのが光文社「図解・密教のすべて」¥476。これが結構大穴。フツーの言葉で誰にでもわかるように書いてあって、カラーページまであったりして、インフレ並みな充実度。何回かに分けて、僕にでもわかったような気がしたところを抜粋してみます。仏教というよりは読み物として。

未来永劫:「劫」とは計り知れないほどの長い時間を表します。「劫」の長さは経典にはこう書いてあります。1つの辺が数キロメートルのもある四角い大きな石を、天から舞い降りた天女が柔らかい布でサラッと撫でる。これを百年に一度のペースで繰り返し、やがて石が磨り減ってなくなってもまだ一劫は終わらない。途方もなく長い時間なのです。


刹那:その時だけ楽しければいいという考えを刹那主義といいますが、その短さは一日の30分の1の30分の1、そのまた60分の1の120分の1が一刹那。つまり75分の1秒です。刹那は指をパチッと弾く間にも例えられ、弾指とも言われます。


なんか面白くないですか? はい、今日はここまで。

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2000-10-29

名曲は今日も、痛いくらい届いてるわ!

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レイクエンジェルがチャーリーズエンジェルのパロディだなんて、誰も気づかないよ!


エメロンの意味を調べたよ。ごめん、企業名じゃなくてブランド名だった。しかも具体的な願いとかはこもっていなくて、女性が好きそうな響き→宝石?→エメラルド??→エメラルド+ライオン!!って風に決まったらしいですよ。どう考えても飛躍の幅がすごすぎないか。ネーミング会議が深夜までおした次の日に、社長とか重役がノリノリで「昨晩いいの思いついちゃったんだけどさ」って目をキラキラさせて言い出して決まったパターンぽくない? ぽくなくない?


風のクロノア」というステキなゲームがあって、そのサントラを買った。ディズニーエレクトリカルパレードの音楽が持っているような、わくわくキラキラ感のある音が詰まっていていい。安定王道志向かと思うと変拍子なんかもバシバシ出てくるし、ちょっと南米っぽい楽器の音も入っていたりして、その冒険具合もとてもいいです。特に気に入っている曲が聴こえてきて、慌ててクレジットを辿ったら、同い年の知り合いが作った曲って判明して脱帽。クロノアは僕的に97年を代表するベストゲームだけども、その曲を聴きたくてプレイしたことも数知れないのだった。届いてるなぁ。メッセージ。


そんなジェラシーもありながら、僕はと言えば先週買ったばかりのゲームボーイの「怪人ゾナー」をほとんどムキになって終わらせたと思いきや、リモコンモードという「テレビやエアコンなどのリモコンをゲームボーイに近づけると、クイズの問題が増える!」っていう仕掛けで、ありとあらゆる家中のリモコンを集めてはひとりで盛り上がっていたりして。まるでつがいのカブトムシを無理矢理交尾させたがるナツヤスミの小学生のようでした。あとやってはくじけ、やってはくじけたドリームキャストの「ルーマニア#203」も最後の向き合う努力!って思って最初からやり直してみた。やっぱり全然訳わかんないのだけど、訳わかんないなりにこれは面白いのか?と思えるところもいくつか発見。要するにこのゲームはその斬新な視点や空気感より、ゲームを進めるためのヒントとうまくいったときにもらえるご褒美が少なすぎる点が、なんか時間をものすごく無駄に使っている気にさせちゃうんだなぁ。あのシーマンでさえ親切に思えるくらいの訳わからなさ。僕はもう視点が若いとか新しいってだけで何かを異常にありたがるのはやめたので、前にも増して厳しいッスよ。でもやり込むほどに日常から非日常(サスペンス)にシフトしていくっていうこのシナリオはものすごいグーだ! ドキドキするぜ。ビデオに撮って見せてあげたい感じ。(やらせるのはあまりにかったるいので)。


ナップスターで世界中の人のファイルから、とりあえず自分がレコードでもちゃんと持っている奴をダウンロードスーパーカーもナオちゃんもあれば、任天堂サウンドトラックまで揃ってるんだけど、回線の都合上、風呂の水をストローで吸い上げるような作業なので、しんどいです。でもmp3ってファイルが完全にダウンロードできてなくても、途中まで聴けるんだね。ちょっと足りないだけで開けくなる画像とずいぶん違うんだなぁと思った。傷ついたレコードや伸びてしまったテープがそれなりに聴けるのに、一カ所データの壊れたMDがまったく再生を受け付けなかったときとか、デジタル社会なんてクソ食らえって思ってたけど、これならいいかもって気がした。


PHSのインターネット用定額接続サービスの実験が大阪で始まったそうですよ。32kなのはちょっと不満だけど、料金の目安として月額3000円程度だとか。いい! ステキ! 最高! もっとやれ! 今やれ! 僕んとこでやれ! エッジの64k通信でこのサービスが出来るようになったら1万円以下ならいくらでも払います。KDDI考えオチのCMなんかどうでもいいから、こういうとこでちゃんとがんばれよな。あと、年末を予定していたゲームボーイ用通信ケーブルが発売延期だそうですよ。困る人も少ないのでヒトツキの延期はいいにしても「ソフトを楽しんでからにして欲しいから延期」って言い訳は大人げなさ過ぎるだろうと思った。


さっきテレビに「知ってるつもり」が映っていて「空海」の特集で大変面白かった。ライバルに「最澄」って人が出てくるんだけど、この名前って多分モーストにクレバーな人って意味だよね。もう名前からして「空海」の方がすごすぎーって番組内容と全然違うことを考えていた。だって「空(そら)」と「海(うみ)」で天と地(=地球)みたいにも考えられるけど、「voidの空」と「命の海」って考えると、あんたそりゃ宇宙じゃん、勝ち目ないよなー、無敵だわって思った。こんな勘違いで歴史は万年2(10段階で)の僕でも楽しく読める空海本があったら誰か教えてください。あと「知ってるつもり」のまとめの感想はいつもじゃまくさいなと思った。

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2000-10-28

50000カウント

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50000カウント突破しました。おめでとうラヴフール、ありがとうラヴフール。何もかもオレのお陰。


掲示板にたくさん書き込み頂きまして、大変励まされておりますよ。更新をほぼ毎日にしてからダブりなしのカウントが平均70前後になりました。70人に向けて何か好き勝手なことを大きな声で話すって言うよりは、僕が勝手にしゃべり続けているテーブルの椅子にテキトーに座って耳を傾けてもらう感じ。掲示板はその時のみんなの表情がゆいいつ伺える場所のでうれしいね。ま、気負いなくこっちもテキトーにやっていきますよ、と。


部屋が寒くて、ちょっと横になっただけで冬眠するように寝てしまう。今日も気が付いたら夜だったもんな。電話が掛かってこなかったら、明日まで寝ちゃっていたかもってぐらい深い深い眠りだった。「夢は見た?」と聞かれたけど、電気が切れたみたいに真っ暗だったさ。


昼休みにタモリを見てはテレビを相手にひとり突っ込みをしてんだけど、後輩にたかなべさんの突っ込みっていやらしいですよね、と言われた。見ているところがいちいち細かいんだってさー。んだよ!観察力がありますよねーって言え。


KDDIパケット料金を現在の100分の1程度にしたいんだそうだ。音楽などのダウンロードを考えた時、ユーザーの負担が大きすぎるからだって。一瞬わーい!と喜びながらもすぐに、ん?と思い直す。100分の1にいきなり値下げ出来るんなら最初からもっと安くしてくれりゃあいいじゃんな。NTT DoCoMoもわずかながらに料金変更。無料通話分込みの契約にしている人はその中にパケット料も適用されるって程度ですが。王者は呑気だ。


ユニクロがあの50色の格安フリースCMで、ホームページのアクセスが殺到してるんだそうです。関係ねいけど、ユニクロってuniqloって書くじゃん。あれってunique clothesの略なのか!?って今日思ったよ。誰か本当のこと知っている人がいたら教えてちょうだい。あとシャンプーとか作ってる会社「エメロン」の由来も相当気になります。


新世紀エヴァンゲリオンの監督などで有名な庵野秀明、という惑星があるんだって。後輩がリスペクトして付けたらしいですよ。本人からのコメントも付いていたりしてなんかかわいい感じ。


以下の文章は「今日の雑学」というメールマガジンより抜粋。多分こういうことになっているとは思ったけど、数字を大まかにでも教えてもらったのは初めてだったので。

1日にやりとりされる電子メールの流通量は世界で100億通にのぼるという。日本における第二種郵便の年間取扱量がおよそ71億通だから、日本で1年間にやりとりされる葉書以上のメールが、毎日インターネットを行き交っていることになる。封書の128億通などを足すと、日本の年間郵便取扱量は259億通。一人あたりにすると3日に2通の割合で出していることになる。



リンクを更新しました。どんどん密度が上がってきて、会社でも重宝される始末です。直リンク推奨。

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2000-10-27

takanabe2000-10-27

ラヴフール7の7はタイトルじゃないよ、の巻

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もう金曜日だって気づかなかった。マッキに呆れられる朝。


朝、コンビニでパンとジュースを買おうとして「350円です」とレジで言われて財布を開いたら、その350円が払えなくて、真っ赤になりました。慌てて銀行で1万引き落としたら、今度は7万円あったはずの残金が3000円とかになっていてまた呆然。電話代と家賃が同じぐらいってどう言うことですか?


Qooというジュースに今、キーホルダーが付いてくると言うので買ってしまう。いやーん、かわいいーと思うのもつかの間、オレンジ色の袋から出してしまうと、彩度の低いブルーなので、案外キーホルダーとしては地味だったりなんかして。このデザインのほかに全部で3種類あるらしいんだけど、今のところ1種類しか見てないや。ちなみに1.5リットルのQooにはかわいいグラスが付いてくるそうで(これも何種類か)、こっちの方が欲しいかもなんだけど、なかなかお店で見かけないんだよね。


ツレプテクーが北米で発売され、マニアの間でちょっとした大騒ぎになっているようです。あれだけの人口の国ですごいのが来るぜ!って煽っておいて50万台しか出荷しなければ、そりゃ騒ぎにもなるだろうって思いますけど、いろいろ不具合もあるようで、0.18μmルールだったはずのチップも結局0.25μmで落ち着いているようだし(←なんか知ったかぶり)、ソフトにも決定打と呼べるのがなく、なんとなくソニーっていうブランド力で牽引している感じは日本同様否めないのだった。しかし、遊びたいゲームソフトがあって、仕方なく買うはずのハードに対して「ブランド力やムードで」買っちゃう299ドルってどんなもんなのよ。そりゃセガでがんばっていいソフトを生み出してる連中も浮かばれないだろうよってさすがに同情したくなる感じ。あと関係ないけど、プレイステーションの「北斗の拳」が大変面白いそうだ(いろんな意味で)、コミックス全巻買っていた小学生だった僕としてはやってみたいな。


電話の少ないキーでメールを打つのってかなりかったるいですけど、少ないキーで高速に文字入力できる「eZiText」という技術があるそうですよ。ひらがなで「お」って打つ時、通常だと「あ」のボタンを5回押すんだけど、この技術は「あ」を一回押すことでオッケーにしたいっていう技術。「おはよう」って打つ時にはその「あはやあ」っていう組み合わせで、意味の通じる単語に近いものを予測表示して、決定させるっていうシステムだわね。これ、しゃべり言葉のような各ユーザーの個性をどんどん学習していくようなシステムなら、けっこういいかもね。打ちにくいからこそ、変に凝縮されている俳句のような密度の今のメールも、それはそれで好きだけれども。


先週のゲームの売り上げランキングが発表されて、まぁ地味な週ではあったんだけど、ランキングに名を連ねる任天堂製ゲームタイトルの多さに改めてすげえな、と思う。1位「パーフェクトダーク」、7位「風来のシレン2」、8位「怪人ゾナー」、9位「コロコロカービィ」、10位「とっとこハム太郎」、11位「マリオテニス64」、12位「ポケモンパネポン」、19位「マリオストーリー」と続く。これに任天堂ハード向けの他社ソフトを加えると、5位「ロックマンX」、6位「遊戯王」、15位「牧場物語3」も加わって、まさに任天堂一色、プレイステーションって本当に売れてんの? 持っててもみんな埃かぶってんじゃないの?って普通に疑問を感じる。出荷台数の多いハードにソフトを投入することが必ずしも資本回収には結びつかないことが、こんなランキングを見ただけでわかる。


ここ数年、アッコちゃんの新作アルバムなんとなく聴かなくなっちゃったんだけど、so-net矢野顕子特設ページができていて、明日28日(土)は矢野顕子チャット、29日はライブ中継が見れるそうですよ。どっちも午前中なので、常時接続じゃない僕やあなたはけっこう微妙なイベントではあるけれども、興味ある人や、週末を持て余している人は行ってみてはどうでしょう。


レゴブロックでオリジナルマシンを作れるレースゲームLEGO Racers」を発売。パーツをパソコン上で組み替えて、より高性能なオリジナルチューンを目指すというもの。ただのパーツとしてのブロックじゃなくて「レゴらしさ」がどれだけ盛り込まれたゲームになっているか、興味あるなぁ。でもマックは蚊帳の外ですが。あ、でも昨日ぐらいからマックナップスターが配布されたりしてるらしいし、えーっと‥


ジョージさんの「ネコ」がまたまた大変すばらしかった。すばらしすぎると僕が更新する気がなくなるので勘弁して下さいって言いたくなるくらい。以下引用ね。

無駄のないものに惹かれるっていうのは、たぶん歳をとるっていうのは、無駄なものを省いていくことなんじゃないかと、最近思うからです。だからやりたいことを、いつの間にかやれなくなってしまったっていうのは、それはあなたの人生において無駄なこととして自然に、省かれていっただけなんじゃないのか、っていつも思う。そのぶん、必要なものも、本人が気付いてるかどうかは別として、手に入れてるはずなんだと思う。だから、「みんなやりたいことを我慢して、、」なんて言われると、非常に腹が立つんじゃー! まー別に怒ってないけど。



ゾナーなぞなぞに答えて、当選者の名前入りサイン色紙と生写真をもらおう、のコーナー。オッ、ベーイベッ! これができたらぁ天才ゾナ〜!


問題1:すごい いきおいの トラックがカーブで落としたものってな〜んだ?
問題2:自分のものじゃないのに すぐに 自分のものにしちゃうのはどこの国の人?
問題3:だれでも はけるけど ぬぐことのできないものって な〜んだ?


うーん、2番は「オランダ」、3番は「ほうき」?、1番がー、うーん、わからないよー、誰か教えれ。

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2000-10-26

メランコリックの巻

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DVDが延期になったからって矢井田瞳を廉価版の林檎とかゆうなよな。

コーデュロイ (Feelコミックス)

コーデュロイ (Feelコミックス)

やまだないとの「コーデュロイ」を読んだ。半分も読まない内に何とも言えない違和感が出てきて、それが読み終わる頃には苦痛になるくらい大きく残った。そこに描かれている、多分かっこいいと思われる主人公の男の描写について。何だろう? 少年誌に出てくる「都合のいい女の子」や「グラビアの扇情的なポーズ」を女の子が見た時にもきっと同じような違和感を感じてるんだろうなって気がした。何となく浅野忠信金城武が出てくる映画とかが好きな娘がありがたがるイメージ。別にそういう世界があったっていいし、僕が関与しなければいいんだろうとも思うんだけど、もう少し差異を埋める為の努力を感じたいっつうかなんつうか。無いものねだりはよくないけど、岡崎京子だったらこんな違和感を感じさせずに、男からも女からも納得できる「関係」を描けるだろうに、そう思うとちょっとメランコリックになったさ。


ラーメン屋で夕飯を食べていたら、テレビで97億円当たった外人のニュースをやっていて、それを一緒に見ていたラーメン屋のおやじが「オレも97億円あったら、君んとこの会社買収しちゃうな、へへ」と言った。隣の席の先輩が「わー、そんなお金をどぶに捨てるようなこと、僕だったらしませんよー」と笑った。おやじは「あ、でも10億円分はどっかの機関とかに寄付だぞ」と、誰かに言い訳するみたいに付け加えた。帰り道「97億円じゃうちの会社買えないよね」って言い合ったけど、僕らの内で誰ひとりとして、97億円がうちの会社のどれくらいを買えるのかもわからなければ、97億円がどのくらいの意味や価値のあるお金かもよくわからないのだった。変なの。


瞬発力と持続力で言うと僕は多分前者なのかなぁと思ったけど、それは言い訳だろうなぁって仕事をしながら思った。「あっ!」って思いついたことをみんなにプレビュー出来るようにするまではフル回転で、キラキラニコニコ動くんだけど、もうラフで手触りを確かめられるモノを手に入れて、一通りみんなに自慢(←わかりやすい)して回ると、途端に情熱が失せてしまう。もう誰がやったって完成するじゃんってポイントまで来ると、放り投げて次の他のことがしたくなる。要するにそれって自分で一つも完成できないってことなので、サラリーマンとして非常に大きな問題なんだけども。思うのはたった数ヶ月×3,4人のプロジェクトでもそんな感じなのに、「ドラクエ」とか「ゼルダの伝説」みたいな数年×50人強って言うようなものっていうのはどうやってモチベーション(それをするための動機付け)を保っていくんだろうか。あるいは「ファイナルファンタジー」や「リッジレーサー」みたいにずっとずっと最先端であり続けなくちゃ行けないシリーズをずっと担当している人とかさ。スタッフ全員がこの世で一番のモノを作ってやるぜ!っていう強い意志を持ち続けて邁進しているか、出来た無数の部品を製品に落とし込む事だけに長けているマネージャーが小さく小さく各パートの秩序を保っているか、ネジを作って決まった日までに隣の人に渡していくと、誰がどう作ってもちゃんと動く乗り物になるっていうようなオートメーション化が確立されているかのどれかだよな。理想は「強い意志」オンリーなんだろうけど、それが数年ともなるとさすがに気持ちがゆがまないはずがないし。数年前にドキドキしたことを保ち続けるって、努力っていうより実際無理だろう、それ。人の一生って多分そんなに長くないぜ?


昨日、載せ忘れた写真を追加したよ。興味がある人は過去フールで。

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2000-10-25

takanabe2000-10-25

瀉血とか、第一期総決算、リミックスベスト盤の巻

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よしかさん、ハッピーバースデイ・トゥ・ユー。

GOGOモンスター

GOGOモンスター

松本大洋の新作「GOGOモンスター」を読んだ。朝会社に行く前に本屋に寄ってむさぼるように読んだ。んー、ストーリーはよくわかんなかったかも。450ページを越える大長編書き下ろしでありながら、もう表紙からとっくにストーリーが始まっていて、ページもマイナスページからどどどっと攻めていくのだった。そのつんのめり具合がかっこいい。奥付けを見ると当たりませのように「装丁祖父江慎」って書いてあった。装丁がとにかくかっこいい。ページの側面はどピンク色で塗ってあって、絵も描いてある。ページを綴じる糸には4色もの色を使い分けたりなんかしてね、手が細かい。久々に所有欲をくすぐる固まりとしての本だ。ストーリーはいつものように幼い男の子二人が出てきて、「普通の人には見えないもの」を感じる体質を持っているお陰で社会から拒絶されていて、その視点が丹念に丹念に映像化されていくといったようなかなり抽象度も高いものになっています。スナップ写真を再現したようなちょっとした構図の傾きや、突然マクロ視点になる風景描写が秀逸。最後の100ページぐらいはもう、ムービーのようにその少年が見た、感じた「リアル」っていうのを、無理矢理同視点で体験させられちゃう。今まで松本大洋が描きたくて仕方なかった、でも週刊連載ではどうしても無理だったっていう表現を、納得がいくまで構成に時間を掛けて(2年間)一回全部吐き出せたんだなぁと思いました。そういう意味からすると瀉血とか、第一期総決算、リミックスベスト盤のような意味合いが強い作品なのかも知れません。まー、初めて松本大洋に触れる人には微妙な部分も多いけど、ヒト作品でも読んだ人だったら、その映像体験は掛け替えのないものになるかも。2500円。あと挟まっていたチラシには来月からなんと新連載(読み切りじゃないよ)も始まるってよ! すごいなー、どうしたんだろう。新しい松本大洋にもズバリ期待大ですね。


会社でとっているマック雑誌といえば「月刊日経Mac」なんだけれども、今日聞いたところによれば、なんと年内で休刊だとか。まーねー、今時パソコンの新情報なんてwebがあれば事足りちゃうし、いろんなサポートも充実しているしで、紙でなきゃいけない理由は確かに減っているのかもしんないね。


 業績もイマイチ不信とかいわれているアップルだけど、いいニュースだってないこともない。宇宙ステーションに最初に置かれるサーバーはマックG4 Cubeになるかもってなんて話もある。マックってどうしてこういうニュースに良く似合うのかね。なんとなく学研の科学とかに出てくる「未来の日本」とかのイメージがあるからなのかな。ガラスチューブの道路とかロボットのトモダチみたいな仲間にアップルの製品がある感じ。いや、ぜったいぶうこだろ、その思想。



昨日のコナミの件にさっそく新情報。「ときめきメモリアル3」に投資しませんかって話しです。

10 口以上購入され償還まで保有された投資家全員(希望者のみ)にゲームのエンディングロールにお名前が記載され、さらに20 口以上にてコナミ株式会社からゲーム販売時以降に「ときめきメモリアル3 」限定版を送付いたします。

だそうですよ。ゲームに興味のない資本家の関心をどれだけ引ける材料なんだろうか、ゲームって。お金の流れとしてパトロン→アーティスト→売り上げに応じた配当っていう構図を今の世に復活させた、任天堂リクルートの「マリーガルプロジェクト」の方が仕組みを聞いていて、同じ投資でも耳触りがいい感じ。クオリティコントロールならベテランの私たちにお任せ、だから安心してみなさん投資してみてよって言い切ったところにあのシステムのかっこよさがあった気がした。コナミのも中身はそう変わらないと思うんだけど、印象が博打っぽく映るのはどうしてかなぁ。


ミスタードリラーの「ススムくん」と「ちていじん」の超でかいぬいぐるみをもらった。スケール感がつかみにくいと思うんだけど小さい方の人形が、大体3歳児ぐらいの大きさです。大きい方はコニシキ程度かな? 電車で持って帰るのも恥ずかしいかもと気が付いた。お陰でただでさえ散らかっている会社の机がさらに狭くなった。ぬいぐるみとかプラモデルとか置いてある机、オレ嫌いなんだけどなぁ。でもパーテーションはそこいら中で拾ってきたチラシとか落書きでいっぱいです。

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2000-10-24

前へ前への巻

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松本大洋の新作がまだ売ってなかったよ。早く読みたいな。


ヨドバシカメラで死ぬほどCD-RとかMOとか買いに行かされて(下っ端だから)、何となく悔しかったので余った金で勝手にタブレットとか買っちった、てへ。


昨日はアンナミラーズで夕飯を食べた。アンナミラーズに行ったのは生まれて2度目で、初めてはマッキと今やっている企画について事前打ち合わせをした時だ。そん時もやっぱり雨だった。9月の末には、僕の頭の中と身振り手振りと、プリント用紙の上の空論でしかなかったイメージが、もう7割がた完成して手元で遊べちゃったりするのが不思議な感じ。あの時は「やってくれたらうれしいな」と思っていただけのもうマッキの絵も、大半はできあがっていてすっかり想像通りなうまみを出してくれちゃってるしさ。何とか年内オープンに滑り込ませたく奮闘する毎日です。って、すっかり話が反れた。そうアンナミラーズに行ったんだった。アンナミラーズと言えばコスプレ系エロビデオのタイトルにも数えられるくらい妄想度の高い制服で有名ですが、昨日食べたスパゲッティがえらくうまかったので、ちょっと感激しましたね。そのへんのパスタ専門店を気取っているしょぼい店なんかより、よっぽど腰も味もあるパスタで、あ、やべ、しばらく通っちゃうかも?と思った。チョコレートムースのケーキも甘過ぎなくて美味しかったし、マリネも品がよかったな。ところで聞いた話によると、あのミニスカート風の制服は実はスカートじゃないんだよってしたり顔で先輩が言っていましたが、そうなの? よくミニスカート風キュロットなんかに出会うとなんでか損した気になったりするのはどうしてかね。見えてる足の長さは一緒なのに変だよね。


コナミゲームソフトのヒットで利回りが決定する投資信託を始めるんだって。すげー! もう「ゲームは儲かるらしいよ」っていう幻想もないだろうっていう今のタイミングで、こうも強気に出れるのは、やっぱり自信の産物以外ない。確か今年ゲーム業界で黒字を出しているのって任天堂コナミしかなかったはず。やっぱり業界的には未熟で未知的な要素ばかりで、明日にはどっちを向いているべきなのかって決まってない会社ばかりだと思うけど、そうした中で敵を多く増やしても自分の船をちゃんと前に進ませるチカラは見習ってなお余る部分があるだろうな、と思います。


ゲーム繋がりでは「どこでもいっしょ」で大人気のトロが、ポーズを自由に変えられる人形になるそうで、その専用サイトが今日できましたとさ。あのゲームよろしく、毎日ポーズを変えたトロ人形の写真絵日記が見られるそうな。ソニー任天堂はキャラクターをホントに大事にしますね。関係ねいけど、トロに異常な関心を示す女の子ってどうしてあータイプが似てるかね。ポストペットもそうな。


昨日今日だけで「お話はもう書かないんですか?」と何人かに言われた。んなら金くれよ、と思ったけれども、全然書きたいって言う欲求は起きないなぁ。創作活動というのは多分何かが著しく欠けている状態から、ゼロに戻るまでの自浄作業なんだろう。だからこそコンプレックスや痛みをむき出しにした表現を見つけられると醜く感じるのだと思う。今の僕はそういう状態になりにくい。もう何年もなってない。


NTTドコモのメール端末で音声でメールを読み上げる奴がありますね。今は技術の関係でロボットが読み上げる感情のない感じになってしまっているけど、あれの目指す所って、スターウォーズの最初に出てくるビデオレターのようなイメージなのかな、と思った。大事でパーソナルな時間と空気を封じ込めて、手の平の中でこっそりこっそり再生する感じ。ティンカーベルを秘密で連れて歩くみたいに。


ネタ本を含めて7,8冊の本を買ったんだけど、数ページごとにとっかえひっかえ読んでいるので、いろんな気持ちや知識が混ざって壊れ気味なおもしろさ。やまだないと田口ランディもその中に混じっているんだけど、彼女らにお金を払って作品を見るのはよく考えたら初めてじゃん、とさっき気がついた。明日もがんばって前に進もう、進めよう。

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2000-10-23

体温の巻

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仕事や会社が嫌いってわけじゃないんだけど、いっそカレンダーから月曜日をなくしてみませんか?


体温について今日は書こう。昨日、同期を中心に何か最近とってもいい感じなページをいくつか紹介しましたが、そこにある外せない主軸としては「体温」、というテーマがあったわけですわ。そのことをちょっと意識してspinn寺本くんのページに書き込んだらこんな返答があった。

そうだねー。体温は意図的に避けてきたかもなんだよね。
というか、僕から自立して遠くなればなるほど、体温下がれば下がるほど、
日記じゃなくてコラムとして(僕のことなんて知らない)誰にでも
読んでもらえるものになるのかなーなんて思ったりしていました。
最初にホームページとか始めた頃から。


最近はちょっと変わってきていて、ちょっとはプライベートなことも
書いちゃって良いのでは?とか思うようになっています。


それと、句読点の数増やして、ややスピード下げたりしています。
タカナベさんがラヴフールで、僕の文章が「やさしくなった」って書いてくれていたけど、
そう感じられてたらOK〜って感じですよ。


うわー、いい!! あなたは私のコイビトですか?っつうぐらいの理解力&伝達力。なんでそんなに伝わるのよ。世界中のみんながspinnだったら世の中もっとずっときっと幸せなのになー(特にオレが)。


引用した後に、自分の思っている事を無理矢理繋げて、あたかも関連したことのように見せていくといういやらしい手法で続けていきますけど、例えばねー、そうだなぁ、僕は90年代前半を美大で過ごしていたんですけど、ちょうどその頃ブームだったのがシブヤ系の音楽や、コンテンポラリープロダクションのデザインや、ハウスにトランスね。なんかお洒落っぽくて、からっとして、体温低めのがとても流行っていました。仮想敵国としては多分フォークソングっぽい日本古来の湿っぽさや、努力じゃなく才能(センス)至上主義があったんだと思います。


80年代は溢れかえった才能や情報量をコンパクトにぎゅっと詰め込んで、カタログのようにきらびやかに見せるっていう手法がかっこよかった気がしたけど、90年代のバブル崩壊以降っていうのは、お金さえあればどんな情報も感動も手に入るっていうような幻想はなくなっていて、ちょっと覚めたようなニュートラルな視点で語られる表現が増えたと思います。物質的な欲求ではなく、精神の絶対的なリアルに対する欲求として「死」や「痛み」を取り上げるようになってきたのもこの頃で、そうした中で感情や汗を切り捨てる表現がかっこいいようなムードが培われてきたんだけど、中立だったり冷静な視点でいればいるほど、そこには感動や共感が薄れてしまうことにみんな少しずつ気づいてきたと思うのね。


そん時に僕は切り捨てられた方の湿り気や体温の方が、これからいろんなモノや魅力が良くも悪くも数値化されていくだろう極近未来において、すんげえ大事なものに映った。ほどよい湿り気や地味さ、使い古されてたイメージなのに思い切りつんのめってる感じとか、アナログを突き詰めた末の精緻な感じとかね。ぶうこという概念が生まれたのもこの頃だ。どれだけそれを尖らせたかではなく、先が無様に曲がっていること、その愛くるしい曲がり具合にひたむきになるっていう変な情熱。


冷静さと感動の薄さの矛盾にピークがやってきたのが多分98年頃。その反動がまさかのフォークブームや、共闘を掲げるラップっていう、最初に一番恥ずかしかったはずの表現に一気に来てしまったんだと思うのね。あまりの寂しさについ「共感しようぜ」って口に出して言っちゃったっていう表現上の降参だと思うね、アレは。


spinnって聞いたところによるとwebの世界ではものすごくエポックな人で、ホームページ作りみたいな言葉がまだ一般的じゃなく、日本語のサイトがまだ100もなかった頃に一番おもしろいサイト!って言われていた伝説の人らしいですよ。その文体は完成されているし、密度が高いし、例えば、ネット接続に対する電話代ぐらいの元は取りたい/取らせてあげたい、っていう考え方からすると、ものすごく書籍に近いような品の高さがあったよ。でももう2000年になったからかどうかは知んないけど、ホームページ作りは一般化したし、有名人が原稿料も取らずに発信する情報も見切れないほどあるし、書籍じゃできない何かが、新しい表現の根っこのように広がっているかも知れない今日という日に「あえて」一般的にありふれた日記的なスタイルをspinnを始めとしたみんなが、普通に選びなおしたことが、何とも言えない感動なのね、僕にとって。それが中学、高校の同級生のやることだったら、あーそー流行ってるしね、みたいにしか受け取れないんだけど、デザインやものづくりの現場で第一線を激走中のみんなが、それほどあるはずのない時間の中で、ビビッドなテキストなり、思いを、ものすごい鮮度とやさしさで紡いでいる今日という時代が、あー、ステキだーって思うですよ。


この特別選び抜いた訳でもないフォントでつづられ対外化された、ニュートラルな温度の「気持ち」っていうのに対して、匂い、体温、汗をそぎ落としていくっていうのがスマートって言うようなスタンスや姿勢は、今あんまりクールじゃないような気がする。いくらかっこいいデザインでも、フラッシュ多用の力作インタラクションが詰まっていても、なかなか更新されない思いには何度も触れたいと思わない。同じ内容だと単純に飽きるっていうのもあるけど、よそいきの発信はよそいきの気持ちしか揺さぶらないからだ、と今現在は強く思う。個対不特定多数だと思っていたwebっていう場所は、実際には個と個が無限に数珠のように繋がっていて、その口調は与える→与えられるっていう図式から外れたものが正しいはず、会話や雑談じゃなくて対話。そう思ったときに「よそいき」の姿勢やスタイルは意思の疎通に邪魔なんだ。そんな冷静さを借りなきゃ気持ちを伝えられないなら、原稿用紙に書いて本でやりゃあいいんだ。今はとにかく無様なりに加速していくような、そういう熱量と密度でここしばらくはがんばりたいし、そんな共感を得られる人たちを応援したい感じ。考えてみりゃあ、実生活だってそういう人の方が人気あるし、一緒にいて楽しいもんな。

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2000-10-22

すごく休むの巻

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休んでました。休みはいいな。先月の日経エンタテイメント矢沢永吉が出ていて、仕事/休みのon/offって言うのをこんな風に話していた。

インタビュアー「つまりその半年休んで、半年は音楽活動っていうサイクルが矢沢さんの創作活動のリズムには合ってるって事なんですよね? 半年ちゃんと休むといいっていうか‥」。


矢沢「ちゃんとじゃないんだよ! すごく休むんだよ! だから音楽に対してまたハングリーな気持ちになれんのよ。どんなにいい女でも毎日セックスしてたらさすがに飽きるじゃん。でも何日か置くとまた抱きたくなるじゃん、そのベストなサイクルが音楽に関して矢沢は半年だって言ってんの」。


うろ覚えで再現してみましたが「ちゃんと、じゃなくて、すごく休む」ってところに力を入れているところがいいなと思った。だらだら休日出勤しちゃうのもまずいんだけど、同じように休むのが義務に近づいているのに自分で気づいちゃった時とかやばいもんね。あー、最近いいもの見に行ったりしてないなーとか、今日ぐらい自分にご褒美あげちゃおっかなーとかね、やばいやばい。


ラヴフールを毎日更新に限りなく近づけてみて早ヒトツキ以上経ちましたが、その影響?なのか、偶発的に考える事とタイミングが一緒なのか、更新が活性化したサイトが相思相愛な関係の中にいくつかありまして、そのテンポ感やら温度感がこうウキウキしちゃうような感じになっているので今日改めてリコメンドなど。


まず、僕がホームページを作るきっかけをくれた、元同僚デザイナーのうでっちが作っているその名も「ウデツ式」。もう一つが多摩美時代と会社を股に掛けての付き合い福田くんが作っている「maf*maf」。


僕は自分にめちゃやさしく、他人にぞっとするほど厳しい人なので、なんかこう仲間内だからって、表現の場に於いては何かの敷居が下がったりはしないというか、むしろグッと上がっちゃったりなんかするんですが、この二人の最近の語り口調は視点が以前に比べてパーソナルになり、手の届く範囲のことを綿密に紡ぎ上げていくことに力を割いているような印象を受けるんだけど、その文体にやさしさと言うか、人としての懐の深さが感じられていいなぁと思った。気負ってないっつうか、オトナっつうかね。あんまり人のサイトとか面倒くさいから見に行かないんだけども(でも自分のは何度も何度も何度も見てたりして)、最近はくやしいくらいに見に行っちゃうんだわね。で、読んで面白くて、悔しいから書き込んでやるもんか、なんつってね。


あと更新はそれほどではないけどやっぱり同僚のspinn寺本くんが開く「mnemonic spinn SR」も、温度低めでかっこよすぎな全体的なデザインとは裏腹に文体が最近ちょっとウェットな感じにやさしくなってきた気がして、これも影響かぁ?ってにやりとしながらグー。あと今日めちゃくちゃ感動して涙をこぼしそうになったのが、ジョージさんの「ネコ」ね。もうそのまま引用しちゃいますよ。心して読めよな。

たぶんフィシュマンズの描く絵っていうのは、ポップスにしては抽象的だったために、材料も構成もかなり慎重に選び取る必要があって、少しでも絵の具がはみ出せば、退屈なものになっていたんじゃないだろうか。「空中キャンプ」は驚くほど研ぎすまされて、必要な絵の具だけが配置されていた。とにかく、ぼくはそこから「ちゃんと最初に描きたい絵があって、初めて材料なり構成なりが決まる」という構造を学ぶことができた。


その構造は、サッカーにはゴール、将棋には詰みという目的があって、初めてゲームとして成り立つように、音楽にも当たり前に必要なことなんだと、わかったのだ。
そうなってくると、甘えられなくなってしまった。表現したいことが決まれば、あとはそこに到達するまでひたすらやるだけだ。表現したいことがないのなら、寝るだけだ。


あー、最後の2行とかね、ラヴフールなんかもう要らないじゃんってぐらいに強い共感、アンド感動、そして勇気づけられたですよ。自分が煽るように書くいつもの温度高めな文章っていうのは、誰かが自分に言って欲しいことをwebという場所や客観的風フィルター効果を借りて、リアルタイム・タイムカプセルごっこをしているのでは? と思った。そんなこんなでもう月曜です。すごく休んだので、がんばります。がんばれます。年末を光速で駆け抜けろ。フリーフォームド・ラヴフール

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2000-10-20

科学とアートの巻

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「クリーミーマミ」ってどの辺がどうクリーミー?


昼休みに「DIME」を読んでいたら、温度差によって色が変わるマニキュアが載っていた。爪をある程度伸ばしている人がそのマニキュア(白)を塗ると、体温が伝わりにくい爪の先の方は、段々ブルーのグラデーションになっていく。温度差で変わっているので、ものすごくナチュラルなグラデーションが得られるといったもの。なんか、科学とアートが恋をする瞬間(もともとは一つなんだけど)を見たようで、ステキな建築を見たときとか、しんじらんない華奢な構造で飛ぶグライダーを見たときのような、ちょっとしたミラクルを感じましたね。誰か塗って見せて欲しいなぁ。


アップルの売り上げが芳しくないそうで、その理由の一つとしてcubeの売上不振が挙げられている。大きな視点で言えば、誰に向けた商品なのかよく分からないという点と、小さい点で言えばモールドラインと呼ばれる成形上どうしても起きてしまう筋が、 Cubeの美観を損ねているっていう設計ミス(配慮の足りなさ)。ざっと要約すると、外観がかっこいいだけで売ろうとしたパソコンに、傷のような筋をつけたまま売ろうと思える会社は信用できん、という話でしょうか。あとキーボードから消えた電源ボタンが、本体でタッチセンサー仕様になったのも、センサーが敏感すぎていろいろ問題が出ているみたい。そこまでのリスクをしょって20万円は安いとは言えないというムードの中で、取り合えず3万円のキャッシュバックと、来春にはもっと安い新バージョンで改良型のCubeが登場させるようですよ。性能はともかく、あの外付けのでっかい電源ボックスだけは何とかして欲しいと思った。


ふと思うところがあってYahoo!やinfosekで「ラヴフール」を検索してみた。一番上にこのページが現れたんだけど、まだラヴフール6と表示された上に、ページの説明書きとして「このページを表示するには、フレームを表示できるブラウザが必要です」と出てきて、ちょっとショックだった。ついでにみつけた「ラヴフール」にひっかかったテキストを2点。(1)(2)。僕とあまりに毛色が違いすぎて、もー!!


ほぼ日とか全然見ない僕なんだけども、ゲームに関する面白い記事があったよということで以下の文を引用してみました。器を豪華にしたり、盛りつけの手数を倍にしても、そこに乗る「楽しさ」の種類って有限だし昔から変わってないし、その「楽しさ」に見合うだけの金額って、器や盛りつけで上がることはないんだってことに気づかずに、とにかくがむしゃらに熱量を盛り込むのは、アーティストならいいかも知んないけど、会社勤めのサラリーマンとして失格だよな、と思うのです。

糸井


テレビゲームなんかもそうだったんだけど、卵を割って、お椀の中に中味を出して、料理を最初しますよね。あれ自体おもしろいことじゃないのに、テレビゲームであれをやると面白いように感じるんですね。卵を割るっていうだけで。で、終わるんですよ。テレビゲームは。じゃ、卵割るってことはおもしろいの?って言ったら、面白くなかったからなんですよ。なのにみんな卵を割るのをどれだけリアリティを出せるかってとこに、勝負を持ってっちゃう。おもしろくなかったんだから、そんな一所懸命やったって無理だよ。テレビの画面でそうやって疑似体験やることが面白かった時代ていうのは、そういうシステムのおもちゃだったんだよ。って考えると、あれは寿命がないんです。だからPS2が売れないのは当たり前なんですよ。ソフトも作れないし。で、ほんとに必要なのは、内田さんのおっしゃったアートの部分で、俺しかできないものっていうのを何人の人に売るかって。百万本っていうのはなくなるんだよ、おそらく。5万本で売れるようになんなければ、ペイしない。すると作るシステムのほうにまた知恵を使って、3ヶ月で作れるんだったら、5万本でもいいや、てことになる。この循環で、ある意味では平準化しちゃうんだと思うんですけどね。


で、またイノベーションが起こって、もっと面白い遊びがあるぞと。これを繰り返していくのが、多分健康な文化の呼吸だと思ってるんですよ。今、Gameboy のソフトは売れてるわけですよ、ある程度。単純で。あと、携帯電話でいろんなソフト、必要ありっこないんだけど、携帯電話から、何かが、っていうだけで、面白がられてるじゃない? あれも仕組みがおもちゃなんであって、出てきたものが面白いわけじゃない。いつでもそれを繰り返してる。知恵のないものがいつも商売になっている。ほんとに必要なのは知恵で、それはね、しばらく治んないけど俺、治ると思う。そんなに人間、バカじゃないからね。退屈する能力ってあるじゃない? ちゃんと捨ててくじゃないですか。そしたら捨てられないようにって考えるだけで、作り方が上手になりますよね。




内田


はじめは単純なものでも夢中でやってるけどだんだんクリエイティブなものに移っていくみたいですね。例えば碁とか将棋とか、かなりクリエイティブじゃないとできない。で、囲碁将棋も、囲碁連盟とか、そういうところの人は、数の減少に悩んでるわけですよね。だんだん将棋指したり、碁を打ってくれる子供が減っちゃう。で、なんとか増やせないだろうかっていうんで、パソコンの上に囲碁将棋のソフト作るわけだけどやっぱりプレステのロールプレーイングの方が最初は勝つわけですよね。単純だし。でもやっぱりどこかでそれを卒業するやつっていうのがでてきて、ウチの子供たちの場合も飽きてきてね。



土日は多分更新をお休みします。書き込みがなかったらすねるのでよろしく。

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2000-10-19

キムタク級の巻

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帰りの電車で暖房が効いてた。会社も。


後輩に言わせると「MAX」の4人は合コンの相手として完璧なんだそうだ。ほどよくキャラクターが別れていて、しかも優劣がほとんどないという点で。じゃあ例えば「スピード」は駄目なの? って聞いたら、「ひとり変なのがいるじゃないですか、踊りの」と言うので、なぬーヒトエちゃんなら僕が一押し!と答えると、じゃあスピードと合コンの時は声掛けますって呆れた顔で言われた。っつうかスピードの合コンの時っていつだよ! それ以前に解散してんじゃんよ!


直径32mmに両面500MBの超小型光ディスクが開発されたんだそうだ。すごいと思う。きっとポケットの中に何百人分もの人生を持って歩ける日もそう遠くないんだろうね。ところで、この100円玉より二周り大きいぐらいのこのサイズだけど、どうだろう。聞いた話によるとミニディスクのあのサイズというのは「高いお金を払ってもいいと思えるちょうどいい小ささ」を基準に作ったんだそうな。必要な容量があって、サイズが決まったんじゃなく、モノを扱う気持ちから「こうあるべき」って決まって来る辺りが、これからの時代の大事なデザインという気がしたね。特にデータ配信が本格的になって、パッケージやモノの大きさの意味合いがどんどん変わってくるこれから5年後ぐらいの世界は、むしろそこがすべてとも言える。小さければいいなんて時代が終わってみて、初めて工業デザインの新しい地平が始まるんだと思います。


カプコンがゲーム4機種間でネット経由の対戦ゲームを作るんだそうだ。ツレプテクー、Xboxゲームキューブドリームキャストで同じ内容、同じ価格のものを出すんだって。思ったんだけど、この中でドリームキャストだけハードの性能が低いように感じるので、すべてのゲームをドリームキャストの性能に合わせて下げるのか、あるいは通信処理ぶぶんだけ揃えて、表示関連は各ゲーム機用ディスクから読ませて差をつけるのか、はたまたドリームキャストの人にはいろいろ我慢してもらいながら参加してもらうのかどれなんだろう。あともう一つ思っているのはツレプテクー以降の性能を持ったゲーム機は、1世代前のゲーム機エミュレートして、ネット上にメーカーの壁を越えたゲーム図書館を作って欲しいな。せっかくネット機能をどれももっているんだから、セガのハードでパラッパラッパーをしたり、ツレプテクーでゼルダの伝説をしたり、任天堂のハードでバーチャファイターしたっていいと思わない? すでにドリームキャストメガドライブPCエンジンの垣根を越えたゲームライブラリをもっているけど、その辺の反響については全然情報を公開してないね。そのことを知らない人もたくさんいるはずだと思うので、何らかの形で宣伝してあげないと、これからおなじような商売をたち上げる時に、障壁になっちゃうので何とかして下さい。あとセガの「エターナルアルカディア」14万枚って情報、嘘じゃんよ! @barai版入れてまだ4万枚じゃん。僕の読みの通産8万枚予定っていうのに相当ど真ん中な感じ。ちょっとだけ自信を持ちました。ちょっとだけ先の見える男だな。キムタク級。



今日のおまけ


馬鹿馬鹿しいというよりも、岩井俊雄の作品を見るような感動がある。カーソルを素早く動かしたときの軌跡なんかグッと来ますね。ウィンドウのサイズに合わせて表示が変わるのとか初めて見た。どうなってんの? 脱帽。

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2000-10-18

主張、口ばっかり、中身が無い、の巻

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寒くてくしゃみで目が覚めます。目覚し時計が要らないのがちょっぴり地球にやさしい


ゲームボーイアドバンスで出る「サイレントヒル」のムービーを見た。プレイステーションみたいなムービーが手元で流れたのでびっくりした。なんか携帯型のコンピュウタというより、安くて電池の持ちがいい携帯液晶モニターとしてものすごく意味や価値があるような気がしてきた。例えば液晶のない軽くて安いデジカメを作って、画像編集はゲームボーイでとか、もっとしょぼいキーホルダー型ゲームを持ち歩いて、時々ゲームボーイに差し込むと何か華々しい事が起こるとか、ウォークマンに対してのミュージッククリップみたいな、携帯した先で更に小さい移動をするための中継基地にしたいイメージ。例えば一人用テントのような?  抽象的すぎるかな。


ショックウェーブの勉強を始めないとなぁと思って、もう何年も訪れていないimagediveなんか行ってみる。全然年下で会社を興した人たちなのに、ファイナルファンタジーのページや、佐藤雅彦のページをそっくりまかされている事を知って、めまい。勝ち目ないね、こりゃね。あと、有名どころではi2fをマッキに紹介してもらった。こちらもすばらしくかっこいい上に、ステキなフォントダウンロードできちゃうので、行ってみるといいかもかも。


モトローラがキャミソール、ジーンズで出社する事を禁じたそうです。社則が厳しくなるなんて時代を逆行してるーって不満もあるそうですが、つうかさー、モトローラに限らず開発系の会社ってルーズと自由を履き違えている人が多すぎて困る。んなもん禁じなくたって着てくんなって思う訳ですよ。外部の業者がスーツ着てきているのに、こっちがサンダルで破けたジーンズ、頭にタオルでお出迎えっていうのとかすごい苦手だ。ふつうに考えて、まず清潔で、スーツの人に会っても失礼じゃない最低限の格好ってある範囲の中に自然に納まると思うんだけど、そんなにみんな解釈が違うもんなんだろうか。そんなことが会社で話題に上ったり、権利を主張してみたりすることに恥ずかしくないんだろうか。


固定電話版「iモード」・NTT東西が来春に新サービス。専用電話機を買うと家の電話でもiモードコンテンツを見れると言う話だと思うんだけど、携帯電話と違って待ち時間も回線を占領しちゃう固定式電話の料金設定(パケット料金にあたるもの)はどうなるのか不透明ですね。ゲームには向いていないけど、乗り換え案内とかを出掛ける前に見るとかは、それなりに便利そう。メールが携帯電話より打ちやすいキーの工夫とかがあれば、それなりに棲み分けも出来てニーズもあるのかな。iモード自体、不測の大ブームっていうのが手に取るようにわかる商品展開の仕方だけど。



ニックネーム診断

らぶふるさんの診断結果です。


あなたの呼び名が持つ語感、イメージです。
雄弁、迫力、主張、口ばっかり、中身が無い、 明るい、大胆、積極的


あなたの性格を診断します。
物事にこだわらない、おおらかな性格です。
でも、欲しいものについては、トコトン追求するところがありますので、本当に自分の好きなことを見つけると、成功するでしょう。ただ、せっかちで早合点が多いのが欠点です。また、感情の変化が激しく、普段は柔和でおとなしいのですが、一転して、無愛想になったり、声を荒げたりするので注意しましょう。
例えば、「たか」さんなら、「タカ坊」とか「タカボン」のように、「坊」か「ボン」を付けて
呼んでもらいましょう。せっかちなところや時々爆発するところが、小さくなるはずです。


あなたの得意分野、向いている職業は、以下の通りです。
雄弁な人が多いのがこのタイプです。また、権力欲が強いため政治家に向いています。他におしゃべりを生かしたアナウンサー、司会業で成功します。

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2000-10-17

痛いの巻

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広末のビールの宣伝はなんか痛くないですか。


iモードはメール端末? 有料コンテンツ利用者は2割弱という記事を見つけてへこむ。iモードはまだいいよ、1300万人加入しているからー、計算してえーと上限260万人だけど、KDDIJ-PHONEに同じ数字を当て込んだらもう痛いじゃすまない感じ。KDDIは300万人なので上限60万人、J-PHONEは500万人なので上限100万人の商売です。20人にひとり加入する人気コンテンツを開発したとして、KDDIは3万人、J-PHONEは5万人を基準に、採算分岐を考える計算になりますな。みなさん知らないと思いますけど、膨大に支払っているパケット料は1円もコンテンツ業者には還元されてないですからね。ひとりから取れるお金の上限は300円/月とかなのね。300円をもらうだけなのに、そのデータをやり取りする会社に何万も横取りされちゃうの。考えれんないでしょ。胃が痛えー。


ゲームの数字の読みについて、ちょっと間違いが多すぎるので事実で誤解を解いておかないとな。まず僕が友達に借りちゃったりするから300万枚は無理だろうと言い放った「ドラゴンクエスト7」は余裕で突破して現在356万枚です。すごいね。さすがエニックスのすべてをしょっているだけはあるよね。次に散々非難したセガの@barai(アットバライ)システムの第一弾「エターナルアルカディア」は店頭販売のパッケージが14万枚行ったと言う噂。ファミ通の付属ディスクからは1万人の解除キー購入があったそうです。解除キーの数だけ的中ですね。僕はファミ通に付属のディスクで30分も我慢できずにくじけて、全部で8万枚が上限だろうとタカを括っていたので、正直びっくりです。ドリームキャストを支えているセガファンはドラクエFFゼルダもないので、セガの純正ロールプレイングゲームにものすごく飢えてるのかもしれないな。あとコナミとの権利問題で発売を半年も差し止め(データは1999年のもの)くらっていたスクウェアの「劇空間プロ野球」も何気に40万本を越えていたりして、なかなかどうしてやりますね。要するに僕の読みは全然当たらないということで、今回はごめんなさいと謝っておきたかったんだ。これからもガンガン外すので、誰かの一意見として適当に読み飛ばしてくれれば幸いです。


年末に関しても、今年のゲーム業界は大作が軒並み延期とか、年末商戦の持ち玉がないという変な年になっていまして、発売予定リストをざっと見渡して、普通の人が普通に「欲しー!」って言いそうなソフトが見当たらない。特にツレプテクーなんかそろそろ花開いてくれないと、このまま使いにくいワイヤードリモコン付きのDVDビデオプレイヤー(しかも国内のDVDプレイヤーの半分のシェアでありながらリージョンフリー)として年越し&来年もよろしくしてしまいそうなのに、全然ない。ものすごくリアルそうな「ガンダム」が僕らオッサン世代のココロをこそばゆくくすぐる程度でしょうか。ロクヨンは「ポケモンスタジアム」と「マリオパーティ」の最新作、ドリームキャストは「ファンタシースターオンライン」と充実はしているんだろうけど割と微妙なラインナップ、唯一元気がいいのが携帯ゲーム機でしょうか。ワンダースワンカラーと「ファイナルファンタジー」が同時発売されたり、ゲームボーイカラーでは名作と名高い「ドラゴンクエスト3」が発売されます。要するに今年の冬はDVDビデオや旅行や新しいパソコンやデジカメにボーナスを使った方が楽しいのかもって感じの気配。あるいはスキー場や田舎に「ファイナルファンタジー」や「ドラクエ3」を持っていくのが、20世紀最後っぽい回想なのかもね。いや、バーチャルボーイとかのがいいかな? ヘルメットやバンドで無理矢理頭に固定したい感じ。あ、あと北米版のドリームキャストDVDビデオが再生できる仕様になってツレプテクーを迎え撃つという噂を聞きました。リモコンとかも着くけど299ドルだったかな? 100ドル高くなってた。いいのか?


非常階段の踊り場と言うか、柱の後ろの掃除用具置き場のような、よどんだ空気の場所でデブ目の女子高生となんでか抱き合っていて、そこまではいいんだけど(いいのか?)、そこを同じ部署の先輩に真正面から目撃されるという変な夢を見た。面倒くさいので全然言い訳とかしないの。途中で気を失って、目が覚めたら朝だった。体中痛かった。

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2000-10-16

記憶上書きの巻

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お気に入りのヘッドフォンが通勤途中に聴こえなくなるというサイアクな出だしの月曜日。


おはスタに「ミニモニ」が出ていた。と言ってもASAYANは見てないから事情がよく飲み込めないんだけど、モーニング娘。の中の背の低い3人が勝手に作ったユニットで、CDデビューを目指すっていう集まりなの? 年配の矢口だけが目をぎらぎらさせていてちょっと怖かったです。


ロクヨンヤロウゼ!というサイトに、宮本茂ラジオ出演した時のインタビューが載っていた。来年夏に発売が予定されている家庭用ゲーム機ゲームキューブ」について「任天堂ってゲームハードの性能の高さをPRする会社じゃないと思う」と前置きしながら「恐らくXboxにも引けを取らないでしょうし、PS2なんか話にならないぐらい速いですから、それがすごく安い値段で出せるだろう」と言ってました。すげえな。PS2なんか話になんないだなんて、こういう口調になった宮本茂を見たのは実は初めてかも。それぞれに好きなことを好きにやればいい、みたいにいつもは言っていたから非常に驚きました。「やっぱりおもちゃとしてとしてちゃんと買える値段で売りたいですよね。僕も親として子供に買ってやれる値段であってほしいし、最悪涎を落として壊されても我慢が出来る値段にしたいと思います」。ここはいつもの任天堂らしさと言った感じ。まとめとして「ゲームデザイナーっていうのは、ゲームを作ることでお客さんの心をつかまえる、楽しませるっていうのが目的なんですけど、あまりその映像とかそういうものがね、お客さんの心をつかんでいたらデザイナーはいらないじゃないですか。アーティストがいればいい。僕らゲームデザイナーが仕事をしているうえはね、つまらない丸三角でもね面白いモノを作りたいと思うし、面白いってものはなにも高性能だけで出来あがることじゃないですからね。それを見失わないように両方の優れたものを作っていきたいと思うんですけどね」と、大容量化、高速化に向けて、もう一度立ち位置を確認的な発言で締めくくっていました。ところで任天堂の人は「ゲームクリエイター」と言う言葉を使わずに「ゲームデザイナー」といつも言いますね。インタビューからもわかるように「アーティスト」の対義語のような意味合いで使っているようです。僕はここで使われている「デザイン」の意味合いほど、正しく使われているのはないなぁっていつも思います。自意識とかコンプレックスで商品を作っちゃいかんよね。正しく仕組みを理解した人が、ちゃんとかみ砕いて、調整したものを届けたい。奇妙な形のコップやシャツをありがたがることを「デザイン」と呼びたがる人が、未だにほとんどなので時々いやになります。


スタパ斎藤のコラムが大変面白かった。深夜のファミリーレストランの人工的で不健康な空間がなんかいい!と言う話。最近僕も一人でレストランや喫茶店に行く機会が増えて、本を読んだり、仕事に関するアイディアを書き溜めたり、はたまたラヴフールの更新をしたりしている訳ですが、うるさくもなく静かでもない、そして椅子がそこそこ柔らかいファミリーレストランは、ぼんやり考えたり、考えなかったりするのにぴったりだ。自分の部屋だと頭の中からは出てこない雑念を、うすーく広げてレストランという空間にしたような感じ。そう言えば待ち合わせ場所もこんな印象があるな。いろんな思念が飛び交っているんだけど、そんなに大したことないと言うか、どうでもいいものが飛び交っているのがちょうどいい感じ。ファーストフードなんかじゃこうはいかないでしょ。


んーと、デジカメについて思うところあり。デジカメって電話と携帯電話ぐらい形が似て意味の違うものだと思うんだけど、先に紹介したスタパ斎藤のコラムやいろんなページに貼られている撮りたてデジカメ写真を見ていると、僕はどうも気分が悪くなるのだった。いや、気分が悪いなんて書き方は良くない。「剥がしてくれ」とか「やめてくれ」って意味じゃなくて、それに対応する感情や感覚の種類がまだ自分の中にできてないせいなんだと思う。それはどんな感覚かと言うとフレームの中に収まったそれが見えるだけじゃなくて、その人がその時に感じたことが同じ体験として脳みその中にずずずっと滑り込んで犯されるようなそんな感覚。強制遠隔五感操作とか、記憶上書きとかそんな感じ。肉体が離れているのに、感覚だけがその人のその瞬間に重なって、したくもない体験を強制的に追体験させられる。その気持ちをどう処理していいのかわかんないのです。たとえば、ヒロミックスが友達とふざけあっている写真を、当時「写るんです」の次ぐらいに軽い感覚のカメラ「ビッグミニ」で撮ったのを見ても、そこにはそんな感覚はなかった。報告系の表現であるにも関わらず、僕はそこにいなくてすんだ。作品のこっち側で涼しい顔をしていられた。あ、でもアラーキーの写真には半分ぐらい「五感操作」の匂いがある。フレームの中に写っているものより、構えている人の視線や視点、被写体との関係性が見ている人の頭の中に流れ込んでくる感じ。例えば彼の撮ったエロ写真を見るとそのモデルとやったかやってないか、知らない僕でもわかるよねってそういう下世話な感覚でもいいんですけど。一体何が違うんだろう。シャッターを切る重み? 印画紙や印刷物のように触れるものじゃなく、モニターの中で編集されて発光しているとこ? 撮った時の気持ちが冷めないうちに半ば未編集で届けられる物語だから? 僕はネット上の何気ない風景やスナップを見るたびにどうしようもない、なんとも言えない気持ちになってひどく混乱するのだった。みんなはそんなことないのかな。


ホンダの人型ロボットP3が1000万円で商品化だって。うちの係長は5万円しか決済できないので200枚に伝票を分けてもらってきて、って言ってました。あと未確認だけど、小田急電鉄光ファイバーを開放するって話。もう新宿江ノ島に行く時は小田急乗りまくりだね。


今日のメールマガジン

『こんなはずじゃなかったのに、という考えは捨てなさい。こんなはずなのだから。』(ウエイ・W・ダイアー)。


つらい時はホントのことを言って欲しがるけど、ホントのことはちっともやさしくないよね。

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2000-10-15

「哀しみが止まらない」の巻

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ダイエーのオレンジ色のマークは「現状に満足することなく、常に前進し続けることを意味する、欠けた円」なんだそうですよ。びっくり。


新宿を歩いていたら黒塗りの車がそばに停まったので何気に目をやると、クラブ・ニュー愛の零二が出てきました。前髪から爪先まで1・も隙がなくて、プロってやっぱすげえなと思った。


早起きしたも報われず、ぶらり途中下車の旅鈴木みその「おとなのしくみ」1巻を買って、寂れた喫茶店でエビピラフセットなんか食べて過ごす。そのあと家に帰って昼寝をしたら変な夢を見た。秋葉原みたいなところを荷物を抱えて歩いていると、そんなに混雑しているわけでもないのに外国人がぶつかってくる。まさかと思って追いかけるとばっちり僕の荷物を一つ持ってるじゃん。ぶんなぐって奪い返す。ノーノーノーと言いながらおびえたような目をしたので、それ以上は抑えてみる。でも許したあとをそっとついてくとポケットから取り出して話し始めようとしている電話はまたオレのじゃん! もう一回後頭部に鞄でぶんなぐって奪い返す。殺すぞ、まじで! そうやって一通り元に戻ったんだけど、50メートルも歩かない内に次のスリがやってくる→すぐばれる→ぶんなぐって取り返す、というのを繰り返した。夢なのにすんげえ疲れた。


NTTの独壇場になっている現在の通信インフラだけども、かなりステキなニュース。東京電力が通信事業者に光ファイバー網を全面開放だそうですよ。将来は空気のような「あって当たり前、なかったら死んじゃうかも」っていう存在になりそうな高速通信インフラの大本命としては、なるべく意味のある商売敵がいて、あおってくれないとね。ラヴフールとしては東京電力、超リコメンド。何から何まで電源入れまくって電気使いまくろう。


さて池袋HMV松崎ナオのインストアライブの件ですね。行く前に本屋で「音楽と人」を眺めたらモノクロページにインタビューが載っていてニューシングル「月と細胞」のタイトルについて聞かれていました。その内容がすごいんだけど「月って自分では輝けないじゃないですかぁ、ナオさんはひょっとして太陽を待ってるんじゃないかなって思ったんですよ」だって。おいー! それなんて言う返事を期待してした質問なんだよ! ひどいね。っていうそういう前振りがあったわけです。時間ギリギリにHMVに辿り着くと、本棚で区切った特設ブースにいたのは40人程度。いつも見かけるような顔もちらほら。程なくしてナオちゃん登場、前のシングル「雨待ち人模様」を唄います。演奏はギターとパーカッションという、最近お気に入りの編成。


選曲リスト:


・「雨待ち人模様」
・「くやしい海」
・「電球
・「How to be a Sun(倍速アレンジ)」
・「月と細胞
・「哀しみが止まらない」


の全6曲、30分。


大変音が悪く、バックの二人も演奏しづらそうだった。ナオちゃんは一年前に会ったときに比べて、痩せたのか、目が大きく見えて、心なしかおどおどしている感じ。アレンジもいつものように全て新バージョンになっていて、唄もレコードに劣らないいつものうまさだけど、何か違う。いつものナオちゃんと決定的に違うんだ。光がなかった。話すのが苦手で唄を始めたというナオちゃんは、痛み系ミュージシャンの先駆者でありながら、単に「痛み」を発するだけじゃないやさしさを、曲にも詞の中にも内包していて、そのバランスと理性が、ナオちゃんのすばらしさだと思っていた。でもその日にステージに立っていたナオちゃんは別人だった。全身から「痛い」を発散していたのだ。演奏が終わるたびに観客からは拍手が起こる。でもそこにある拍手は今までのように「すごい!」「ステキ!」「もっと聴かせて!」っていう明るいものじゃなかった。静寂が痛い、拍手をしないと息が詰まってしまいそうな、そんな曲間だったんだ。僕はとうとう最後まで拍手をしなかった。ここに来るまでいろんな噂があった。最近のナオちゃんは元気ない、レコード会社とどうもうまくいっていない、とかね。まぁ、真相はどうあれ、1年間音沙汰がなくて、今になって1年前に録音したままのシングルをそのまま発表したのは確かで、その先にアルバムがすぐ控えているかというと、全然未定だったりするのだけは事実だ。だけど僕は前向きに受け止めていた。1年間の間に何かあったんだろうけど、それをどうにか乗り越えて、新しい一歩を踏み出したタイミングが「月と細胞」の発売のタイミングであり、その再出発を確認する場がこのインストアライブだと思っていたんだ。でもそこにいたのは、前向きどころかどっぷり悩みの中にいるひとりの女の子だった。表現の根元にはいろんな理由があっていいと思うけど、僕は「痛み」を切り売りしているアーティストが大嫌いだ。コンプレックスやそんなもんでお金をもらうなんて恥ずかしいことだと思うから。ナオちゃんにはその判断が本能レベルで出来ている点で、聴いていてとても安心ができた。「痛み」をちゃんと「表現」にまで昇華できてたから。例えば今大人気のaikoと比べたって、全然引けを取らないし、僕の感覚からするとaikoのテイストがブレイクして、ナオちゃんがしないなんてことはあり得ないだろうってずっと思ってたんだけど、今回のインストアライブで簡単なことに気づいた。aikoは明るいけど今回のナオちゃんは明らかに暗いのだ。ステージが終わって特典の直筆サイン入り絵はがきをもらいながら、どのファンの顔も冴えなかった。元気をもらいに行ったら、逆に吸われて帰ってきた感じ。いや、いいんだ。それが古くからのファンである僕らの肩に乗っかるのは。でもインストアライブって言う新しいファンを発掘するための場としては、多分サイアクだったんじゃないか? 僕はナオちゃんのブレイクなんかより、もう25才の表現者の立ち位置、あるいはもうひとりの女の子として無茶苦茶不安になってしまった。今度レコードが出たら、有無を言わずに何枚も買ってサポートするだろうし、同人誌的な世界に浸ってしまっても、ライブに行かないとな、と思った。生きるって大変だ。がんばれ、ナオちゃん。

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2000-10-11

溝は埋まらないの巻

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カルピス オ・レを飲んですこぶる機嫌がよい。


まだ発売されていないエヴァンゲリオンアニメ用の原画集をこっそり見させてもらった。原画と言うのは動画になる前の基準になる大事な絵と言えばいいのかな? ここだけは外せないよってところが偉い人の手でがっちり描き込んである、表で言うと原点のようなものです。これがやばい。鉛筆と色鉛筆で緻密に指定されたそのエネルギッシュな絵に、もうただただ呆然ですよ。こんな絵描けないー!とかじゃなく、なんなんだ!これ!って感じ。古代文明の遺跡から宇宙船を発見しちゃうようなそういう類のどうしようもなさ。あのエネルギーってどこから出てくるんだろう。火山の噴煙を見上げても結構いい勝負かもっていう熱量。とめどなさ。でも間に入ったチラシの「DVD BOX全3巻発売 幻のTV放映版を初収録!」には、そろそろもう勘弁してやれよ、と思った。しかもDVD-ROM仕様で、何年か前に発売されたゲーム「鋼鉄のガールフレンド」もまるまる入っていたりして、大容量って残り物でできる幕の内弁当みたいで案外ステキ?と思ったり。ついでにそばにあった隔月刊誌「アイデア」にもやる気を出させてもらった。うおー! 僕もがんばるー。


こういうのに参加したの初めてじゃん? しかも自信アリアリー!っていう「マリオテニス64トーナメント」の中間発表があり、どうする?どうする?一位だったらおごってくれる?って鼻の下をながーく伸ばして見に行ったら1位どころか20位にもかすっていなくて、さらにその20位にも100点近くスコアを離されていることにめまいがした。上には上がいるっつうより、なんなんだそのスコア! 単純計算して合わないよ! 3分間こんぴゅうたぁとラリーをして、コート上に浮かんだ金色の輪っかを多くくぐらせてそのポイントを競うという競技なんだけど、僕の計算した理論値によると上限は500ヒト桁台で、僕のベストスコアは477だったんですが、20位の時点で537点、1位にいたっては622点とか言ってんの。なにそれ。ボール2個使ってない? 時のオカリナで時間の進み方変えてない? 全然納得行かないよー。つうか学生はゲームばっかしてないで勉強しなさい、勉強! ちゃんと勉強しないとオレみたいにゲーム会社に入っちゃうよ!(おーこわ!)


はーい、みんなー、ちょっとしゃべるの止めてセンセの方向けー。田口ランディーのコラムはー皆さん読んでますかー。なんか今回の「インターネットライター」の話とかね、まず読んでもらってからお話ししたいんだけど、こんなに当たり前のことをこんな有名な人がまだまだ伝えていかなくちゃいけないって段階なのかーって僕悲しくなったですよ。僕はモノを作ることを生業とする意志を持った人たちの中でずっと育ってきたので、「将来何したらいいかわかんない」「いいなー、夢がある人は」「手に職(技術)がある人はうらやましい」とか「私も何か始めなきゃ(義務?)」って言う人が、人類の大半であることに気づいたのはつい最近の出来事なのだった。おいおい、そんなに呆然と生きてて楽しいのか?  昨日よりかっこいい自分になりたくないかって問い掛けたって無駄だってことも最近気づいた。だって意志がなくても進むのは、低いところに流れ落ちる水だけだもん。鉛筆と紙さえあれば、無限に文章や絵が生まれてくる、できればそれだけやって生きていたいとかっていうのは、ものすごく特殊な「サイノウ」だと思われているんだもん。もうその時点でお話終了と言うか、次元が違いすぎてどうしようもない。じゃあ、どうすんの? 「与える→与えられる」という構図は永遠に変わらないの?と聞かれれば、その差違を乗り越えるための手段は年々無限に近いほど増えてるし、このインターネットという環境だって、電話代さえ払えれば、誰からのストレスもなく自分の言いたいことが言えちゃう場所であったりするんだけど、発表する手段が増えれば増えるほど「与える→与えられる」っていう間の溝の深さはなんつうか乗算的に深まってるんだなぁって実感してばかりの毎日だよ。例えネット上で音楽や映像を買うのがフツーの時代になっても、その環境で初めて芽が出る人たちは何人かいるだろうけど、それをありがたく受け止めてプロとアマチュアの境目がボーダレスになっていくなんていう幻想はもう捨てた。その代わり僕はもっともがいてあがいて生きていこうと思った。お客さんに文句を言われたって、昨日より少しでもましなアウトプットをし続けてやるって思いましたよ。ゴミが増えたっていいと断言。それでいつか誰かのココロを一人でも動かして、そのボーダーを飛び越えさせるきっかけになることの手助けになれることがあれば、それがボーダレスへ向かう一番の近道であり、発信する側の持つゆいいつ有効な手段なんだと思ったのです。ラヴフールを無理無理に毎日更新しているのもそんないきさつがあったりするのだった。知ってた? 知んねえよな。とにかくかっこ良くなるよ、僕は。


今日のメールマガジン。こういう切り口は新鮮だと思った。

仕事を成功させる一言
オフィス恋愛はやめろ。うまくいってるときは気が散るし、うまくいかなければ苦痛だ。


あと毎日飲んでる飲茶楼のおまけのモーニング娘。キーホルダーが秋のバージョンに変わっていた。特に熱意もないけど、だらだらと集める。まずは「芸術の秋」からね。そして明日はお待ちかね(オレが)スーパーカーのニューシングルについて延々語るよ! 実は今まさにエンドレスループ中なのだった。頭おかしくなりそうな感動と興奮、そして光!

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2000-10-10

焼き肉のたれは嫌よ、の巻

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おはスタミッチー及川光博)が出ていた。苦労の多そうな人だと思った。


チョコエッグがもうすごいブームになっちゃってちょっと寂しい。売れないと思っていたからこそ地味に応援したかったのにさー。もう手にするのさえはばかられると言うか、単にあまのじゃくなんですが、おととい久々に(実に1年近くぶり)に買ってみたら、たくさん売れたせいかチョコレートの部分が美味しくなっていてびっくり。売れると駄目になるものって多いけど、工業製品はメリット尽くしなんだなぁと再認識した次第でございます。しっかし、あの塗装、一体いくらでやってんのかね。きっと10円ももらってないよね。日本で全部やったら500円ぐらいにしないと、元取れなさそうだ。


ニンテンドウ64ソフト「パーフェクトダーク」のCMが始まった。これ、ゲームに詳しい人でもあんまり知らないかもしれないんだけど、ロクヨンのディープなファンなら待ち焦がれて何年目?という、隠れた名作(やったことないのに!)ですよ。話すと長いんですが、任天堂と兄弟のように仲の良いレア社というエゲレスの会社がありましてですね。任天堂よりもむしろ任天堂らしいかもっていう凄いクオリティを誇る集団がいるんですわ。一番有名なのは「スーパードンキーコングシリーズ」(スーパーファミコンから、ゲームボーイロクヨンまで)でしょうか。他にも「エキサイトバイク64」「ディディーコングレーシング」「スターウォーズ 帝国の影」「ブラストドーザー」、マリオ64を超えたと宮本茂を言わしめた「バンジョーとカズーイの大冒険」とどれも平均点を確実に上回る(でも売り上げはイマイチ)な力作ぞろい。その中でも決定版とも言えるのが「007 ゴールデンアイ」という作品。これ、みなさんご存知のエゲレスの超人的スパイ「007」のゲームなんですけど、この異常な面白さと言ったら、なんつうの? 現実世界がテレビの向こうにもあるっつうの? そういう興奮。うじゃうじゃいる敵兵の中から、先に紛れ込んだ仲間のスパイを探し出す緊張感。銃声を聞きつけて集まってくる敵兵の足音。靄のかかった森の中でずーっと遠くで見張りをしている敵兵をサイレンサー付きの銃でぷしゅって殺す時の手に握る汗。思い出すだけでも夢よりよっぽどリアルな体験としてそれは脳裏に焼き付けられているのだった。でも、たったロクヨンが4本とかしかソフトを発売していなかった時に、映画公開後一年とかよゆーで過ぎているタイミングで、しかも今時007ってどういうこと?? ってことで例のごとく全然売れなかったのだった。僕も任天堂ブランドじゃなかったら絶対買わなかったし、クソゲー覚悟だったしね。だけどメロメロ。言っておくと、僕は人殺しをするような殺伐としたゲームはあんまり好きじゃないのだ。金払って嫌な気分になりたくないっつうかね。でもこれは違った。だってもうスパイなんだもん。必要最小限のコロシだって世界の平和を守るためには必要だろう?ってそういう気持ちに浸れる作品。で、話が戻るんだけど、「パーフェクトダーク」というのはその「007」の基礎プログラムを応用してできた、待望の新作ゲームなのですよ。もう3年か4年まえからタイトルは聞かされていたのに、2000年の年末になってやっとの登場。今年の夏の終わりにはタイトルが一時的に「赤と黒」なんていう焼き肉のたれ以外のなんでもねーのに変えられて、いくら任天堂の姿勢に盲目な僕らもそれだけは勘弁だろう(でも、任天堂はその方がわかりやすいからいいでしょう?というアナウンスでした)って思っていたら、元に戻りました。以前にも「ジェットフォースジェミニ」という原題のレア社のソフトに「スターツインズ」というステキな邦題をつけてくれた実績があるので、ひやひやしましたよ、ってずいぶん話が反れましたが、ロクヨンを持っている人は間違いなく買った方がいいソフトだよということだけが言いたかった訳ですわ。メモリー拡張パック専用なので、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」に対しての「ムジュラの仮面」ぐらいのパワーアップは素直に期待して良さそうですよ。


ナムコの新作ロールプレイングゲームの「神来(カムライ)」を少しだけやった。絵が大変きれいで感激したけど、始めて15分間ムービーなどで一切操作できない(話が長い)のと、21世紀を目前に控えて「装備を整えておいで」っていう最初のお使いはどうかと思った。ちなみに装備完了の条件がわからず最初の村でおろおろしている間に昼休み終了(=冒険断念)。どういう勇者だ、オレは。音楽が環境っぽい音ふんだんで、村の中では滝の音だけとか、表現が一歩引いてて大人っぽいとこは気に入ったよ。


小山田圭吾嶺川貴子の入籍+妊娠ニュースは単純に誰かの幸せとしておめでたいとしても、BBSをのぞいてみるに、トラットリアの取り巻きってなんであぁなんだろうって思った。ひとくくりにしちゃうのも乱暴かもしんないけど、例えて言うと、昔、岡村靖幸の歌にあった「僕たちは子供を育てられるような立派なオトナになれるのかな」って奴の、心配されている側的な、なんとなくかわいそうなコドモ達のイメージ。つうかよく考えると僕もコドモ育てたことないけどさ。あー、また暴言吐いちったよ。


今日のメールマガジン。ぐうの音も出なかったので転載。しかしぐうの音って何よ。

世界の一言名言集 10/10 No.037
芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことが分かってないとダメなんじゃないかな。by本田宗一郎

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2000-10-09

更新ホリックの巻

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はーい、ノブさん見てますかー。ここがラヴフールですよ。


連休チュウぶらりと旅に出たかったのに念願叶わず。ま、いっか。薄曇りの中モノレールに乗って、江ノ島水族館アシカショーとイルカショーなんか見ちゃう。最高に呑気。お姉さんが決める輪投げのメンバーにひとりだけオトナで選ばれる。ロイヤルホストで売っていた甘すぎるマロングラッセをかじりながら笑ったりね。家に帰ったら今年最初のホワイトシチューでうれしかった。すっかり寒くなったのでトレーナーとアノラックを着ていてもくしゃみしちゃう。へっくち!


携帯電話市場の伸び率についての記事があった。呆然としちゃうのがKDDIの半年で200台という低迷ぶり。「万台」じゃなくて「台」だからね、びびるね。せっかくした合併負け組連合っぽいイメージを何となく拭えないのが、一番の原因でしょうか。新規加入と同じだけ解約者がいるってことだよね。僕としてはNTTの一人勝ちって構図は、日本の未来のために絶対よくないと信じているので、KDDIを始めとする民営の通信会社にがんばってもらうか、さもなくばNTTを国が買い上げてもう一度国営化するかのどっちかだと信じてます。来年度中にスクウェアがPlay Onlineというツレプテクーとファイナルファンタジーを絡めたネットワークを立ち上げるはずで、それに対してNTTはおそらく実験的に学生向けの定額通信サービスでも始めるのかな、という現在の感触ですが、その半歩先には高速の常時接続の通信ケーブルが必要になってくるのはもう間違いないこと。それが訪れれば、ゲーム会社に限らず多分不景気なんて吹っ飛んじゃうだろうなってぐらい各社いろんな商売アイディアを水面下に潜ませていることでしょう。どきどきしちゃうね。1秒でも早いインフラの構築と仕様の公開を望むのだった。それかKDDI衛星とか飛ばして電話線を使わない方向ですごくがんばれ。うーん、お金が足んないか。


休みチュウ何冊か本を駆け足で読んだ。なんつうの? ジャケ買いならぬ、タイトル買いっていう感じの例の奴ね。「20世紀に生まれた言葉」「子供のことを子供に聞く」。内容はどっちもぬるめだったので割愛。会社の本棚に入れておこう(家だと部屋が狭くなるから)。多分オレしか読まないけどね。


怪人ゾナーがゲームボーイソフトになったので、朝のテレビ東京以外でもCMでがんがん流れていて不思議な感じ。しかもこれ任天堂ブランドから出ちゃうんだよね。「おはスタ」の名を冠したゲームボーイソフトが前にも他の会社から2本出ていて、どっちもひどい出来だったことを思い出すと、任天堂がキャラクターものでCMまで打ってしまうソフトの内容が気にならないわけがないのだった。しかも女の子向けには「とっとこハム太郎」のソフトも用意していたりして、抜かりなさにちょっとびびるのだった。年末も注目ソフトが目白押しだし、またお小遣いなくなっちゃうな。うれしい悲鳴。


リンクを更新しました。何もかもオススメ。あとラヴゲームもね。しかし最近ぼつぼつと「ハジメマシテさん」がいらっしゃるんですけど、どっからどう来てんのかね。叶姉妹効果だったら受けるなぁ。

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2000-10-07

覚え書きオーバードライブの巻

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ジッタリンジンって、よゆーで現役なんだよね。


天気が良かったので布団を干せてうれしい。隣の家の皮膚病っぽいネコが僕のカレーヌードルをずーっと見ているので、じゃがいもとか肉を分け合って食べた。夕方何となくだけど床屋で刈り上げにしてみた。まだまだ学生で通りそうだ。お客のいない喫茶店で「ラッシュアワー」というてんこ盛りランチを食べた。食べながら買ったばかりの本を静かに読んでいたらどどどっとやくざ風の人が入ってきて隣の席でトマトジュースばかり6つも注文した。そんな一日。


先の地震雲事件も特に目に見える形で結果が出たわけではないので、なんとなくフェイドアウトしていたけれども、三宅島が噴煙を上げたり、あの鳥取地震が起こるって、ある研究者によれば、関東大震災へのコマは揃ったよって感じだそうじゃないですか。でも半月以内に起こるってもし断言されても、イマイチ何をしたらいいのよっていうのが正直な実感なのだった。家にいるときに起こったら、僕なんか間違いなく死ぬしね。ぼろ屋の一階だから普通につぶれる。なんか自分が死んだりしたあとも大事にしておきたいこととか、誰かに守らせ続けたいことも何もないので、特に執着もないのだった。ん? 既に死んでいるのか? オレは。あ、作りかけのゲームが気になるか。ふと思い立ったのはウェブ上に遺言的なものを上げておくっていうのは、案外有効かもと思った。遺言というと重いけど、覚え書きみたいの。お礼状というか。将来、サーバーが宇宙のような所に浮かんだら、天変地異とは関係なく大事な想いがつまったままでいる場所っていうのが、割と大事な価値を持つ気がしてきた。抽象的な上に、微妙な着地点な話しでごめんなさいね。こういうのを覚え書きといいます。


昨日買ったレディオヘッドの新譜「KID A」(少年Aってことかな)がスゲースゲーかっこよかった。こんな実験的でアナーキーな作品が国民的に支持されているイギリスって国は、単にスノッブなだけじゃない、ちゃんとした文化がある国だよな、とうらやましく思う。(プレッシャーはあると思うけど)これだけ好き勝手にやって、しかもみんなに好かれたら、もう生きていてこれ以上の喜びはないだろうな。多分スーパーカーなんかもそういう土壌で表現活動をしていった方がしっくりきそうな感じ。「JUMP UP」の温度感なんて、まさにレディオヘッドが向かっているそれにシンクロしているしさ。ナカコーは詞なんかどうでもいいと思っている節があるので、今もいくつかやっている洋楽のリミックスでも何でもいいから海外市場にどんどん乗り込んで行った方が早くまっとうな評価が得られる日が来そうな感じ。もう一枚のアンダーワールドのライブ盤の方はフツーでした。数年前ならともかく今はそんなに最先端じゃないのかな? 洋楽はまず聴かないのでよくわかりません。(ここ数年、ベックとU.N.K.L.Eぐらいしか買わなかった)。やっぱ、ライブを知らずしてライブ盤っていうのが根本的に間違ってんだな。きっと生で体感だったらめちゃかっこいいと思うよ。DVD版もまもなく登場なそうだから、そっちの方がまだいいかも。しかしジャケがすげえかっこいいよね、毎回ね。


最近かわいそうだなぁと思うのが、真似と言われるミュージシャン、特に倉木麻衣とか矢井田瞳。あのさ、パクリだー!って批判する人に聞きたいんだけどさ、そうだなぁ、例えばパフィーのダラーっとしたかっこうとかパフィーが発明したわけでも何でもなくて、昔から美大生なんかはあんなかっこうしていたじゃないですか。「かわいい」「綺麗」だけじゃない女の子のキュートなベクトルに加えて、特に新しいものでもなく同世代の素朴な気持ちとして「ふつうに」現れただけじゃないですか。それに対して、パフィー的な格好をパフィーの登場より前にそういう格好をなんとなくしていた女の子が「パフィー系」ってひとくくりで言われるのって、いままでジャンルに名前がなかったっていう意味では間違ってはいないけど、たまたま同調した世代っていう意味においては、真似やパクリからは一番遠い存在のはずだよね。倉木麻衣矢井田瞳に関しても、見てそれを真似たと言うより、同じモノを見たり喰ったりして生きた同世代の感覚がシンクロしているだけだと思うのです。ファンの人だって世代的にシンクロしている感覚があるから宇多田ヒカル椎名林檎を「わー!」って思ったわけでしょう。モノヅクリをしている感受性の強い人はそれを見る前から体の奥で何十倍も感じているんだ、絶対。それを囲うレコード会社には、お互い競合商品としての意識は強くあるはずだと思うけど、少なくとも表現者のレベルにおいては、昨日今日で真似、パクリっていうのは作れないもんだと思うのね。そういうのをこっちを先に聴いたから、あとから聴いたものはぜんぶ真似なんて、浅いレベルで嫌っちゃいかんよね。買う買わないは別にしても。


日曜、月曜は更新がない予定。でもカウンターは多目に回しておいてね。

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2000-10-06

未来につんのめるの巻

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地震、だいじょぶだった? 怖い気持ちを思い出すのは嫌だよね。


今日は盛りだくさんな一日だった。ざっと行きましょう。まず、マクハリのCEATECを見に行った。これ去年までのエレショーとかなんとかってショーを合わせた大きな展示会。もうマクハリのあのでかい会場を隅々まで使っていて、歩くだけでやんなるくらい広いのなんのって。でもね。よかった。ゲームショーやAMショーなんかよりずっとどきどきしたなぁ。もと工業デザイナーとしては、電化製品メーカーのコンセプトモデルがいい感じでしたね。四角い携帯電話からの脱却をかなり真剣に取り組んでいました。IT革命なんて揶揄される現在、どの会社も自分の会社の規格を次世代のスタンダードにしたくて、うちのがすごい!うちのがすごい!っていろんな可能性について、出せるだけの大声で自社のブースを盛り上げていて、そのつんのめり感が、前向きな意味でエネルギッシュで、好感が持てた。例えば「腕時計型の時計は、腕そのものが受話器、しかも指パッチンで通話準備」とか、もう笑っちゃうぐらいにかっこいい! どこの会社でもやっていたカメラもウォークマンGPSも着いた電話機みたいなのより全然スマートで個性的で、使われるシーンがちゃんと見えてくる。ゲームにも数年前にはそういう輝きがあったはずなのになって思ったよ。格言としては「過激な側面を持たない提案は、しなかったと同じ」という感じで。


今週のファミ通が分厚く固いので何事かと思ったら、セガが話題の「@barai(あっとばらい)システム」の第一作目として、「エターナルアルカディア」というドリームキャストロールプレイングゲームの製品版と全く変わらないディスク(説明紙やケースはないけど)を2枚組の付録にしていた。最初の数時間分無料で遊べて、もっと遊びたい人はドリームキャストネットワーク機能を使ってその先をプレイするための「鍵」を5000円支払って買うというシステムだ。おもちゃ屋の店頭パッケージ売りから、ネットワークでの従量課金売りなんかへ選択肢が増えて行くであろう近未来に対しての果敢なチャレンジとも取れる。早速ノリノリでプレイ。だってさー、この1作ってセガの家庭用ソフトのこれからを大きく担う、言ってみれば捨て身のチャレンジじゃないですか。セガの信頼の多くを賭けているはず。それに5000円のネット決済を促すだけの仕掛けって一体どんなものを詰め込むんだろうっていう期待もあった。でもすぐにがっくりした。むちゃくちゃ平凡で単調なロールプレイングゲームだったから。驚くほどに魅力がない。最初の中ボスを倒して、飛行船(?)を操作するところまでやったんだけど、全部で30分ぐらいでしょうか(無料プレイはまだまだ出来ます)。まったく歯ごたえがなかった。ファイナルファンタジー7を2000年にそのままだらーっと焼き直したような、何が売りなのかわかんない感じ。ファミ通が100万部発行されていると仮定して、そのうち10人にひとりがドリームキャストを使える環境にあるとして、10万人にこの試供品は配られたわけだけど、ゲームマニアや開発者の視点じゃなくても、この先を見たくてうずうずして5000円のボタンをポン!と押す人は10%も(約1万人)いないのでは?と思った。社運を掛けた新システムの始まりは、いきなり難しいところに向かっちゃったみたいだ。だけど、そのあと少しだけ前向きに考え直してみた。このシステムっていうのは閉じたマニアががーっとのめり込むロールプレイングタイプより、1プレイ5分とかで終わってもう一度!って繰り返したくなるパズルゲームタイプの方が向いているのでは?と思った。と言うのも、ロールプレイングのような手間の掛かるゲームに興味が行く人というのは、手に届くところに情報がなくたってパッケージされたソフトを買ってくれちゃう人たちだし、興味ない人はタダだろうがなんだろうがまずやらないってジャンルだと思うんですよ。でもそれが例えば「I.Q.」とか「グンペイ」「ミスタードリラー」だったらどうだろう。とりあえず何回かやるのでは。回数制限のシステムはちょっと今いいのが思いつかないんだけど、10数回無料プレイディスクを付録にするとして、ネット決済では「100プレイ追加」っていうのと、「プレイ制限解除」っていう二つの買い方を用意する。とりあえず試供品をばらまくって言う方法の場合、浅く広く遊べるものでないと逆効果だと思うんだけど、そのへんどうですか?


給料が出たので本とCDをどどっと購入。ジョジョの最新刊は66巻にして、紙の上のマトリクスって感じにどんどん加速度的なおもしろさを増して行くばかりだし、雑誌「ゲーム批評」に載っていた「ゲームは進化することはないが、変化はする」って一文に、まるで元任天堂の故人・横井軍平さん(ファミコンゲームボーイの設計者)の発言を聞くような目の覚める思いをしたり、機動戦士ガンダム(最初の)ドキュメンタリー本「ガンダムの現場から」に載せられた数々の草案に、見えている人の企画書は、できあがっていなくても(核になる部分が)見えてるんだなぁって、羨望の溜め息を漏らしたりした。CDはエヴァンゲリオンのスタッフの新作アニメフリクリ」のサントラがステキ。これpillowsが担当してんだけれども、僕、悪いんだけどpillows嫌いなんですよ。だってダサイんだもん。熱気の空回り具合とか、バンドブームの頃を彷彿とさせるルックスとか、うわーダメだー!って思ってたんですよ。でもフリクリサントラには向いてた。それもぴったりという意味ではなくて、あの筋書きのないような破天荒なストーリー展開に、程良く違和感を持った印象的な音として、見事なミスマッチのバランスを持っている。ミスマッチってベストマッチより難易度高いよ? だいたい普通じゃないよ、アニメのBGMにギターリフを中心にした音を持ってくるなんて。でもとても印象深い。音を中心に作った映像のようにも見えちゃうくらい。オススメです。あとは買い忘れていたアンダーワールドのライブ盤と、レディオヘッドの新譜をまとめて買った。レディオヘッドの国内版は椎名林檎がライナーを書いてると聞いたので、当たり前のように洋盤でね。っていうか一枚1000円の価格差を無視できなかっただけなんだけどもね。


3連休は更新をお休みするかも、です。

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2000-10-05

投げっぱなしジャーマンの巻

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缶コーヒーFireのCDは、五木ひろしのひとり勝ちってことでいいですね?


週刊ビッグコミックスピリッツにずーっと連載されていて、もはやマンネリを通り越してどこへ向かうつもりだろうと思われていた江川達也の「東京大学物語」が今すごい。主人公の村上君(東大生)とヒロインの遙ちゃんが単行本で言うと30数巻分の回り道を経て初めてセックスしたのが先々週。今までの欠落分を取り戻すかのように三日三晩ぶっとおしで抱き合いながら、カメラが遙ちゃんの胎内へ向かい、数億匹の精子が競い合って卵子に受精したのが先週、今週は最初から最後まで受精卵の細胞分裂DNAのコピーの過程なんかをずーっと描写していた。マクロ視点を一度も離れずにセリフの中だけで状況の変化や、日常の世界を同時に進行させる。実家のお母さんと世間話をしている最中も、胎内では細胞分裂が進む。これアレだね。下手すると登場人物を外側から一度も書かずに出産までを単行本1冊にしかねないね。っていうかするでしょ。すっげ! 連載開始当時から「この物語の主人公は実は村上君じゃなくて遙ちゃんなんです。ストーリーは妊娠して出産するところまで描きたいと思っている」と言っていたので、実は今まさにクライマックスを迎えていると考えていいんだろう。期待しちゃってていいのかも、って思った。彼の計算づくなところはあんまり好きじゃないんだけど、これを週刊連載でやるところがすごくアナーキーで気持ちいい。


実は僕、メールが嫌い。いや、受け取るのは好き。すごく好き。返事が嫌い。僕の書いたメールを一通でも持っている人はアレだよ。オレに好かれてるよ。だってヒトツキに書くメールってほんの何通かだもん。昨日は割とちゃんと書いたメールの返事を受け取って、その内容にがっくりした。そのがっくり具合の中で、あぁ、僕の書く文章っていうのは相手をある答えに先導するためにしか書かれていないんだなってことに改めて気づかされて、更にがっくり。僕の文章はとてもいやらしい。後ろ髪引くような一文をそっと混ぜたり、ほどほどにぼやかしたり、核心に触れる部分には関心のない振りしたり、テンポを意図的に乱して特に見て欲しいところに抑揚をつけたり。だから読み返すと字面はいいんだけど自分の気分が悪い。ポスターを作っているみたい。そしてたちが悪いのは、相手がそれに強く響いてくれないと、ルールを守らないでゲームする奴を見るように非常に腹が立つってとこだ。うわー。できればこのままメールの返事なんか書かずに生きていたいような気がしてきた。投げっぱなしジャーマンな人生でもいいか。いくねぇよな、やっぱ。


10代の真ん中らへんで味覚って大きく変わりませんか? 僕は子供の頃、梅ガムとかグレープジュースとかのすっぱい系のものや、メントスみたいなミントキャンディが好きで、一日に何箱も空けてしまったり、運動した後は炭酸を1リットル平気で飲み干したりしてたのに、今はどれもしたくないなぁと思った。一年に1回でも多いような感じ。逆にゴウヤとか塩辛とかあん肝とかひじきとかね、子供の感覚からすると美味しくもなんとないはずのものが、なんか普通においしいのでは?と思ったり、なんなのかね。味覚を感じるセンサーの数を比べると子供の方が50代ぐらいの人の倍以上数があるって前に聞いた。懐石料理よりカレーライスが美味しいって言う子供の感覚は生物学的には事実かもよ、っていうちょっとにやけた感じのコラムだったんだけど、妙に覚えているなぁ。子供と大人って言うのはイモムシと蝶ぐらい、別の生き物なのかもしんない。どっちが優れているとかではなく。でも未だにビールのうまさはちゃんとわかってなかったりすんだよな、オレ。枝豆は大人子供関係なくおいしいね。


読みたい本がなかったので店頭でいい感じに古くなっているラキノンジャペンなんか買ってみた。元ブランキーベンジー(Vo.G)のインタビューが泣けた。「凄い3人が集まって凄い音楽をやっとるぞって感じなんだけど、ある言い方をすると、俺の全て、俺のエネルギーは出しきれてない、出せれない場所」とブランキー時代のことを総括していて「そんなに行きたいと思わなくなった。ブランキーの世界に。俺はもう自分の音楽を100%出すために生きる。生きるっちゅうかそういう音楽をやっていく」と言っていた。やっぱり僕がラストアルバム「ハーレムジェッツ」に向かうまでの3枚のアルバムに感じていた、3人が3人やりたいことがもうはっきりしていて、例えお互いがお互いを愛し合っていようが別々の道を歩まざるを得ない状況っていうのははっきりと存在していたんだなと、強く再認識した。自分達だけの完全な王国であったはずの「ジェットシティ」という未来の架空都市から、創造主そのものが辛くなっていなくなってしまう悲しさ。自分で作った法律にがんじがらめになるくらいなら、ここで別れて各々の町をつくりなおそうぜって話なんだろうな。「俺は所詮音楽を届けたいだけだから。発信地はとりあえず小さくていい」。そんなものづくりの原点に帰ってきて、ふと顔を上げて辺りを見渡した時の世界の広さっていうのは、格別なもんだろうなって思ったよ。何にもないけど何でもできる大きな荒野。そういうのを手に入れる感じ。


スーパーカーのナカコーのインタビューもよかった。たった2年の間に4枚ものアルバムを発表し、高い評価を得ながらもそのすべての楽曲が、デビュー前の高校生時代に書いた「遠い過去の作品群」でしかないことに、彼は感覚のずれを感じていた。「時間さえあればいくらでも曲が浮かんできた時期だった」と言い、「デビュー以来一曲も曲を書いていない、書く気にならない」が口癖だった。過去のストックを焼き直す「思い出アルバム作り」のような作業は早く終わらせて「今」や「次」へ行きたいんだっていう焦りと、他のメンバーや聞き手が必ずしもそれを求めている訳ではないっていう軋轢の中で、ちょっとだけ周りの意見を振り切った感じに届けられた新曲が、発売前から最高傑作の呼び声の高い「WHITE SURF style.5」なのだった。アルバム制作の中で「今一番足りないのは光のようなもの」として今年の夏に産み落とされた最後の曲(つまり最新作!)だと言う。たった43秒の視聴盤を聴いても、そこには今までのスーパーカーのすべてのエッセンスと、これから向かうべき方向性を示すベクトルが、ものすごく伸びやかに現れている。それはジャケットデザインにも表されている「光」のような映像でもいいし「未来」でも「自由」という言葉でもいい。退屈を抱えたニュートラルグレイの先に、いつもほんの一瞬だけ見え隠れしていた「それ」がついに手を伸ばせるところまで近づいた。「なんか、まばゆい光っつうか。光はみんなわかりやすいから、パーっとしたものは。今の段階はいわゆる光がパーっと見えて‥  なんていうの?  自分の‥  自分の中で光が見えて、その光に向かっている途中ぐらいのアルバムを作りたい。その先の光の中で安定したものは次のアルバムで作りたいので、今回はドヨドヨしたものは脱出だー!って」。


そりゃ、ついていくだろ!って思うわけよ。例え、命綱を切り離したってさ。

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2000-10-04

予告編の巻

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会社から送った更新記事用のメールが届いてないのだった。同じ文章を2度書くのはやだな。


んーと、明日の予告と言うことで、代えさせてもらお。


1)今クライマックス「東京大学物語」!
2)手紙はもう書かない
3)味覚の変わり目


の3本です。んがぐぐ。


今日は前に話した通信ゲームでプレイヤーに使って欲しくない言葉をサーバーで弾くために、みんな持ち寄った言葉をふるいに掛けたよ。これがなんか変な感じ。「えっとーこのー『クソ』なんですけどぉ、クソ野郎!とかはまずいんだけど、クソ忙しいとかも言うじゃないですかぁ、だから弾かないで欲しい」とか「『チビ』を差別で弾いたらこないだのキャラクターの名前は差別になんの?」「いや、あれは固有名詞ですから」とか「片仮名の『チンコ』を弾いちゃうと趣味はパチンコですって言えなくなっちゃうねぇ」とかそういうのを延々2時間ぐらい掛けてやった。段々途中から価値基準がわかんなくなってきて「『うんこ』と『うんち』はかわいいから残そうぜ」とか「『センズリ』は弾くにしても『ズリセン』はいいよね」とか自分の感想言ってどうすんだって。会議室がパーテーションでしか区切られてないすごいところだったので、隣のチームは『ちんこ』とか『うんこ』とかばっか聞こえてくるこっちの部屋が気になっていたに違いない。

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2000-10-03

オレの尚子に何をする!の巻

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おせちの予約販売のCMが始まっていた。心の準備ができてないっつうの。


カウンターが良く回っている。ダブり抜きで昨日なんか86だってよ。なんとなく7割ぐらい同じ会社から見てませんか?という気もしないでもないけど、どうせなら100ぐらいまでは到達してみてもいいかもと思った。もうすぐ4周年だし。


セガがすごかった。背水の陣なんてものはとっくに通り越して、徹夜明けのハイのような変な感じ。まず、セガサターンの下取り。2000年10月だぞ!とカレンダーを突きつけたくなる時期外れ&的外れなアイディアですね。しかもどう見ても抱合せ販売じゃん、せっかくの名作ソフトの印象まで悪くしている気が。銃は2丁なのにそこに挿すべきプルプルパックは一個しかついてなかったり、本体だけを値引きしてくれた方が嬉しい人ってたくさんいると思うし、サターンよりプレイステーションを引き取って、乗り換えキャンペーンにした方が、お金の流れとしてはっきりする気がする。次にnet@(ネットアット)終了。これ大型ゲームセンターの軸にした、時間貸しローカルネットワーク端末事業のことなんですけど、オープンして数日目に見学に行ったら、フロアをぶち抜きで作ったのに、お客さんがいませんでした。かろうじて席についている人をみても実はメンテナンス要員だったりして、事実上僕だけ?? 内容はなぜこれにお金を払わせるのか、まったくの疑問とも言える、映画の予告編や売り出し中のセクシーアイドルプロモーション、古いアニメ、CM。それにあみだくじとか。一番の売りであるはずの店舗間のリアルタイムチャットテレビ電話)もお客がいなければどうしようもないし、知らない人といきなり話したいかと言われれば疑問だし、下心があるならテレクラがあるし、と「じゃあなんでこんな設備を作ったんだよ!」とお客さんが聞きたくなるような感じ。ムービーの再生も途切れ途切れだったし、アクセスも遅すぎて待ち時間にお金を払うような感じということで、いいところが一つも感じられなかった。今回の終了は、実験段階の終わりということで、来春に本格オープン(だったら今回金なんか取るなよ)ということだけど、事実上失敗ですよね。きっとネットワーク型ゲームの割と本腰の奴をてこ入れしてくると思いますが、設備投資は丸々赤字になるだろうなと直観しました。もうひとつがAIBOの100分の1の価格で買える、ココロ回路搭載ロボット「プーチ」が大林宣彦監督のもとに映画化! 17才の少女(ビビアンスー)が、プーチとのコミュニケーションを通して閉じていたココロを開いていくストーリーだそうです。階段に溢れるプーチがシュールでちょっと恐かった。想定しているメインターゲットは誰なんでしょうか? ソニーが嫌いな人? もう笑うことも同情することもできないと思った。そんなソニーは年末にAIBOの次の世代を発表予定だそうですよ。新機能としてはセガの「ココロ回路」に対抗してか「シックスセンスチップ」を搭載して、センサーに反応した霊を鳴き声によって知らせてくれます。その名も「宜保AIBO」。‥ごめん。


IDOKDDDDI合併してできたKDDI(あれ?IDOは?)のCMが微妙に的外れで相変わらず。「2位が世界を面白くする」ってコピーは、お互いにシェアナンバー1を競うことのできるナンバー2(すなわちほぼ対等なライバル)だったら本当に面白いんだけどなぁって、ちょっと悲しい笑顔になる感じ。Docomoとのシェア差で言えば10倍近いですからね。ナンバー2と言うより「その他大勢」っていうのが悲しい現状ですわ。あと車内吊り広告の「ユニクロに負けるな!」ってコピーも微妙。若者の普段着に価格面とくせのないデザインで大きく切り込んできたユニクロみたいに、若者のお財布事情と生活観をちゃんと見据えてKDDI携帯電話を位置づけていくよって意味なんだろうけど、イメージ戦略としてDocomoJ-Phoneの大物タレント起用広告に勝るものがあるかと言うと全然ない。意気込みは分かるけど「だから結局どうしてくれるの?」とか「auの電話にすると何がどれくらい楽しいの?」とかそういう決定的なアナウンスがまったく欠けているのだった。ローマ字で小さく「スローガンも大事だけど、実行するのが一番大事」とかまで書いてあってとてもいい訳臭い。スマートじゃない。広告代理店なんかに騙されるなよ、まったく。


さて、2000年をおそらくブッチギリ1位で駆け抜けるだろうぶうこ系アイドル高橋尚子」(俺の)ですが、帰国直後からCMの出演依頼殺到ですってよ。あー、僕の推奨する「ぶうこ」という概念を持った人の中で、一番額面どおりの意味で世間に受け止められた初めての人かもしんない、と思った。昨日まで広末涼子一辺倒だった後輩が、今日は「あー尚ちゃんだー、俺の」とか平気で言ってるし。宇多田ヒカルもみんなに大人気なぶうこだけど、彼女を占める魅力の割合の中で「ぶうこ」はあんまり優先順位が高くない気がしてきたな。光の強さでは同じだけどね。でもこれを機に「ぶうこ」を新しい価値概念として世界標準化を申請したい気分。ただ今まで、僕の独占市場だった恋愛の「ぶうこ」競争率が一気に高騰しちゃうかも知れないことがちょっと気がかりです。ゲームマーケットソニーの資本に取り込まれそうになっているみたいに、いつか僕の温めていた煎餅屋のちゃぶ台に札束の詰まったジュラルミンのスーツケースを持ち込む、きな臭い連中とか来ちゃうのかな。このペースだと松崎ナオとか案外早くどかんと来ちゃうかも、おはスタの「モッツィー」や「せしもっち」も!  とか何とか仕事中に妄想を張り巡らしていたらクーから一通のメールが。

いまね
高橋尚子さんと握手したよ
ニコニコしてました。


なぬー!(頭と耳から湯気が)

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2000-10-01

10月だってよの巻

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ごみ捨て場からこんにちわ。んだよ! もう勝手にしろ!とか強がってみたものの、むなしいばかりの10月到来。


いろんなところで再三いわれていることですが、30歳以下の若者層の電話代が5年前に比べて2倍以上に増え、よく買い物する場所もスーパーや百貨店を抑えてコンビニがトップだそうですよ。でもこのデータを見ると思ったほどたいしたことないなという感想。僕が電話関連に払っているお金って、月に1万ですよ。実に給料の4分の1です。家の電話が1万5千円、PHSが2万5千円、プロバイダ関連が1万円。これにもし仕事で使っているi-modeを加えたらプラス3万以上は行っちゃうね。(しかも通話なしで)。切実に高速で定額のサービスを熱望。食うものも食えないんだから、ホントに。


電話つながりで行くと、PHS音楽配信端末を始めとするいろいろな電話が発表。やっぱり未だに電話の形してるんだよなぁ。もう一般的に携帯電話の存在っていうのは認知されているんだから、そろそろデザイン的にも脱皮して欲しいです。四角くてアンテナがついてる形が、屋外での通信にもっとも向いている形とはとても思えないんだよな。腕時計型だって、チョーカー型だって、ヘッドフォン型だって。ペン型だって出ていいはずなのになんで「電話です」って説明してる形ばっかりなんだろう。デジカメもそうだよね。


仕事の帰り道、前を歩く女の人に向かいから来る人がほとんどひとり残らず目を止めることに気がついた。黒いレース地のすごいミニスカートを穿いているから?と思ったが、視線はみんな上半身を見ていて、すれ違った後も振り返って目で追っていくのだった。先回りしてみようとがんばったんだけど、全然追いつかない。歩くのがえらい早い。息が切れるくらい。諦めてフツーに切符を買い、帰りの電車に乗ったら、なんとその人が向かいの席だった。見て納得。絵に描いたようなオカマでした。どうりで振り返って指さして笑っている人までいるわけだ。もうね、髪の毛と洋服以外は完璧に男だった。シルベスタ・スタローンとか長島監督が女装しても限界があるじゃないですか、そういう感じの。でも僕そういう人の擁護派なんですよ、割と。女性じゃない女性の方が、むしろ女性らしさを徹底していて、そのやる気はホンモノの女性よりかっこいい部分だってないこともないじゃない? その人もご多分に漏れず、膝をきちんと揃えて足を斜めに傾けて、腿の上にハンドバッグを置いて両手も小さく寄せていたりして、なかなか気を使っているのだった。でも疲れていたのか、10分もたたないうちにいびきをかき始めた。揃えていた足もだらんと広がって、頭で思い切り船漕いじゃってる。仮装パーティを追い出された人っつうか、バケモノっつうかなんつうか、もう失笑通り越して後から乗り込むお客さんはどんどん増えていくのに、その人の席の前だけぽっかり空いてたよ。途中の大きな駅で飛び起きて駆け足で降りていったけど、慌てすぎてガニ股だったもん。久々にデジカメが欲しかった瞬間でしたね。


今月は仕事をほっぽりなげて一瞬でもいいから小旅行に行きたいと思った。寺巡りとかいくないですか。

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