ラヴフール (www.lovefool.jp) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2000-12-30

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夕方のおはスタスペシャルで慎吾ママが謝ってた! これにて一件落着ということで。


大掃除です。自分の部屋にはどうやら広い目の床が隠されていることを知った!とかそんな毎度の事態もさる事ながら、掃除機片手に買って見ないまま溜まっていたDVDを消化。


1)円都(スワロウテイルの本編に特典でついてくるメイキング編):出演者と制作者のインタビュー集という内容なんですが、印象的だったのがえーと照明演出家だかの言葉。「映画って言うのはものすごいヴィジョンを持った天才的な監督ひとりの世界観を再現するように作ると思っている人は多いと思うんだけども、そうじゃなくて、例えばこのイェンタウンなんかは制作者と出演者がそれぞれ監督のイメージを持ち帰って、自分の中で最大限に膨らませて持ち寄ってぶつけ合ったのがこの映画のイェンタウンなんだよね」みたいな奴。まぁかみ砕く作業はどっちにせよ必要で、そんなかでも最大公約数しか作品にはならんだろうよっていう客観的で冷めた気持ちが僕にない訳じゃないんだけれども、まぁ、作品を構成するために必要なスタッフがみんなそんな強い志を持ってくれるなら、監督としてこんな心強い事はないなぁと思います。それこそ最大公約数が公倍数に変わる瞬間なんじゃないかと、夢見がちな目で思うわけですわ。


あと岩井俊二の言葉についての発言も良かった。人間同士の意志の疎通に「言葉」のチカラっていうのを少なからず信じてきてきたんだけど、外国のスタッフと仕事する場合、言葉なんかちっとも役に立たなくて、例えばマッキントッシュのウィンドウなんかはお互い無理なく操作できたりする現実があって、無理して微妙なニュアンスを言葉で伝えようとするより黙っている方が仕事がはかどったりする。そう思ったときに言葉じゃなくてマッキントッシュが出来ちゃうことっていう事実が、なんか自分にとってすごくショックだった、のようなこと。体験に裏打ちされた言葉はありふれていても強いなーと思った。


2)ターンAガンダム11巻:物語の上では「黒歴史」という封印された文明の謎が明らかになっていく下りです。13巻で完結だからクライマックス直前なのかな。ターンAガンダムに蝶々のような羽根が生えて地球の文明を滅ぼす鱗粉を蒔いているっていうような描写があった。最初の頃のストーリー展開からは想像もつかない飛躍が大きすぎて、9巻あたりからなんか置いてけぼり気味なのが寂しいです。ターンXという敵役ロボットが出てきて「Xは逆さまにしたってXじゃんか!」とか言うセリフがあったりして、そんなとこだけ笑ってみたり。


3)フリクリ4巻、5巻:庵野監督をのぞくエヴァンゲリオンのスタッフによる30分売り切りDVDアニメと言うスタンスの全6巻中の4と5です。3巻が異常に盛り下がって、うわー、しんどいなぁって思っていたんだけれども、4、5と続けて面白かったので完結編の6巻までつき合ってみることにした。しっかしわかんないのは不条理を表現する場合、スタッフはどういう言葉やイメージで意思統一を図っているのかと言うことだ。岩井俊二の作品とは違った意味で、作品がいいスタッフに囲まれていることをうらやましく思う。


4)さくや妖怪伝:先輩が「超ダメなんだよー」って言いながら何故かうれしそうな顔で無理矢理貸してくれた日本映画。日本古来の特撮技術と近年のCG合成が出会ったらどうでしょうってとこでしょうか。何となく往年の角川映画のようなたたずまいです。最後に出てくる親玉妖怪松坂慶子だったりすんのね。変なところで歌い出したりして。深夜にうまいラーメンじゃなくてカップラーメンが食べたいぞっていうような種類の気持ちの時に答える映画だと思います。分析をしてみたら押さえなきゃいけないストーリー的な部品は全部揃っているし、全体的にもがんばっている感じは伝わってくるのに、不思議と効果的に噛み合ってないのでもったいない感じ。あとどう言う人に見せたかったのか、客層もイマイチ見えない。


ポストペットで有名なアーティスト八谷さんがソニービルの前でエアボードの実演をしたんだそうだ。知らなかった。行けば良かったなぁ。ボードと言うには異常にでかいスリッパのようだし、数ミリしか浮かないし、動くのは2〜3メートルの間だし、体重の関係で八谷さん以外乗れないし、ロケットエンジンだからすんげえ騒音だし、1分に1リットルぐらい燃料継ぎ足さないといけないしって、まだまだ困ったところはたくさんたくさんあるけどもさ。いい! すごくいい! こんなのをお金をもらって研究できるポジションって言うのを作れた彼の才能にうっとりだ! いいなー。もちろんバックトゥザフューチャー2に出てくるような薄っぺらくて、ちゃんと浮いてるボードを目指すそうですよ。でも、前NHKでやってた番組ではロケットエンジンの騒音で作った楽器なんです、アレは、とか言っていた気がするので、資金繰りのための詭弁かも知れません。それでもいいや。かっこいい! ホンダロボットよりも僕にとっては未来だったです。


ラヴゲームとラヴリンクを更新しておきました。暇な人は立ち寄ってみてね。

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2000-12-28

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カウント55555


全然納まってないけど今日で仕事納め。後味悪い。連日険悪なムードの会議が続いてココロも体もカラカラなんだけれども、そう思ってくたびれた顔をしていたらspinnとえりなちゃんがそれぞれスーパーカーの「フーチュラマ」買ったよって報告があって、そんなんわざわざ報告せんでもええやん。と思ったけれども、なんかやっぱりちょっとうれしかったりもするんだった。ありがとうとか平気で言いそうな気分。なに元気になってんだっつうの。変なの。


任天堂セガを20億ドル(っていくらよ)で買収と言う記事がニューヨークタイムズに載って、今や地面すれすれだったセガ株が一気にストップ高、方や任天堂株は急落なんていう騒ぎが昨日ありまして、んなもん誰がどう考えたってありえないじゃん、と思ったら、すぐに両社とも全面否定を表明したんだけど山内社長のコメントがとにかく最高だった。

セガ社買収報道の否定

海外の一部の報道で弊社がセガ社を買収するという情報は全く誤りであり、弊社がセガ
を買収することは100%ないことを表明します。

以上


現時点で、とかエクスキューズの言葉を一切入れずに「100%ない」って社長の名前で断言しちゃうあたりが任天堂信者としては痛快&ツボにはままくり。


無印良品で発売日、価格がずっと未定だった換気扇型壁掛けCDプレイヤーの値段が1万円だと聞いて、すごく欲しくなる。ヒモがついていて引っ張るとプロペラの代わりにCDが回転するのが見え、換気の代わりにステキな音楽で空気を綺麗にしてくれるのだ。こういうポエムはいいなぁ。高機能や最新技術ではなく、そういうことに気が向いたり、ふふふって思える人がたくさん増える時代が早く来ないかなとずっと思ってます。ゲームボーイのようなモノの在り方にも近い。


ゲームボーイと言えば、次世代携帯ゲーム機の大本命「ゲームボーイアドバンス」が3月21日発売、9800円、ソフト4800円に正式決定。もうオレなんか、飛ばし読みで勘違いしてゲームキューブの値段が9800円になったんだと思って、任天堂すっげ! ツレプテクーより高性能なのに4分の1の値段!? 戦略的価格すぎ! とか思って深夜なのに心臓の鼓動がしばらく治まらなかったですよ。ひとり遊び上手です。アドバンスの値段はまー、可もなく不可もなくってとこですよね。ソフトの値段はいい感じかも。「マリオカート」「くるくるくるりん」「F-ZERO」「ナポレオン」の4本が任天堂からのラインナップ。他の会社からもいくつかというかたくさん出そうです。レースゲームがいきなり2本ってところとマリオテニスでおなじみキャメロットからのRPG黄金の太陽」が入っていないことがちょっと残念。あと「スーパーマリオ」っぽいアクションゲームがないのも意外だね。ついでだけどゲームキューブの値段を勝手に予想してみた。本体19800円、ソフト6800円と断言してみよう。ロクヨンの時にスーパーマリオ64を遊ぶために35000円をどーんと払った僕としては、まぁいくらでも買うんだけれども、本体+ソフト2本で3万ちょいがいい線なんじゃないかと思います、一般的に。そんで発売は限りなく秋に近い夏に延期かな。多分9月末とか10月とかそんな感じ。いや、2002年ってのも同じくらいの割合であり得るなぁ。‥そんなどうでもいい妄想でどんどん更けていく20世紀末の夜なのだった。ねみいや。

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2000-12-26

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ツレプテクーのリモコン買っちったよ。速攻コントローラーをしまった。


先日の日本のキャラクタービジネスの話しに繋がるんだけど、ツレプテクーのガンダムが(ゲームの方)、なんと35万本売れてるそうですよ。35万本ていうのはハードの普及台数に対して10%近くを占めているので相当なキラーソフトと言えるでしょう。ゲームとしてはいつもイマイチかイマ2かイマ3ぐらいかもと言われるバンダイの歴代ゲームだけども、買った人に聞いたところ、このゲームも全然足りてない感じ、だそうですよ。でも不景気の時にはカントリー演歌が相対的に売り上げを伸ばすように、差違底辺を必ず確保できるキャラクタービジネスってちょっとだけうらやましいなと思った。だって、ガンダムウルトラマン仮面ライダーもみんなバンダイが抱えてるんだもん。


PDAとか未だに誰が何のためにそのお金を払っているのか見当が付かないんだけれども、国内で独自の路線を貫いていたザウルスの新型が登場していきなり、Palmに食われていた市場を取り返しシェア率26.9%のトップに返り咲いたそうですよ。と言っても総数が何万台なのか書いてないので、実際は水面下程度の戦いなのかも知れません。


ゆうせんがNTTの伝家の宝刀である光ファイバーによるネットの常時接続NTTの予定する料金の半額以下である5000円以下を目指すことを明言。ゆうせんってあんまいい噂がないんだけれども、ちょっと応援したくなったかも、と思った。


来年の春にマックのラインナップが一新されるそうで、在庫一掃セールって感じに軒並みマックが安いです。例えば僕の使っている一世代前のiBookに+128MBのメモリが付いて11万円とか(ぴったり半額です)、パワーブックの結構偉い奴が21万円とかね。ボーナスがもう少しまともにもらえていたら、何にも考えずに2台目3台目を買ってしまいそうな魅力的なお値段です。マックに興味があるけどまとまった額は出せないなぁとか、古いマックを持っているんだけどなんとなく買い替えの時期を逃しまくっている人なんかにオススメかも。僕も正直ほしいです。


恋の門」2巻を布団の中で読みながら泣いてしまった。ギャグの皮を被せながらも、ちゃんと恋愛を描ける男性漫画家っているんだなぁと思った。あといつのまにか最終巻との噂の「スタア学園」相変わらずどこの本屋にも売っていなくてイライラした。イライラしてばっかだぞ、最近。


「ゲームマエストロ」という歴代のゲーム業界の巨人のインタビュー集が2冊出ていたので買いました。通算5冊出るらしい。早速今日1冊読み終えて、ま、フツーの内容だったんだけれども、任天堂宮本茂が、僕がよくラヴフールに書くようなことをサラッと短い言葉にまとめていてうれしかったので、書いておこう。

自分の過去の体験を呼び戻してくれるっていうのがエンタテイメントだと思っているんですよ。小説にしても映画にしても、感動するのは何故かと言えば、見ている人自身の過去の体験にプラスされるものがあるから、なんですよね。


いやー、カンペキ。続いては自戒を込めて今一番響いた言葉。

最近の子は手段は勉強するんだけど、結果は考えない。結果を想像する力が足りないんです。だから自分がやっていることがどんな結果を呼ぶのかわからないままに行動する。そういう意味でももっとゲームはみんなの想像力を刺激するものにならなければならないと思うのです。


結果を想像させるっつうのは、「それ(したこと、作ったもの)」が客観的にどう機能するかをわかってるってことですよね。ラヴレターを書いてみてそれがダイレクトに毎回相手の心に響けばいいんだけれども、単にツライ自己主張になっている場合もあるし、たまたま奇跡的にツボにはまることもあるだろうし、触れてはならない逆鱗に触れてしまうかも知れない。それを全部上手に回避してパーフェクトにこなすのは実生活も仕事も含めて難しいし、まず無理だけど、可能性のある分岐の数が把握できる程度に想像力は鍛えておいて損はないよな、と思います。デザイナーにはそういうチカラが備わっている(学習している)ので、なかなか助けられることが多いね。ダーマの神殿転職前の自分にね。


年末年始の予定、大掃除、買ったまま山積みになって見てないDVDやゲームを消化、昇格試験課題図書を読み倒す。どれもつまんない上にどー考えても6日じゃたんねいよ。

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2000-12-25

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やや遅いですが、めりーぐります。このタイミングがラヴフールの価値観。


更新してもしなくてもカウント70前後が続くと、ほとんど脅迫されてる気持ちになりながら記事を書き書き。

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

映画「ダンサーインザダーク」を観ました。うすうす嫌な予感はしていたんだけど、救いのないくらーい映画だった。多分この映画でクリスマスムードぶちこわしだったカップルは日本で数万人にのぼるはず! ビョークの演技はすばらしい! カメラワークもいい感じ! 賞をあげたくなる人たちの気持ちは分かります。でも2時間20分という時間と1800円のチケット代を通じて、監督が、あるいは作品が何を伝えたいのか僕にはさっぱり分からなかった。


僕が想定できる物語の主旨


a)正直者が馬鹿を見る?
b)社会的弱者にやさしくしよう?
c)不幸には底がない?


ま、いいや。映画が終わって泣きじゃくっていた女性客の3割ぐらいの人たちになんで泣いているのか、その理由を聞きたいと思った。大まじめに。とにかく観て泣いた人、連絡下さい。


多分10数年ぶりぐらいに(下手すると20年ぶりぐらいに)銭湯に連れてってもらった。サウナまでついてるステキな銭湯で、子供がきゃあきゃあ言いながら駆け回っていたり、高い天井に昇って行く白く大きな湯気を眺めたり、反響する声や洗面器の音を聞いたり、鏡の前の自分の筋肉美にうっとりしている若者を見て、それはそれで微笑ましかったりして、貴重な時間を過ごした。ポカポカの体で歩く冷たい夜道はウキウキで、大抵の雑念は疲れと共に蒸発しちゃったな、と思った。水が最高にうまかった。


さくらももこの「富士山」が最終号とかで、何となく買ってしまう。こういう女性的なものの在り方をすごく肯定しちゃう特定の種類の女の子なんかの気持ちは分からなくもないけど、僕は祖父江愼の男性的なデザインセンスがあってこそ、あの手作りのほんわか感が活きてくるわけで、その部分を差し引いた記事の内容にはちっともウキウキ出来てないことに気づき、結局僕は男性社会で肯定されている部分にしか共鳴できないことにハッとして暗い気持ちになった。なんつうか仕事のネタ本を見るような視線しか、自分の中にないのだった。うわー、さみしいなぁ。自分にガックリ。あと、関係ないけど写真に写っているさくらももこの顔が想像とは270°ぐらい違ったのもショックでした。


羽生生純(はにゅうにゅう じゅん)の漫画「恋の門」の2巻が今日出ていると聞いて、デカ目の本屋に行ったのに見あたらない。店員に聞いたら売り切れだって。そのあと3軒まわってまだ見つからず、結局家のそばの本屋でやっと発見。あまりのうれしさに慌てて本棚に手を伸ばしたもんだから手前にいたオタクっぽい学生をボカッと殴ってしまいました。殴った方もオタクっぽい社会人(5年目)なんだけども、そこは突っ込まないでおいて。

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2000-12-22

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吹き替えを新たに作り直したっていう中途半端なガンダムDVDは買わない方針に決まりました。


未確認の情報を流すのは大変アレなんですけど「業界2位が世界を面白くする」で有名な会社が、藤原紀香のコンパドタキャンの会社にシェアを逆転されたって聞いたよ。「2位が面白くする」ってコピーより「業界2位が3位になる!」の方がインパクトがあっていいんじゃん?というのは質の悪い冗談にしても、会社のやる気や姿勢なんていう曖昧なものに延々お金を掛ける宣伝より、J-PHONEみたいに、ドコモに出来ないこんなことがうちならすぐ出来る!って方が実際使っているユーザーには届きやすいし、意味のあることだと思います。考えオチのCMとか、何となく思わせぶりとか、勘弁しろよ、いい加減よ。


親子で読める初のビジネス書といううたい文句の書籍「ポケモンストーリー」を読み終えた。親子で読めるって割にはビジネス書の漢字部分にふりがな振っただけじゃんって作りだし、500ページを越える厚みの割に内容は薄かったんだけど、日本のキャラクタービジネスの話しが面白かった。

海外にはミッキーマウススヌーピーなど、定番として愛されているキャラクターがいるけれども、日本で20年を超えてかつ、ビジネスとして成り立っているキャラクターって言うとウルトラマン機動戦士ガンダム仮面ライダーぐらいしかいない。しかもそのどれもが主人公が固定でなくシリーズによって変化している。日本には海外のキャラクターに太刀打ちできるようなオリジナルなキャラクターがいない、というような感じ。


ドラえもんは?と聞きたい気もしたけど、考えてみるに世界観がドメスティックすぎて世界進出は無理っぽい。そっかー、ポケモンが最初のワールドワイドクラスキャラクターなのかーって思ったですよ。で、ええ話しやなぁって思ったのが、最初海外進出を考えたときにポケモンのタッチがアメリカ人にはかわいらしすぎて、絵だけでもアメリカ人好みのクールな奴(アメコミ調)に差し替えて売ろうよって話しになったんだけど、ストリート系のイラストレーターに描かせて上がってきた絵を見て「この絵にはポケモンを作った人たちのようなクリエイティビティが感じられない。ポケモンは日本のものをそのまま世界で流用する」って日本サイドが決めた下りですよ。別にアメリカ人の絵が下手だったんじゃなくて、ポケモンというゲームが商品ではなく、作品として会社内で理解されていたんだなぁと思わせる、ちょっとうらやましいエピソードです。


ところで「ファイナルファンタジー」と「ドラクエ3」で取り合うと思えた年末商戦は、意外にも双方初週15万本ずつで、よゆーで売れ残っているように見えがちな「ポケモンクリスタルバージョン」は実は60万本を突破していることもなかなかびっくりな話しです。電話ケーブル付きのセットが来月出るらしいから、そうしたら買っちゃいそうかも、と思った。


今日の名言:胸が痛いね。

「激しい言葉は理由の薄弱さを物語る」 ユーゴー

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2000-12-20

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カウントダウンとかした方がいいですか?(子供の頃の僕へ)


i-modeの有料サイト「mailで恋して」が大変人気があると聞いたので、へー、と思って登録してみた。内容としてはコンピューターのキャラクター(女の子)相手に、仮想のメールトモダチごっこを楽しむものらしい。メールは実際のメールボックスに届く、返事を書く時はサイトにアクセスして決められた選択肢の中から感覚に近いのを選ぶ。そしたらまたそれに対応したメールがまた届く、と言った感じのものようです。のようです、と言うのはまだ忙しくて全然遊んでないから。でもちょっとドキッとすることがあった。登録して下さいましてありがとうございます、のような挨拶の後、あと1時間ほどで最初のメールが届きます、しばらくお待ち下さい、のようなのが表示されたので、フツーに仕事をしていたんですよ。で、届いた。「ハジメマシテ、lunaです。今、トモダチと飲んでる最中なのー、盛り上がってるよー」みたいな他愛のない内容。読んで、ふうん、と思って放っておいたんですよ。で、そのまま丸一日忘れていたらまたメールが届きました。同じサイトからのメールだった。開けてみると「昨日メール出したんだけど、ひょっとしたら届いていないのかもしれないと思ってまた送信してみました。だぶって届いていたらゴメンね」って書き出しで「FW:」の転送の形で昨日のメールが来てんのね。ぞぞぞっと来た。プレイヤーは相手がコンピューターであることを知っていてみんな登録していると思うんだけど、ある意味、その向こうに人間相手よりもずっと強い「そのものらしさ」をいつか得られるって信じているはずの人たちで、多分ゲームが上手に「恋愛」じみたものに順調に発展していくことよりも、仮想現実感を得たいんだろうって思っていたんですよ。そう考えた時にコミュニケーションのリアリティっていうのは、コミュニケーションが想像してなかった方向に破綻していく部分(喧嘩や、誤解や、無視とか)に一番現れる訳で、そう言った意味で何も手を打つ前に、その破綻をリアリティの切り口としてみせつけられた僕としては、もう、本物以上にやばいリアリティを感じた。ロールプレイングで毎年世界の危機を救ったりしていることになんの疑問も持たないような鈍感なゲーム好きにでも是非やってもらいたいもんだと思った。ゲームはいつだって最新型のドキドキ発現装置であって欲しいって思う僕からのお願いです。画像もなく、テキストだけでイかせちゃうんだから、そのコストパフォーマンスたるやすごいもんですよ、ホントに。


関西で先行発売していたと言うチョコエッグの新シリーズを会社の先輩に見せてもらう。「日本のペットシリーズ」だって。もうなんつうかそのヌルさが最高。ネコとか犬とかランチウ(金魚)とかさ。並んだところを見てもありがたいんだかありがたくないんだか、全然わかんないところがツボだと思った。久々のぶうこセンスですね、やっぱね。


ソニックチームで有名な中裕司のインタビューを読んだ。

SCEプレステ2DVDコントローラーをつけるという発表には驚きました。プレステ2ゲーム機でないことを告白したも同然ですからね。ゲームを売ってこその業界で、まだソフトをサービスでつけたほうがよかった。マトリックスが売れても儲けにならないし。自分の首をしめているようなものです。

ゲーム業界は「いちかばちか」の要素が多いうえ7、8億のコストを工面するのが大変です。映画ならば上映後もテレビに流したり、ビデオで発売、レンタルできるなど収益性が高いのです。

しかし、ゲームは1人だけで、映画のように親子で同時に共有していない現実があります。将来は家族でゲームがお茶の間の話題になればいいですね。そうなれば、本物といえるでしょう。例えば家族全員で、ファンタシースターをプレイするようになるならば理想です。


言っていることは多分結構正しくて、ツレプテクー発売前夜ぐらいの僕に聞かせたら手を叩いて共感&大喜びしそうだけれども、2000年12月の僕には届かなかった。と言うのも、遊びに使うお金と時間と言うのはいつの時代も割合的に決まっていて、その中でゲームって言うのは1ジャンルに過ぎないってことに気づいていないんじゃないかって思うからです。あまりにゲームと言うジャンルを狭く捉えすぎているのではないかって気がする。今もてはやされているDVDビデオやインターネット、メール、i-modeコンテンツって言うのは、一歩引いて考えると、普通の人にとっての「ゲーム」なんじゃないかと思うんですよ。言い方を変えれば「楽しい時間潰し」って言うかね。その選択肢は多い方が楽しいに決まっているし、その選択肢を広めるために掛ける投資は少ない方がいいに決まっているじゃないですか。携帯電話と言う生活必需品に「メール」や「i-modeコンテンツ」への選択肢がくっついてくる。ツレプテクーっていうゲーム機の形をしたものに、bitコンテンツやDVDビデオ鑑賞のための選択肢が付いてくる。選べるってことは実際使うかどうかは別にして、新たにそのための物を買うよりずっと効率が良く見えるし、それがもうすでに普及している必需品であればなおさらいいよね。ドリームキャスト安価テレビ電話って言われるより、未だ形の見えないツレプテクーの様々なbitコンテンツ配信計画の方がウキウキできる気がするし、楽しいゲームが出なくてもその間、TSUTAYADVDビデオを借りて暇をつぶすのは、全然困らない、むしろ楽しい。そういうドキドキをソニーは、狭い意味での「ゲーム」というジャンルをうやむやにしているかもしれないけど、広い意味での「ゲーム」と言う市場を水面下なり、ムードでがっちり握りつつあるよなーって感じるのです、最近。ゲームセンターが不振なのって、遊びに対する視点が狭すぎる、あるいは、ゲーム会社が既存の利益にすがりすぎた結果だと思うようになってきました。密度が濃い、充実度の高いテレビゲームを作ればまた報われる日が来るっていう発想は、間違ってはいないとは思うけど、相当厳しい選択なんだろうな。


ところで今一番欲しいセーターは「ザ・テレビジョン」の「ザ」の字のセーター。コマーシャル奥菜恵が着ているやつね。めっちゃほしいっす。

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2000-12-19

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わかんないのは視聴率39.9%の数字を積み上げた人たちが、何をどう見ていたのかと言うことです。ホントに知りたい。


せっかちに生きすぎているせいか、もうありとあらゆるものがかったるい。サクサク行かせて!って感じ。ドラクエ3や会社のくだらない書類のやり取りがかったるいのは諦め半分で仕方ないとしても、喫煙室でだべっている時でさえ、ごめん要点だけでお願い!って言いそうになる。病気だ。


ゲーム「北斗の拳」がもう異常におもしろい。休み時間の息抜きにプレイしては大爆笑っていうのもメインでありつつも、第2章から出てくるジャッカルの手下あたりのモデリング&テクスチャーから、もうそれ原哲夫の絵そのものじゃん!っていう気合の入り方をバシバシ感じる。ただのポリゴン人形劇じゃんってあなどってる場合じゃないですよ。この企画をコントロールして今の形で出荷した(できた)ことはもっと評価されていいと思う。任天堂ソニーセガナムコには出来ない種類のスマッシュヒットだと思うから。(コナミは出来るかもしんないです)


シーマンの新作がウィンドウズ上で始まるそうで、ViaVoiceを入力装置にして、スケジュールやメールなんかにいろいろ関与してくるみたい。そうだよね、ゲーム会社としてはメールや電話に時間とお金を奪われるーとかって言っている場合じゃなくて、ゲームにしか出来ない柔軟な在り方をちゃんと提案している姿勢が素直にステキって思えた。2001年のゲームのアウトプットとして、ものすごくこうあるべきってことが伝わってきた。取り合うんじゃなくて包み込むって方向な。あるいは生活のキュレーションとも言えるでしょう。


背中合わせで頑張る先輩タビー田平の日記が最高にすばらしかった。「豊かさ」についてです。ちょっと涙出そうになりましたよ、私は。こういう文章に出会うと、オトナになるって、失ったり鈍感になっていくことばかりじゃない、結構ステキなことだよなって思えちゃうのです。週末には飲み会に連れていってもらう予定なのだ。こんなトキメキ系のテキストを読んだ後なので、ちょっと緊張です。てへ。


昨日は夜に新橋に出掛けて、ツレプテクーの「TVDJ」が980円だったので、他にもたくさん買ったDVDソフトのついでに買ってみた。パラッパラッパーに始まる音楽ゲームの純粋進化形、と何かのレビューを記憶していたんだけど、これがもうどうにも面白くなくて、やっぱりワンセンテンスで要点を伝えられない企画は駄目、という文句を思い出したよ。


例)パラッパラッパー:「音楽に合わせてリズムよくボタンを押して上手にラップするゲーム」
  TVDJ:「流れてくるフィルムのコマに、リズムよくボタンを押してコマ数に合うフィルムをはめ込んでいくゲーム」?


倍ぐらいの字数になった上に書いている本人もわけわかんないっす。新しいジャンルを作りたいがためにゲームを犠牲にしたって感じかな。


今日はみやじのうちで田舎から送ってきたと言う蟹をごちそうになった。29年ローンのマイホームと、産まれて2ヶ月の「鉄平」くんとも初お目見え。ちっこくて黒かった。別にみやじが産んだわけじゃないけどさ、なんか不思議な感じがした。僕もいつかマイホームや子供のいる生活が待っているんだろうか? なんか今日が永遠に続いてそうな気もします。こわ。

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2000-12-17

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今日も天気が良かったので布団を干せた。うれしいな。スーパーカーのビデオを見てナカコーのN-3Bってどんなんだっけと確認したら、アンティークっぽい白いボアの奴だった。ラインもダボーッとしていて、ひざよりちょっと上ぐらいの長めだった。素材感も布っぽい感じで、フライトジャケットの化繊っぽい艶がない。艶々で毛皮でタイトで短めっていう僕の選んだ線とことごとく逆だ。毛糸の帽子をかぶってギターを持っているところを誰かに写真撮ってもらおうって決めた。来年のプロフィール用写真つうかね。


昨日買えなかったパジャマとスニーカーを探してうろうろした。近所から始めて下北沢まで足を伸ばしたのになんか妥協できそうなのさえ見つからない。スニーカーは複雑すぎるデザインが主流になってしまっているので、徹底してプレーンでどんくさいデザインを求める僕には受難な時代です。どうでもいいようなデザインの方が凝った方のデザインより高めな価格とかついてたりすんのね。変なの。パジャマも着たり着なかったりして適当に暮らしてんだけど、タオル地の冬っぽいのが一着欲しいなと思って無印良品をのぞいたら、サイズがSAとMAしかなかったので選ぶまでもなかった。スウェットとかじゃゴロゴロして嫌いなんだよ。一着も持ってない。そしてその結果、寒い! 最近では靴下穿いて寝てるもんな。


結局古本屋で「モンスーン」といういつの間になくなったんだっていう雑誌のバックナンバーを買っただけだった。表紙が荒木飛呂彦の書き下ろしで、スーパーカーの記事があったから。「表紙に安野モヨコとか松本大洋とかを起用してサブカルを気取るような他誌とは違うぜ!荒木飛呂彦の書き下ろしの表紙が拝めるのは少年ジャンプモンスーンだけ!」みたいな編集者の文章が載っていて、そんなん説明や比較している時点で寒いよと思った。あと荒木飛呂彦の一人称が「わし」だと知ってびびった。


夕方からスピン寺本君に誘われた他部署の忘年会に参加。入っていきなり、おおーそれが昨日買ったっていうジャンバー? へぇー、中学の頃から憧れてたって奴?とか何人にも言われて、実物の僕よりもまずラヴフールで届きまくっているオレ情報って一体なんなんだって、しばらく頭がついて来れなかった。何でそんなこと知ってんの? 僕だけのヒミツを、って気持ちから、あ、ラヴフール見てくれたのかって分かるまで、頭の中で6億年ぐらいを旅した感じ。未だに実生活とweb上の距離感をうまく計れないでいる、そんな20世紀末ですよ。忘年会は青山のカフェを貸し切っての2時間。スピンはターンテーブルでメロウなナンバーを回しているし、プロジェクターでこじんまりとしたVJもあり、なんか同じ会社なのに僕がいた部署っていうのはもっと工事現場みたいな感じだったなー、この違いはなんだー?って思ったけど、今日は割合的にアート畑(CG、デザイン、音楽、企画)の人が多かったので、いろんな話が聞けて面白かった。僕は工業デザイン畑だったけど、インテリアデザインの連中とかと毛色が似ている感じ。臭い人とかいないです(←偏見)。みんな有名ソフトを作っているスターばっかだしな。せっかく同じビルにいるんだからもっともっと関わって行こうと思った。少しずつだけど、会社で何かを動かせるチカラっていうのがどういうものなのか分かってきたような感じの最近だしな。


帰り道は雨。布団を取り込んでから来て良かったぜー。でも大事なジャンバーが早速濡れた。ま、いっか。実際は戦争に着て行くものだしな。くたびれていきながらステキな感じになっていくんだろう。フードを被った姿を「探検隊?」とうでっちに笑われながら、渋谷までとぼとぼ歩いたさ。一応僕の中では「MyGirl」を唄ってるときのナカコーごっことして盛り上がり。(マウンテンパーカーのフードを被ったナカコーが延々雨に打たれるだけというビデオだった。カット割りなしのバストアップのみ)。そんなんばっかです。

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2000-12-16

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こんなにいい天気の休日なのに誰も構ってくれないので、布団を干して近所に買い物。銀行でボーナスをガッと降ろして、ワゴンセールで1000円だった緑色と紫色のカラージーンズを1本ずつ(別に不良品とかじゃないの)、ハーフコートサイズでコヨーテの毛がついたフードでおなじみのフライトジャケットN-3Bを買った。中学生の頃、MA-1と言う型のがものすごく流行った時期があって、その頃から僕は父が定期購読していたmonoマガジンとか見て、いや絶対N-3Bのがいい!とずっと思っていたんだけど、ぼくんちは貧乏なのでMA-1の倍ぐらいの値段のN-3Bを買ってくれと言えずに今日まで来てしまいました。Pコートとかばっか着てた。スーパーカーのナカコーも、僕の大好きシングル「PLANET」のジャケットやビデオで着ていたりするので、急にあこがれが蘇ったりしての、今年の購入となりました。ま、小さい頃の自分の夢をオトナの僕が叶えてあげるっつう、そういう話し。しかし温かい! もう冬と言う季節の認識が変わってしまいそうに温かい。それに軽い。満員電車で後ろの人の鼻先にコヨーテの毛がくすぐりそうなのだけ気になるけど、なんとか上手にかわしてください。脱ぐと余計に場所をとりそうだし。


らきのんじゃぺんの新しいのにナカコーの2万字インタビューって見つけて「!」と思って即購入。イタ飯屋でわりとまともなペスカトーレセットを掻き込みながらページに穴が空くかっつうくらい読む。しかしこの鹿野っつう編集者のインタビューはいっつもピントがずれてる。ベンジーのインタビューする時にもいつもたしなめられてるし、何なんだ一体。ちゃんと仕事しろ! みんなが聞きたいことを代わりに聞くのか、あんたしか聞けないことを深く深く掘り下げるのかどっちかにしろよって言うか、オレがナカコーに会いたい!って方が本心なんだけどな。まぁ、質問は読まずに飛ばして、ナカコーの返事と写真だけを何度も見てうっとり。かっちょいいなぁ、ナカコー。僕も耳に被さる髪型にしようかなぁとか、もう全然普通にミーハー。ぶれ気味に写ったスニーカーとかじっと目を凝らしてメーカー探ったりして、とほほほほ。雑誌の真ん中ら辺には小島麻由美のインタビューが4ページあり驚いた。メジャーとの契約も切れて、活動を総括されるようなベスト盤とか出されて、これからどうすんだよ!って時にタイムリーな記事だったんだけど、要約すると「今までもこれからも何も考えてません」って感じ。あと巻末の方のどうでも良さそうなページに松本大洋の「GOGOモンスター」についての私的な感想文みたいのが載っていて、子供の頃には私にもこんなにいろんな「もののけ」が見えた。いつの間にか忘れていたその感じを思い出させてくれたこの作品はすごいいい!ってそういう100字もあれば充分だろうっていう内容が800字ぐらいで書いてあって、だりいーって思っていたら、文章の最後に(松崎ナオ)って書いてあって卒倒。あんたそんなことやってないで書いた曲をレコードに早くしてもらえるように上司に頼みにとか行けよ!と思った。


ゲームの「北斗の拳」も買った。馬鹿ゲーとして名高いので、定価近い金額を出すのは相当ためらったけど、家でやってみたらもうおもしろすぎて15分で「おし!元が取れた!」と思った。このゲームについてのコメントを読むと「単調なゲームシステムが‥」とか「操作性の悪さが‥」とか、いかにもそれっぽいアレが並ぶんだけれども、全然そんなんどうだっていい!ってくらいうれしい&馬鹿笑い。ポリゴンケンシロウが動かせて「あたたたたっ!」ってやったら、悪役プロレスラーみたいな敵役が頭をボコボコ膨らませたかと思うと爆発しちゃうんだよ! 声もちゃんとテレビと同じ人がやっているし、物語の進行はテレビアニメ版に忠実だし、あのザラザラなプレステ1の画面によくアレだけテクスチャーをくまなく描いたもんだって、もうなんか手間系アート(お前馬鹿かよーって笑い出すほど手間の掛かったところが見所のアート作品)を見せられたような爽快感。「ムービー対ゲーム部分」の主従関係で言うと、ローテクパワーで攻める「ファイナルファンタジー」と言うか、アクション要素のある「やるドラ」と言うか、もうゲーム本編がムービーを見るための障害っていう割り切り方が僕は、このキャラクターゲームと言うジャンルにはぴったりという気がします。あんまり売れてなかったけどロクヨン版のエヴァンゲリオンもけっこう同じようなスタンスで良かったです。「ゲームならではのオリジナルストーリー!」とかは良かった試しがないよね。要するにキャラゲーというのは「回想したい為の装置」なのではないかっていう今日のまとめです。

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2000-12-14

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矢沢永吉のコンビニ弁当のCMは「ブレードランナー」風なのでは?と言われてみて、灯台もと暗し。


ボウナスが出ました。まじ出ねえかも、とか本気で心配していたくせに、明細見た途端、昨年、一昨年の明細と電卓と長時間にらめっこを始めたりしてやな奴です。つか、2年連続減ってるー! でも欲しかった新しい掃除機ぐらいは買えそうだったので我慢します。


先輩と夕飯を食べながら話していて、昔のトレンディドラマを最近見直して、違和感を感じたんだって言った。「気づいたら生活の中に携帯電話がないんだよ! 帰ったら電話するねー!とか、公衆電話を探してあたふたとかでさー、ドラマになってたりすんだよねー」。大学の先生は以前こんな事を言っていました。「テレビってさー、リモコンが出来てから、すごいチャンネルを変えるようになったじゃない? あれを昔のテレビでやったらカチャカチャうるさいとかせわしないって一緒に見ている人に怒られたりしたと思うんだけど、リモコンがついてからCMの度に一通り回してみたりするのって普通のことになったじゃない? あれって生活の中に道具があるんじゃなくて、道具が生活を変えちゃってんだよね」。工業デザインとゲーム制作の共通点は、見たことない道具を目の前にした時に、作った側が意図した正しい使い方にいかにさりげなく誘導するかみたいな部分があったりするんだけども、それよりまず、生活の流れの中でどうあるべきか、どういうシーンにそれが最高に活きてくるか、ってところを最近では目指したいなぁ、と思った。携帯電話ウォークマンゲームボーイがステキなのって、まだ使ったことがない人でも自分なりのシーンをカンタンに思い浮かべることが出来る点だと思うからね。物語が生まれるようなプロダクツやコンテンツを目指したいと思うわけですわ。


品川駅の本屋&レコード屋は朝の8時過ぎからやっているので、早起きは出来たんだけどどうもまっすぐ会社に行く気になれない日に大変助かります。足早に歩く人たちを横目に何年ぶりかっつう試聴とかしちゃってね。RISEのアルバムを聴いてみました。「言ってたんだ!オレの親父が!」ってアレですね。僕らの世代から見ると最近のポップスっていうのは、妙に説教臭いというか、どうしてこうオレらがかっこわりいと思ってわざわざ避けて通ってきたところで攻めてくるかなぁっつうどうでもいい懸念があるんだけれども、RISEを聴いて、ヒップホップの要素を取り入れたロックなのに、その音がコンピューターなんか一切使わない昔ながらの一発録りだって事を知って、あー、これだけほとばしるエネルギーがパッケージできちゃうなら、その衝動がどんなに格好悪くたってかんけいないじゃんなって思った。要するに「鳴らし方」うんぬんを腕組みして考える時間よりは、まず「鳴らすこと」が大事だし、鳴らして初めて共有できるもの、もっと突き詰めたいものがみつかったなら、もう全速力で行っちゃうしかないだろ、そのスピードこそ美しさだろ、とそう思ったわけですよ。それを若さや青さだと笑うのはカンタンと言うよりイージーすぎるのかも。


VAIOキラーのCubeBook」が登場? こういう誰も傷つけない噂は楽しいね。


任天堂、「アドバンス」を初年度2400万台生産 30万台が初日に完売したワンダースワンカラーへの軽い牽制球だと思いますが、桁が2つも違うなんて、嫌味を通り越して変な笑いがこみ上げてくる。

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2000-12-13

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ドウタヌキを見て真似してみた、ラヴフールゲーム大賞2000


グランプリ:マリオテニス64(10.0) 風来のシレン2(10.0)


優秀賞:ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(9.5)、 ミスタードリラー(GB版)(9.5)、 カードヒーロー(9.3)、 タイピングオブザデッド(9.0)、マリオアーティスト・タレントスタジオ(9.0)、ジェットセットラジオ(8.5)、 クレイジータクシー(8.5)


アイディア賞:コロコロカービィ(7.0)


期待外れで賞:マリオストーリー(5.5)、シェンムー(3.5)


特別賞:罪と罰(8.3)、ファンタビジョン(8.0)、鈴木爆発(7.2)、


2000年内に自分が買った全ソフトから選びました。大体30本ぐらいからでしょうかね。3月に発売したハード、ツレプテクーからは1本のみ受賞という点が見所かな? ロクヨンドリームキャストは豊作の年でした。グランプリの2本は満点。2000年から見た、ゲームの在り方そのもの(作り込みどころ、束縛される時間、シンプルなルール)の価値を大きく動かした点で文句なしの満点同点優勝。




ラヴフールレコード大賞2000


グランプリ:Futurama / スーパーカー(10.0)


優秀賞:ハヤブサ / スピッツ(9.9)、 SAPPUKEI / ナンバーガール(9.3)、KID A / RADIOHEAD(8.8)


スマッシュシングル賞:メモリーズ / スピッツ (9.3)


新人賞:blanket / ブージークラクション (8.5)


期待外れで賞 :MY LIVE AS AIR / AIR (3.5)、us / MariMari rhythmkiller machingun (5.5)


特別賞:月と細胞 / 松崎ナオ (8.2)、「フリクリサントラ (8.2)


2000年内に自分が買った全CDから選びました。大体60本ぐらいからでしょうかね。シングル、アルバム共に受賞のスピッツのまさかの復活(古くからのファンも納得の会心の出来という意味)が印象に残る年でした。グランプリのスーパーカーの満点は、28年間の中でもひょっとしたら1位かも知れないぐらい価値のあるもの。僕が辿ってきたあらゆるジャンルの音楽要素のすばらしさを包括されてしまった感じ、一日中繰り返してもまだ聴きたくなる。もったいないのであまり人に勧めたくない感じです。世間的なランキングには林檎や中村やサニーデイらがガーッと来そうだけど、どちらも聴く予定なしです、今のところ無期限に。


テレビやラジオからの情報をブックマーク ソニーの”eMaker” 美大生みたいなデザインがでちょっとやです。試作の方が良かった。


FC版『飛龍の拳3』が付いてくる!プレゼントキャンペーン実施します! ゲームボーイソフトを買うとファミコンソフトがもれなくもらえるんだって。大サービスっていうよりどういうことなの?


au、世界最薄9.9ミリの新cdmaOne端末 うすいしかっこいいと思うけどさ、他にないの? もっと使いやすいカタチ。アンテナの出っ張りとかさー。


ビッグゲームボーイ、50万円 欲しい! くれ!

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2000-12-12

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平成12年12月12日12時12分12秒は、多分タモリを見てました。


部長に呼ばれてみたらば、昇格試験の書類を手渡される。という事は何? 年末年始は試験勉強? と目を丸くしたものの、なんか読書感想文でいいんだそうな。


たかなべ「読書感想文なんて高校の時以来ですよ、ちょっと緊張しますね」
部長「‥ははは」
たかなべ「これにちゃんと受かったら給料ガンガンあがっちゃうんですよね? はは、参っちゃうなぁ。マンションのローン組もうかなぁ」
部長「‥いや、多分かわんないと思う」
たかなべ「この課題図書って、会社で買ってくれるんですよね?」
部長「‥いや、えーと自己負担?」
たかなべ「部署ごとに課題図書が違うんですね。うちのは部長が決めたんですか?」
部長「‥みんなでね、話し合って決めた。ほら、よっ、これだよ」
たかなべ「あ、あるんですか。あるならこれ借りてってもいいですか?」
部長「‥いや、それは貸せないんだよ」
たかなべ「えー、貸して下さいよー、もう仕事に即、役に立つようなすっごい面白い内容なんですよね? きっと」
部長「‥その、いろいろ忙しくて、実は俺もまだ読んでないんだ」
たかなべ「‥‥これから?」
部長「‥‥これから」


全然納得できないままアマゾン.comで初めて本を発注。だって手数料、送料共にただなんだもん。でもこの理不尽な試験についての方がテーマとして濃い論文が書けそうだよ、と思った。あぁ、やっちゃいそうだ、オレ。


3Dコム 3次元表示できる29型モニター 立体視に関する研究や技術って毎年いろんな方面から聞くんだけれども、それがどうしても必要だという現場の声を少しも感じたことがないんだけど、何でだろう。ファミコン用の3Dゴーグルとソフトや、レーザーディスクの飛び出すジョーズなんかの縁日的なエンターテインメントの提案としてしか、その価値を受け取ったことがないです。例えば3次元CGのような技術が一方である時代に、そうじゃない立体感でしか確かめられないことって言うのは、その映像を見る側にテレビを眺める以上の能動性があるかないかの違いに出てくるのかとも思うけど、具体的な将来の展望を一度でいいから教えて欲しいんだよなぁ。体験型仮想テーマパークとかだけだったら、なんか技術も発展しづらく、一点ものばっかりなので安くなっていかない気がしますね。




メールマガジンより「今日のくさいセリフ」

もう僕の辞書には「愛」なんて言葉はないよ。(ここでため息1つ)君に全部あげちゃったからね‥





マッキに借りて週刊ビッグコミックスピリッツの新増刊「IKKI」を読んだ。松本大洋山本直樹が新連載を始めたことでちょっと話題になっている雑誌だ。ぱらぱらっと見たところ、ちょっとサブカルっぽい匂いがしなくもないけど、こういう不景気に新しい種を蒔くっていう意気込みはステキだなぁと思った。二人の新連載はどっちもエンジンふかし状態と言ったところで、何やらまだ訳分かりませんという感じだった。どうにでも転がせるよーって自分で自分に言い聞かせている感じで。


夕方、楽しみにしていた和食屋がもう終わっていて、その近所でうなぎを食べた。お店で食べたのはもう何年かぶりかもしれない。山椒をいっぱい掛けて食べた。おいしかった。ドラクエ3はまほうのかぎを手に入れて、これからこしょう探しの旅へ。メンバーは「うでっち」ぶどうか、「ひろゆき」ゆうしゃ、「マッキ」とうぞく、「カナ」そうりょ。4人なんだからスーパーカーのメンバーにしても良かったな、と今日気がついた。

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2000-12-10

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まだ更新されていません、という書き出しはどうか。

アイアン・ジャイアント 特別版 [DVD]

アイアン・ジャイアント 特別版 [DVD]

夏に買ったまま封を切っていなかったDVDアニメ映画アイアンジャイアント」を観ました。一言で言うと「映像を始めとする作り手の意志統一はすっごいけど、好みで言うなら少しも好きになれない感じ」。僕ねー、実を言うとオトナの絵本って言うスタイルが大嫌い。ひょんな事から本の話しになったとして「私『星の王子様』とか『僕をさがして』とか好きー」とか言われると、鳥肌が立つほどぞっとします。〆言葉として「自分の子供に読ませたい!」とか目をキラキラされた日には、その辺の健康食品オタクなおばさんと一緒じゃんよって思うのね。好きな人が好きならそれでいいじゃん! 人に勧めるな! ましてや罪のない子供に勧めるな! そんな感じです。オトナが自分の子供の頃達成できなかったことを「夢」や「希望」や「勇気」にすり替えて、生き方として押しつけるような姿勢を僕は許さないぞ。お前のコンプレックスを解消させるために子供は産まれてきたんじゃないぞ!とか話が脱線しているのにも振り返らずに大声出しちゃいます。いや、親ってそういうもんだよって言われると、僕も黙ってしまいますが。


定形でつづるその2。僕、ドラクエ嫌いかも。いろいろな待ち時間が重なりそうだったので、ゲームボーイ版「ドラゴンクエスト3」を買いました。定価は6400円っていう馬鹿げた値段だったけど、千円引きだったのもあって。で、やった。1時間でくたくたになった。でも待ち時間はふんだんにあったので、5時間近く掛けてシャンパーニの塔で盗賊のカンダタから金のかんむりを取り返すまでやったんだ。びっくりするほど何の感慨もなかった。オリジナルが古いものだから? 違うと思う。だって去年やったゲームボーイ版「ドラゴンクエスト1・2」はめちゃくちゃ面白かったもん。で、考えました。


  理由1:戦闘の度に4人もの意志決定をするのが面倒くさい。(3人まではギリギリ許せる感じ)
  理由2:朝昼晩の時間の流れの表現が、余計プレイヤー側の時間の経過を意識させる。
     (無駄なことをやっているのでは?と思い直させるきっかけが多くなる)
  理由3:新たに追加された、宝箱や戦闘画面のモーションや音声が、想像力を奪う方向に働いている。
     (記号や機能としての簡略された表示ではなく、それが「そのもの」なのでは?と受け止めそうになる→余計にちゃちに見える)


と言ったところでしょうか。コマンド関連の親切設計や破綻のなさ、丁寧な作りという意味では素晴らしいんだけど、ドラクエってこんなにかったるかったっけ?というのが最初の5時間の感想でした。6400円はどっちにせよ、取りすぎだ。


そんなこんなでカスカスにひからびた感じのラヴフールですが、本人はいたって健康。掛かってきた電話には全然出ないし、ファミコン屋で「謎の村雨城」のディスクや、テレビゲーム15なんていうレトロゲーム機を前にそわそわしながら右往左往したり、夜中にカナんちの犬を散歩してビニール越しにうんこつかんだりしているけど、多分平気。なんか20年ぶりぐらい行った美容院で、長さは変えないまま、毛先をシャシャシャッて軽く遊ばせてもらったりしたらしいですよ。担当してくれたおねいさんとの会話はなかなか面白かったので、気が向いたら今度記事にしてみます。ではよい月曜日を。

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2000-12-07

28

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28才になりました。もう、なるのやめようかとも思ったんだけれども。フラフラになりながら会社に行ったら机の上に小包が届いていて、1ヶ月ぶりにオレンジちゃんに再会した。オレンジちゃんは神戸の古道具屋さんのショーケースの一番いいところで色気を振りまいていて、お金のない僕は指をくわえてその前を何度も素通りしたんだった。「抱っこして寝てあげて下さい」って手紙がついてた。涙が出た。マッキに自慢した。でもマッキは知ってたんだった。今日、僕にステキな何かが届くって事を。僕はそれを知って、例え、それらがほんの一瞬だとしても僕のことを思いだしてくれた時間が何度かあったんだって感じてうれしかった。うれしくて泣いた。会社なのにね。


ケータイでメール、なんていうのもありふれた生活の一部になっちゃったけども、日本中でやり取りされた携帯電話上の文字情報1年分がなんと新聞4万年分に相当するんだって。この空をいろんな他愛のない気持ちや切実な気持ちがそれを飛び交っているのはロマンチックと思えた時期もあったけれども、4万年分と言われるとさすがにどうなの? やっぱりNTT儲けすぎだろうっていうつまんないオチになるんだけれども。


その他にもJRネット環境を用意した電車の車両を作るとかいうお話もあったりして、これが新幹線特急相手ではなく、一般車両だっていうんだから驚きじゃないですか。未来ってこういうんでしたっけ?とイマイチ納得できない部分もあり、お金の使われ方はもうちょっとましにして欲しいと思う次第です。




女性向けのシニカルなジョーク。

1. 中身がいい男は顔がよくない
2. 顔がいい男は中身がよくない
3. 顔がよくて中身もいい男はゲイ
4. 顔がよくて中身もよくてゲイでない男は結婚している
5. 顔はそこそこで中身がいい男はお金がない
6. 顔はそこそこで中身がよくてお金がある男は、近寄る女は金目当てと思う
7. 顔がよくてお金がない男は、金目当てで女に近寄る
8. 中身はそこそこで顔がよくてゲイでない男は、女の好みがうるさい
9. お金も中身もそこそこで女の好みがうるさくない男は、恋に臆病
10. 顔がよくて中身がよくてお金があり恋に積極的でゲイでない男は、あなたの知ら ない所にいる

結論:人生=妥協



世界の一言名言集

「もっとも親しき友人というのは、つねに兄弟のように退屈である」
萩原朔太郎



今週は体調がすぐれないので、まだちょっとの間、お休みします。いろいろ心配掛けてすみません。

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2000-12-04

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給料日の前日です。財布の中には600円。銀行には0円(正確には¥-34,000)。夕飯用にカップヌードルをカバンに詰めて行ったら、朝の電車が事故とかでめちゃ込み。あまりの圧力にオエーってなって途中下車するわ、カップラーメンつぶれてるわで、非常に良い出だしの月曜日でございます。


おはスタを見たら、オープニングからさっそく流行語大賞の話題だった。「おはスタからじゃなくて、サタスマから出ちゃったけど、慎吾ママおめでとう」って寂しそうに言ってた。こっちはもう3年も「おーはー」って毎朝言ってるわけですからね。挨拶ぐらい行ってやれよ、慎吾ママ、礼儀だろう。


今日のメールマガジン、一緒についていたコメントがぴりっとしてます。

『明日は何とかなる、と思うのは馬鹿者だ。今日でさえ遅すぎる。昨日のうちにすましてしまっているのが賢者だ。』(クーリー

コメント:ある意味、明日はずっとこないですからね。


スティーブン・キングの「オンライン断筆」から考える電子ブックの問題点

 消費者は何かが(1)かなり良いか,(2)かなり安いか,(3)望ましくはその両方でなければ,旧来のものから移行するようなことはしない。現実を見据えよう。ペーパーバックは完璧に近いテクノロジーだ。その「機能」について考えてみれば,電子ブックメーカーが超えなければならないことも分かってくる。
 価格:ペーパーバックの値段はほんの5ドルくらい。だが,電子ブックリーダーは130ドル以上だ。
 耐久性:玄関先で落っことしても,コーヒーをこぼしても,ペーパーバックは完璧に機能する。
 出版物の豊富さ:本のフォーマットで入手できる出版物は何? すべてだ。電子ブックフォーマットではほんの数千しか入手できないことと対照的だ

 んなもん流行る訳ないじゃん、とか言っちゃうのは簡単なんだけれども、紙のメモ帳よりもずっと劣る電子手帳やらPDAを使っている人も多いからねぇ。焦らずにそこに置かれている本当の価値と値段を比べてみるべきだ。材質や付加的な性能なんかのフェティッシュではなく。


引き続きゲームの話。昨日のを要約すると「ゲームの面白さはボタンを押した時のインタラクションに詰まっている。だから長大で豪華なゲームは散漫に見えるし、作り手→受け手のコミュニケーションとしても、ビジネスとしても効率が悪い。アクションそのものに快感を感じるようなシンプルな作りのゲームこそ、テレビゲームがブームになった頃の、マニアックじゃない「大きなエンターテインメント性」が詰まっているし、そこをもっかい見直すべき、という話でした。それを実証してくれたのが70万本を越えて今なお売れつづけている「マリオテニス64」ですよってことです。


で、今日はその条件を満たしながら、ものすごく異端の存在である「風来のシレン2」の話をします。このゲームを知らない人に説明するのはとても難しい。今までのいろんなゲームの面白さがふんだんに詰まっているからです。アクションゲームのような即時的なハラハラ感、シミュレーションゲームのような戦略性、ボードゲームのような乱数に振り回される意外性、ロールプレイングのような成長やカスタマイズ、パズルゲームのようなシンプルさと麻薬性。ま、一言で言うと「おもろい」ってことなんですけど。でもその面白さが全然シンプルじゃない。


プレイヤーはいつもレベル1の状態からゲームを始める。食料も武器も防具も現地調達の冒険を始める。その場所は行くたびに地形が変化していて、覚えるということが出来ない。無数のモンスターたちがプレイヤーを狙っている。お互いの動きや体力の変化、武器やアイテムによる効果をすべて予測しながら、ヒトコマずつ冒険を進める。着実に慎重にプレイしていれば、どんどん先に進める。でもちょっとでもいいかげんな気持ちになると即座にゲームオーバー。せっかく強くなった体力や武器や豊富なアイテムは全部失われて、裸一貫で最初の村に戻される。すべて水の泡だ。「ゲームは時間の無駄」って口を酸っぱくして言う母なんかの顔がずーんと浮かびあがる感じ。でもまたすぐに再チャレンジする自分がいる。まるでインベーダーやブロック崩しにそう向かい合っていたように。


アクションゲームの瞬間風速的な緊張感ってあるじゃないですか。スーパーマリオで一ブロック分しかない地面に向かってジャンプする時や音楽ゲームで流れてくる楽譜に対してジャストのタイミングでボタンを押す時なんかがそうですけど、ああいう緊張感が30分とか延々続くイメージって想像つきますか? もちろん、その合間合間には弛緩と呼べそうな省略できる時間があって、ビデオテープのCMを早送りするような操作ができたりもするんだけれども、全体を包むムードはまさしく緊張。喉の奥までいつもからからになってしまいます。


その理由はゲームの中でキャラクターの性能が上がることではなく、ゲームのこっち側の知識が増えることでその上達具合を計れる点にあるんだと思う。敵キャラクターのいやな習性を覚えて、それを回避する方法を考える。アイテムのここぞと言う使い方を覚える。追いつめられたら、最後の一撃を食らう前に「退く」タイミングを覚える。その知識が財産になって、まったく同じ条件で始まるにも関わらず、前より先へ先へ進めるようになる。その充実感が何ともステキ。だってそれってインベーダーやブロック崩しはもちろんルービックキューブが大流行したのとおんなじドキドキじゃん!って思うわけですよ。シロウトとマニアが同じ所から始めて、プレイ時間に何倍も差が出来たように、テクニックと知識が、プログラム乱数から読み取った「人間的な観察力」に培われている部分が、何ともアナログ的なヨロコビに繋がっているんだと思うのね。アナログの世界に無いヨロコビをデジタルで表現しても、一部の尖った人がわぁわぁ言うだけですよ。エンターテインメントとは言いにくい。やっぱり、みんなが一度でも体験したわくわくやドキドキを上手に置き換えて追体験させることが、ゲームにおける大きな共感なのだと思う。「風来のシレン2」は、その恐るべきバランスの妙でもって、緊張感を長く長く持続させることに到達しながら、「経験することが財産」という人生のシンプルな法則を、ヨロコビとして表現した傑作なんだと思います。


あ、6日は僕の誕生日だ。金目のものカモンカモン。

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2000-12-03

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お金もないし、年末に向けて大掃除をスタート。何がすごいって、ゲーム機やソフトの箱だけでちょっとした鎌倉ぐらい作れそうなぐらいある。今日はそれらの埃をはたくだけであっという間に日が暮れたよ。プロも御用達の名カメラ、ニコンF3とか僕使っちゃってんですけど、半年ぶりにレンズを外したら、中のスポンジがぐずぐずに腐っていてファインダーの中の鏡が汚れちったよー。何だよー。デジカメばっかりかわいがっているから、すねちゃったんだなぁ、きっとな。


i-modeがスタンダードっぽくなってからというもの、そんなのうちだってできるもんって言いたげな新しい規格やら、携帯電話を使った不思議なサービスも多いですな。JR携帯電話定期券や切符の代わりにすることを提案。何だよー、結局何かをかざさなくちゃいけないところは変わんないの? なんか駅員が気に入ったお客さんの電話番号をこっそりメモするぐらいにしか役に立つように見えないんですけど。お客さん的には何が利点なんだろう?


ゲーム機の性能が32ビットや64ビットや128ビットなんていう高スペック競争に巻き込まれてからと言うもの、「単にテレビを前にして楽しく操作できるもの」と言うより「そのスペックを正しく使い切った模範解答」を求められてることに疑問を感じるこの頃です。確かに、より豊かな表現を求めて高スペック化は今日まで進んできたわけだし、想像力を制限させない状態が訪れるまでこれからももうしばらくは続いていくとは思うんだけども。思うにゲームの根元的な面白さっていうのは、ボタンを押して何か楽しい変化が瞬時に起こるって言うインタラクションの部分にあるんじゃないか。その時間軸をながーくうすーく伸ばしていくとドラクエやシムシティになっていくのかなとそう思うわけです。で、今年任天堂から2本のソフトが出まして、ひとつは「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」、もう一つが「マリオテニス64」なんですよ。これは仕事が忙しくてゲームをやっている時間がそんなにない僕が、寝る間を惜しんで夢中になった2タイトルです。でね、思ったのはね。「ムジュラの仮面」は、前作「時のオカリナ」と違って一本道のストーリーじゃなく、短いストーリーが並列に20本ぐらい並んでいて、その中で絶対やらなきゃいけないのと、そうじゃないのがあって、ゲームにのめり込む時間をプレイヤーが自分で調節出来るようになってんのね。で、僕みたいなサラリーマンは必要最低限の40時間コースみたいな感じでエンディングを迎えて満足満足、学生やマニアだったらこれでもか!ってくらい隅々まで遊び切って100時間コースみたいにできる。これってセガの「シェンムー」がやろうとして全然まとめきれなかったことの完成形じゃん、とかそういう観点は今置いておいて、ものすごい労力やお金や知恵をつぎ込んだゲームという「ひとかたまり」があった時に、多くの人が触れない(届かない、届きにくい)部分にまで均等に(あるいはむしろそっちの方に)労力やお金や知恵をつぎ込むのは、作る→届かせる→お金をもらうというサイクルの中でものすごーく効率が悪くないか?と思ったわけです。僕はムジュラの仮面を最短コースで遊んで充分に5800円以上の感動を得たけれども、5800円の中に触っていないものがいっぱい詰まっているのに満足してるって事は、10000円以上の価値ものを任天堂は5800円で売っちゃっていることにもなるわけじゃないですか。要するに損ですよ。無駄ですよ。例え「ゼルダの伝説」がハードを一緒に買ってもらいたい戦略的な価格設定であることを差し引いても、やっぱり大容量化の方向としては、あんまり喜ばしくない感じがした。それがはっきりと分かったのがその後に出た「マリオテニス64」をやった時。誰にでもすぐに覚えられて、みんなでわいわい楽しめて、上達していく喜びと、初心者とのプレイの共存っていう相反するはずのものまでばっちり両立されている。もうここに込められている楽しさって言うのは、まさしくブロック崩しから脈々と続いている「テレビゲーム」と呼ばれる楽しさそのものだ!と思った。飛んできたボールに意識を集中して、ただ返す。その瞬間、僕はどんなロールプレイングゲームシミュレーションよりも、ゲームの中のキャラクターと一体化している。そしてそこに込められた労力やお金や知恵のすべてが、その「ボタンでボールを相手コートに気持ちよく返す」ことだけに絞り込まれていることにものすごくダイレクトに感動する。それは何と言うか、砂漠で遭難した人に水を差し出すようなダイレクトコミュニケーション。「ゼルダの伝説」の家のいくつかをモデリングをしましたって言っても、イマイチゲームを作ったようには聞こえないけど、マリオテニスにはコートとキャラクターとボールしか出てこないので、そのどれに関わっても「マリオテニスを作った」と胸を張れると思います。ゲームの骨格がシンプルで強いほど、ゲーム性そのものに関わらざるを得ないはずなんだな。そしてまたワンゲームに掛かる時間が数分って言うのも、最近のゲームにはない気持ちよさ。大体ゲームごときで人様の一日から数時間も奪ってしまっては、とてもじゃないけどかわいがってもらいにくいんじゃないかと思うわけです。ドラクエみたいな国民的イベントならまだしも、ゲームボーイの簡便さがツレプテクーよりゲーム機としてしっくりくるのもその辺に起因してるはず。なんかねー、もう一回「気持ちよくボタンを押す」ってところに帰ってみてはどうかね、と思うわけですよ。あの日のウキウキを返してよ。そんな感じ。

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2000-12-02

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はてさて12月です。朝、目が覚めてもエアコンのリモコンを握るだけのチカラしかない12月。昨日は妹の多分25回目の誕生日でした。しばらく会ってませんが元気でしょうか。5日の給料日まで、財布の中に600円しかない。喰うもののままならない状態です。霞とかを喰って生きられないものか。あとは楽しい気持ちになると満腹になるとか。そんなことを考えながら夕方まで眠りこけて、そのあとはゲームゲームゲーム。面白くなりかけたところで中断してた「ルーマニア#203」をやろうとしたら「バックアップデータが壊れています」と言われて落胆。がんばってやり直すも途中でフリーズ。「風来のシレン2」で武器を鍛えようとしたら、数日掛けて育ててきた「皮の盾+7」を、鎧の敵にポーンと弾かれて、崖の下に消えてしまって呆然。家にいるのに結局「マリオテニスGB」に落ち着いちゃったりして。21世紀に向けてテレビのような固定型エンターテインメントの持つ魅力はますます損なわれていくわけだな、とか責任を変な風に転嫁して勝手に納得。


あぁ、そうだ。夢を見たんだ。銀行強盗をして3億円を持って逃げる夢。僕は何故か駆け出しのお笑い芸人で年下の後輩と二人組、しかも欽ちゃんファミリーの一員なのだった。エナメルのスポーツバッグを抱えながら(そんなのに3億も入らないって)、夕暮れの紫色の土手を逃げていた。寂しい気持ちと、後悔の気持ちがごっちゃになった感じがずーんと背中に乗っかって、何とも言えない情けなさがどこか懐かしかった。中学生の時家出した時のような気持ち。多分弟分だって思えるそいつと「なぁ、自首しよっか」とか空を仰いで、何にも返事がなくうつむいていることを確認して、あぁ、こいつは僕に強盗を手伝ってもらうより止めて欲しかったんだなぁ、とやっと気づいた。やれやれだ。で、まず家に電話した。銀行を襲ったこと、これから自首するつもりだって事、全国に名前が流れちゃうだろうから、親戚中に迷惑を掛けてすまないってことを告げて、弟分と欽ちゃんに謝りに行くことにした。スタジオの中は熱気があって、鏡の前で若い連中を煽るように欽ちゃんエアロビクスをやっていた。汗をこぼして踊る欽ちゃんに「ちょっとお話があるんですが‥」と持ちかけると、欽ちゃんはレッスンをやめて「何? 言ってみ」と言うので「ここじゃない方がいい」とかしょうもないやり取りをしている時に目が覚めた。しかしなんで欽ちゃんファミリーかね。


流行語大賞が「IT革命」と「おっはー!」だそうで、おはスタファンの僕としては声を大にして「これは私ではなく山ちゃんに捧ぐべき賞ですとか言えこのヤロー!」って気分です。「おーはー!」だしな、正確にはな。一ヶ月ぶりに訪れた2ちゃんねるでも、それっぽいスレッドがズラーッとできていましたが気持ち悪いのですぐに帰ってきました。月曜日のおはスタでは、きっと山ちゃんの何らかのコメントが聞けそうな気がするので要チェキですな。


僕と背中合わせでがんばっている企画屋さんタビー田平の昨日の日記が良かった。無茶苦茶乱暴に気に入ったところだけ引用します。

ゲーム会社はフレックスなのもあって夜遅くまでみんな働いててテレビを見ていない人が多いのですが、僕はテレビ番組は世間の笑い、感動、刺激、秩序が判る点で見ていた方がいいと思います。メディアとして一番多くの日本人が視聴している点で見るべきと思ってます。これはゲームという遊びを提供する側だから言えるんですけど。他の業界は知りません。


小中高の頃、バラエティー番組を見ているとよく親が「そんな馬鹿番組ばっか見て、なんにもならんが」と言っていましたが、今あの頃の番組で得た感覚が仕事に役立ってること考えると親の言っていた当時の言葉は間違ってたと感じます。


クリエイトの現場における企画屋って言うのは「オリジナリティ」や「画期的、革新的な提案力」なんかを求められていると思われがちですが、僕の感覚からすると、多分全然そんなものは要らなくて「普通の人の普通の感覚をちゃんと持っていること」の方が重要ですね。だってお金を払ってくれる人の気持ちに感情移入できない人が、みんなが今、欲しいものや、みんなが見落としてきた意外な盲点を突くようなものを作れるはずがないじゃないですか。そういう観点からバラエティやドラマを「おもしろい」「つまらない」「自分好みかどうか」ではなく「みんなに伝わる」「伝わりにくい」「誤解されそう」というような尺度で見ると、俄然面白くなります。多数決的な回答を求められるクイズなんか、もう訓練の場と考えてもいいくらい。ソニーが以前「ゲームをやろうぜ」っていう新人発掘プロジェクトを興して、「どこでもいっしょ」「Xai」「パネキット」などの名作を生んだんですが、その時の選考基準も「企画力」ではなく「発想を常識的に展開するふつうっぽさ」だったと聞いてすごく納得したのを思い出しました。個性はどこをどう抑えてもにじみ出るものなので、むしろ邪魔ですね。偏った知識を持つことより、正しい常識を持ちたいなと最近強く思います。


番組批判:「ネプ投げ」などに改善求める テレビ繋がりでは、相変わらず下らない論争があって、映画「バトルロワイヤル」も残虐性を理由に公開を限定、あるいは中止させるような動きがあったりします。こういう議論がある時に僕がよく思うのは、不特定多数の人が偶発的に目に触れるメディア上で、必要以上の不快感を故意に発信することは推奨できないことだけれども、その対象が青少年への有害な影響を心配するものであるなら、その悪影響を自分で判断させる土壌をちゃんと培えよってことです。危険な物に蓋をしたり、危険ってラベルを貼ったり、なかったことにして他の道に迂回させたりって言うのは、その場しのぎになっても、成長のタイミングを先送りにしているだけだろうって気がします。だから「めちゃいけ」「ネプ投げ」「バトルロワイヤル」で言うと、ゴールデンタイムに放映している「めちゃいけ」だけはちょっと厳しい部分もあるけど、深夜枠の「ネプ投げ」、劇場に行かないと見れない「バトルロワイヤル」は、見たい人が自己責任で見てよってそう思うわけです。だっていい悪いの明確な線引きなんか誰も出来ないんだしさ。悪いといわれているものをちゃんと見てから、どこがどう悪いのか話し合ったりしたっていいわけじゃん、な。建設的に行こうよ。

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