キャッシュをたどって何とかサルベージに成功。コメントが消えちゃったので書いてくれた人ごめんなさい。
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キャッシュをたどって何とかサルベージに成功。コメントが消えちゃったので書いてくれた人ごめんなさい。
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2ヶ月ぶりにクライアントが来て打ち合わせ。昨日立てた仮説をプレゼンしたものの、要素を並びなおして綺麗にするための削り作業(編集)は一切拒否される。結果から言うと今まで作ってきたものは全部「活き」ってことで、そこを評価されてるんだから、企画がここ数ヶ月スタッフに言っていた事や、お願いしてやってもらったことは、全部正しかったんじゃんってことになるんだけど、それを直接クライアントの口から聞かされても現場は少しも熱くはならなくて、しかも今までぐだぐたゆっていた不満さえちゃんとぶつけ返せない。僕はそれを見ていてもう吐きそうになってしまって、たぶん今まで一番つらかった。へびに丸呑みされながらゆるやかに殺されてるねずみの感じ。僕はただ信じて欲しいし、いいとこも駄目なとこも一緒に共有して前に進みたいだけなんだけどな。なんでそんなに魔法や奇跡を待ってるんだろうか。それは誰かが与えてくれるものじゃなくてみんなの全力を合わせて生み出すものなのに。酒の席でだけ本音が飛び出すようなそんな関係ってあんまりだ。
シングルのカップリング。アルバムでも2曲目。
「前向きになりたいけど、なりきれずに、
一歩引いたままの姿勢で自分を俯瞰しちゃってる」
と言ったかなりモラトリアムな詞。
若さに対するエクスキューズ(気恥ずかしさ)と、
わかっててあえてそこにはまって歩いていこうとする意志とが
矛盾しながら絡み合っている。
ジュンジらしい視点だと思う。
「青い森」はたぶん、メンバーの出身地である青森の意味もある。
「クリスマス」という単語がどういういきさつで
この詞の中に入ってきたのかわかんないけど
「こんな僕が変われるのは今しかない」っていう対象がはっきりしない決意を
クリスマスって言う、若者が焦りやすい季節のモチーフに乗っけることで
まぁ、恋愛ソングと思ってくれてもいいよっていうスタンスなのかな、と思った。
会話のように問いかけるこの詞の相手は誰なんだろう。
僕は、ネガティブな自分自身と
それを変えようとするポジティブな自分自身だと思う。
だからこの詞は自分の中で起きた変革の兆しを歌っていて
「君を混乱させちゃってる?」というタイトルの「君」は
ネガティブな自分と、それを取り巻いていた環境のことだと思う。
つまり新しい自分と、新しい環境を手に入れるために、
古い自分と、古い関係を脱ぎ捨てる歌ということ。
だから青森を思っている自分には、ぜんぜん迷いがないし
青森にいながらにして「遠くをただみつめている」のだと思う。
デビューの頃の心境にオーバーラップさせてる感じはたぶん意図的で
その瑞々しい不安と期待の入り混じった、それでいて涼しげな視点ってのは
なんか最初っから手に入れてた技法なんだなと思った。
http://www.sankei.co.jp/news/040716/sha150.htm
http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm
まじすか!? あのすばらしいキュレーションに惹かれて数万円散財することもなくなるのか‥。