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2011-05-31

映画「カールじいさんの空飛ぶ家」

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カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント (2010-04-21)
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老夫婦が年を取って妻を失って、生前叶えられなかった冒険の旅に出る話です。


こりゃ大人をがっつり泣かせにくるな、と思いましたし、公開当時のレビューも「開始10分で涙腺決壊」みたいなものばっかりだったんで、来るか来るかと待ち構えていたんですが、観終わってみればフツーにしっかりと冒険映画でした。おじいさんが主人公なのに、スパイ映画かと思うようなアクションシーンもふんだんでびっくり。トイストーリー3もそうだったけど、アクション映画として成立させておかないと作ってて不安、みたいな義務感でもあるのかな。泣かせる話が好きじゃない人や飽きやすい子供向けの対策なのかもしれないですけど。


もう一つびっくりしたのは、邦題にもなっている「空飛ぶ家」のシーンが超短いことです。風船で飛ぶ家なんてすごいキャッチーでドリーミーなのに、20分も経たないで空飛ぶシーンは終わってて、しかも幻の滝の目の前にもういるっていう。「え? うそでしょ?」って声を出して言ってしまいました。


でも意外だったのはその2点ぐらいで、映画として出来が悪いかというとそんなことはなく、ピクサーは世界に名だたるスタジオとしての基礎力を着実に積み上げてるな、とか、何故か上から目線の感想を持ちました。


よかったと感じたのは、冒険に同行するボーイスカウトパーソナリティーです。デブでドジなだけのどんくさい子供、という入りから考えられないような背景を背負ってることが、不器用な老人との旅の中で徐々に明かされていきます。その点がこの話の一番の醍醐味だったように思います。


「UP」というシンプルな原題と、冒頭10分のすばらしい無声アニメに、きっと「天国(UP)にいる奥さんに再び近づいて(上昇して)いく」みたいな意味があるに違いないと思ったんですが、それはミスリードで「今生きている目の前の少年を応援する(CHEER UP)」方かもな、と勝手に深読みできた点も、気に入っているところです。



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2011-05-30

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2011-05-29

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2011-05-28

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2011-05-27

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2011-05-26

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2011-05-25

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2011-05-24

本「デザインの骨格」山中俊治

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デザインの骨格
デザインの骨格
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山中俊治
日経BP
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久しぶりに工業デザインの本でも読もうかと思って手に取ったら、15年ぐらい前に買ったデザイン本と偶然作者が同じでした。


山中俊治は「デザインあ」の第1回目のインタビューでも出てきたくらい、日本を代表する工業デザイナーの一人です。代表作は、Suica自動改札機ウィルコムW-SIMカードや通信カードのAX520N、それ以外にも自動車、時計、椅子、スポーツ用の義足、ロボットと多岐に渡っています。アップルのデザインにも造詣が深く、その考察は納得のいくものばかりです。


この本は、そんな彼のデザインエッセイ集とも呼べるもので、絶賛連載中のブログの内容に加筆修正したものです。ひとつの記事が2〜5ページで終わるし、スケッチや写真もふんだんに使われており、デザインに特に精通していなくても読者に飽きる隙を与えません。


話し言葉に近いやさしい言葉遣いだけでなく、この手の本ではありがちな「上から物を言う」「知識をひけらかす」「お上に物申す」感じがまるでないところがとにかく好印象で、読後感がさっぱりしています。


デザインの世界の中で、工業デザインは、特にパブリックスペースの機能を司るものが多いのですが、そこには美意識以前に「冷静な観察眼」と「包括的な優しさ」の両方の視点が必要で、それを裏付ける技量として「自然界の法則の応用」「構造物としての正当性」によって解決しないといけません。そうやってストンと落とされた正しいプロダクトは、どこまでもシンプルで美しくなることが約束されていたかのように、透明な匿名性(無我)を持っています。僕は工業デザインのそういう奥ゆかしいところが本当に好きです。作品ではなく、それは使う人によって活かされる「製品」である、ということです。ゲーム作りもその点において共通している部分があると思います。



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2011-05-23

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2011-05-22

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2011-05-21

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2011-05-20

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2011-05-19

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2011-05-18

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2011-05-17

映画「トイレット」

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トイレット [DVD]
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ポニーキャニオン (2011-03-16)
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一癖ある外国人の3兄弟(孫)と言葉が全く通じない日本人のおばあちゃんが、一つ屋根の下でちょっとずつ打ち解けていく、という非常に地味な話です。


僕はこの荻上直子監督作品が全然好きじゃなくて、この映画も半ば仕方なく見始めたんですが、結果から言うとすごいよかったです。いや、ものすごいよかった。


まず今までの作品、例えば「バーバー吉野」「かもめ食堂「めがね」「プール」がなんで嫌いだったかと言うと、「世界」や「関係」を描いているのではなく、おとぼけたコミュニティを無理に特別なものに見せよう、笑わせようとしている気がして、結果的に価値観の押し売りに感じられたからです。ひとことで言うと「こういうのステキでしょ? 憧れるでしょ?」って迫られるような? でも今回は違った。


まず全編英語。あと日本人キャストがもたいまさこのみ。3人の家族はそれぞれ、オタク研究者ひきこもりピアニスト、ロックな妹。間にいたお母さんは亡くなり、兄弟はひとりも日本語が話せず、日本人のばーちゃんは、兄弟と話すこともなく孤立して暮らしている。


毎朝トイレから出てくるばーちゃんの深い溜息をなくしてあげたいとオタク研究者が動き始めると、バラバラだったそれぞれの家族がある求心力を持って動き始める。ひきこもりは4年ぶりに部屋から街へ出る決意をするし、ロック少女はかっこばっかな彼氏を捨ててエアギター大会の出場を決意する。


会話もなく、そのバラバラな個性を何とかつなぎとめ、そのままのあなたでいけばいいのよ、と口に出さず、金だけを手渡して纏め上げていく。別にばーちゃんが実際そう思って行動してなくてもいいんです。周りが勝手に察してうまく立ちまわってくれてるなら結果オーライです。これ気づいたんだけど、もたいまさこの「ばーちゃん」はこの小さい共同体の中の「天皇」みたいなものですよ。それぞれの孫が、それぞれにやりたいようにやった結果、前よりほんのちょっと物事がベターになっている。成長ってほどではないんだけどお互いにお互いの気分を察して行動した結果、見える景色が確実に変わっていく。それってすごい理想的なはず。その中心には言葉よりも象徴としての存在が必要なんでしょう。


そういう意味でも非常に日本的な美学が、押し付けがましくなく、表現された作品だと思いました。少なくとも次の作品は見たい。



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2011-05-16

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2011-05-15

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2011-05-14

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Pickmaster Plectrum Punch

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http://www.firebox.com/product/3140/Pickmaster-Plectrum-Punch
プラスチックの板からピックを作る機械。ほしい。

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2011-05-13

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2011-05-12

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2011-05-11

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社長が訊く3DS『スティールダイバー」

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http://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/asdj/vol1/index.html

岩田
今回、キャラクターを描こうという
誘惑には負けなかったんですか?
今村
はい。それについても、杉山さんからずっと
「ダメ!」って言われてたんです(笑)。
杉山
今村さんは放っておくと、
すぐにキャラクターを描くことに没頭しますから。

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2011-05-10

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2011-05-09

CD「ごめんね」ふくろうず

|  CD「ごめんね」ふくろうずを含むブックマーク



ふくろうずのセカンドアルバム「ごめんね」を紹介します。

ごめんね
ごめんね
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ふくろうず
バウンディ (2010-10-06)
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紹介します、と言いながら、よくは知らないのですが。公式ホームページの紹介でも「2007年に結成されたただのJ-POPバンド」としか書いてません。でもバンド名やジャケットデザインを一目見ただけでもわかるようにもちろんぜんぜんフツーのバンドじゃないです。


でも説明が難しい。楽曲も詞も声もアレンジも個性が非常に強いんだけど、わざとらしくない。テクニシャンに思えるけど、見せびらかされている気がしない。女性一人+男性三人の編成でありながら、女性が作詞作曲ヴォーカルを一手に引き受けている。しかも担当楽器はキーボード。間違ってもヴィジュアルからは入れない四人のちょっとキモいぐらいの見た目。基本ロックサウンドだけど、エンジニアが音響寄りでスーパーカーつながりの益子樹です。


世の中には、ロクでもない無価値な個性が溢れていて、それを才能と勘違いする人が多いから、夢追い型の専門学校なんかは長らく存在を許されているわけですが、ふくろうずの持っている個性は、完璧に「価値がある側の個性」だなというのことが、一音一音から滲んでいるし、相対的にそれを聞いている自分の才能の無さに打ちのめされます。それらを踏まえながらも自己紹介が「ただのJ-POPバンド」なわけです。半端ない。


6/22には3rdアルバム「砂漠の流刑地」が控えているそうなので今から楽しみです。



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2011-05-08

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2011-05-07

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2011-05-05

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2011-05-04

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2011-05-03

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2011-05-02

アニメ「フリクリ」

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FLCL Blu-ray Box 【期間限定版】
キングレコード (2010-08-18)
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TV版のエヴァンゲリオンのあとに、GAINAXが手がけたオジリナルアニメーションで、全部で3時間の作品です。


話は特になくて、体裁上、物分りが良い冷めた小学生である少年が、得体の知れない20過ぎの怪しい女に出会って、オトナの階段を一段上がるという形を取っています。でもホントそれも付け足しという感じで。筋も意味も何も無い。各話の最後に入る次回予告も絵面以外では何も伝えていないし、ショートエッセイみたいなナレーションが入るだけです。


ただ、疾走感のある演出は今見てもすごいです。NHKの子供番組かと思うほど、めまぐるしくタッチやカットが変わって、それを煽るように、the pillowsの楽曲から切り貼りされたバンドサウンドがマッチしてます。多分こんなに大々的にひとつのバンドがサントラとして使われているアニメって初めてなんじゃないかな。いまいち垢抜けない1バンドだったthe pillowsは、この起用によって海外で非常に注目され、テキサスで凱旋ライブを行うなどの副次効果が生まれました。


キャラクターデザインエヴァンゲリオン同様、貞本義行なんですが、巨大な目や厚い唇の書き方が安野モヨコを意識しているように見えます。


自称19歳の怪しい女、ハルコに何の脈絡もなくギターで頭をぶっ叩かれるたびに、少年の頭から何かロボットのようなものが生えてきて、それと戦ったりする。少年はそうした非日常に振り回されながら、元凶であるはずのハルコに惹かれて、少しずつ現実を見る目が変わっていく。むりやりモラトリアムものとして考えると、否応なしに自分の視点や立ち位置をずらしてしまう越権的な存在というのは欠かせないですね。


退屈な日常が退屈なままなのは、そういう越権的なものを、外部/他者に求めすぎてしまっているからかも知れないとも思います。この場合の「他者」というのは「他人」だけじゃなく「物語」なんかも含まれるかも知れないです。自分でできることを拡張していかないと伝えられることは増えないし、出会う人の数も限られていくので成長なんかできっこないんです。青春が明確に終わるときというのは、自分を貫く表現手段と、それを内省する確固たる他者を自分の中に持つ時なんじゃないかな。



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2011-05-01

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