ラヴフール (www.lovefool.jp) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-06-30

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2011-06-29

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2011-06-28

映画「スーパーエイト」

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予告編を見たときにすごいドキドキ感があって、いい意味で夏休みっぽい冒険譚なんだろうなと思ったらその通りだった。


映画作りが趣味の少年たちが軍の秘密に偶然接触する。


話の形式としては、よくある児童文学の少年探偵ものの変奏曲、と言った感じ。少年探偵団そのままだと古臭いから、映画作りにおきかえて、現場にちょくちょく行く理由を作っている。少年らしいジュブナイルではあるんだけど、全体的に大人視点な気もしてて、子供が夏休みに楽しむタイトルというより、大人がいつかの夏休みを思い出すために観る映画と言った感じだった。


ただね、「軍の秘密」部分に関しては、おそらくシャマラン監督の「サイン」級のがっかりをもらった人も多いかもしれない。でも僕は「サイン」も大好きなのでオッケーかな。オッケーって言うかその部分にそもそも期待してないってのが本音か。


ホンワカのんびりした少年の初恋の匂いを、アクションホラーみたいなもので緩急をつけてっていう作りは嫌いじゃないけど、ヒューマンドラマとアクションホラーのどっちにもいい顔しようとしちゃった分、ちょっとどっちつかずになっている感じは否めない。少なくとも主人公の少年が、事故死した母をどれだけ深く想っていたかはもっと追い込んでよかった気がする。そうじゃないとクライマックスがもったいない。あと「軍の秘密」に対してももっと感情移入させるエピソードが欲しかったな。


少年たちを囲むいろんな大人がそれぞれ程よくダメで人間臭くてよかった。子供ってけっこう大人の都合に振り回されてるって自覚している感じを思い出させて懐かしかった。エンドロールに自主制作映画が上映されるのも、とても可愛らしかった。



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2011-06-27

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2011-06-26

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2011-06-25

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2011-06-24

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2011-06-23

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2011-06-22

本「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」荒木飛呂彦

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荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
荒木 飛呂彦
集英社 (2011-06-17)
売り上げランキング: 17

荒木飛呂彦の漫画以外の言葉って、講演会の文字おこしぐらいしか読んだことがないので、つい買ってしまった。ホラー映画全然好きじゃないのに。これ、帯のイラストがなかったら購買意欲7割減なんじゃないかな。「ゴゴゴゴゴ‥」って書いてあるだけで、「あ!」って思うもんな。擬音で誰かわかるなんてすげー。


映画についての視点は、見てない人を基準に書いてくれていて親切だったけど、それほど新しいとも面白いとは思わなかった。ただまえがきとあとがきが異常によかった。特にあとがき。たった4ページだけどね。彼のモノづくりや生き方に対する真摯な姿勢がわかる気がした。そのために760円払ったと思ってもよかった感じ。



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2011-06-21

映画「ヒーローショー」

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井筒監督の映画を見たのはこれが初めて。かなりの衝撃を受けました。


タイトルが優しい感じだったり主演がジャルジャルだったりパッケージがテキトーだったりで、青春モラトリアムもの?みたいなミスリードがあって、でも実際は、暴力に報復を重ね合う負の連鎖を描いた映画だった。


よかった点はいっぱいある。出てくる登場人物全員に一定の奥行きがあること。物語の突端になっている仲間の女を寝取った事実とは本来関係の無い二人が主演であること。ダメな人たちが様々な情の上でもがいてより負の方向へと転がり落ちていくこと。


人生訓みたいなものを学ぶ形にはなっていないんだけど「暴力の報復が生む負の連鎖」に引きずり込まれる人たちはかなり人間臭くて魅力的だった。それなりの理由付けで同情させようという演出がされてるけど、「いやいやいやいや、だからって許されることじゃないし!」って思って見てるとちゃんと報復される。その繰り返し。


負の連鎖が嫌でそこから這い上がろうとしても、一度暴力で参加してしまった事実からは永遠に逃れられないのかなという無情感が、リアルに感じられた。


そうした中で、恐らく主人公である芸人志望のダメ青年はよくも悪くも「何もしてない」「できてない」点において、人生の未来にまだ「余白」があることを示唆しているラストがよかった。「可能性」とも「希望」とも言えない、あくまで「余白」程度の未来だし、連鎖から断ち切られているわけでもないんだけど。


あとバツイチ子持ちの未亡人役の「ちすん」がエロかわいかったです。



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2011-06-20

映画「借りぐらしのアリエッティ」

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昔から小さい者から見た視点が大好き。「トイストーリー」「南くんの恋人」だとか「ピクミン」「ちびロボ!」とかね。


言い換えれば散々出尽くしているモチーフでもあるし、そこにどう老舗スタジオが新しい色を入れていくのかは気になるところ。


結果から言うと、100分間程度の中くらいの枠で、中編小説ぐらいのまとまりはあったかな。ただ発見はなかった。あと50年代の小説が原作らしいんだけど、舞台を現代日本に変えてるのね。それもあまりうまくいってなかった。例えば昭和の前半とか、少し昔のほうが良かったと思うね。


まず「小人の暮らしってけっこう楽しそうじゃん! 憧れるなぁ」っていうシーンがほとんどない。そのシーンがないのに「人間に存在を気づかれてしまい、隠れ家を引っ越さないといけない」という風に物語が進行するんだけど、どうやら他の小人はゼロじゃないにせよ、もう絶滅に近いかも?みたいな推測が浮上してくる。そして家政婦がいたずらに小人たちを迫害し続ける。そういうストレスフルな環境なのに、それでも小人を応援したくなるような希望を感じさせるシーンがない。小人的には「引越しとかめんどくせえなー、人間の住処と食べ物をテキトーに盗みながら、死ぬまで楽に暮らしていたかったのになー」ってところから一歩も踏みでないのが、まぁ、面白くないというか。何が言いたいのかわからなかった。要するに出オチっぽいんだな。


アリエッティ一家の他には、なんか原始人みたいな、ヤジロベーみたいな小人がひとりだけでてくるんだけど、それも海外だと差別に捉えられかねない感じで、「あちゃー」と思った。


細かいところではスケール感が時々分からなくなる時があって、アリエッティの髪を止めている洗濯バサミは、どう考えても洗濯バサミのサイズじゃないよね?とか。家政婦に捕まるときの手の大きさと小人の大きさは他のシーンに比べるとずいぶん極端だよねとか。アリエッティたちが着ている服の厚みは、人間をそのまま縮小したときの厚みになっているけど、誰が作ってるんだろうか?とかそういうことも結構気になった。


でもね、と続けたいんだけど、スタジオとしてのジブリの課題として「宮崎駿抜きで、中くらいの作品をきちんと作れる環境を育てる」ってのは、すごく必要なことだったんだろうな、と。そしてその課題は脚本以外の点でクリアできたんじゃないかと思うね。絵かきが監督なだけあって、背景美術のこだわりはものすごいなと思ったよ。



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2011-06-19

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2011-06-18

ニンテンドー3DS(3)

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時のオカリナ」以外の3DSもちょこちょこやってる。でも残念なことばかり。


まずDSiWareDSiから引越しさせた。全部移行完了するまでに3回もネットワークエラーで中断せざるを得ないという体たらくだったけど、画面上ではピクミンたちが必死にアイコンパネルを運んでいてかわいかった。


次に3Dクラシック。無料の「エキサイトバイク」。これはうん、1回やればもういっかと言う感じだった。WiiWareでもポリゴンネットワークプレイの新作を出していたけど、どちらもそんなに盛り上がらない。白けたのは、ファミコンの見た目を踏襲しているのに、中身はポリゴンフルスクラッチだったから。立体感も言うほどいいもんでもない感じで。地形にけっこうプレイヤーがめり込んだりするし、こんなに手間かけて外注に作らせるべきものなのか疑問だった。600円って言う高価格はそういう意味だったのね‥。でも無料でもらった分お金を払って「ゼビウス」ぐらいはやってみっかと思い、買ってみると、これはよかった!! 地上と空中のレイヤー感がすごい気持ちいい。バキュラとか、アンドアジェネシスの周りにテレポートしてくる弾とか、すげーかっけー。ワイド画面に合わせて無理やりつじつまを合わせる感じの雲の額縁表現も、遊んでみると結構しっくり。これは拾いもんだった。他に立体になったら楽しそうなファミコンってなんだろな。「スーパーマリオ」のブロックが浮き出ていたらややうれしいかな。「女神転生」の迷路とか? 「パンチアウト」とか? 「グラディウス」や「スカイキッド」みたいな横スクロールシューティングもちょっと興味あるかな。


あとやっとこさ始まったゲームボーイバーチャルコンソールで「スーパーマリオランド」「ゼルダの伝説 夢をみる島DX」を購入。なつかしいけど、うん、それ以上の感情は生まれなかった。初代ゲームボーイの緑色の液晶と残像を再現するモードがあったけど、そこか?って思った。400円とは言え今さら白黒のゲームを売られてもな。完全にマニア向けだよね。


3DSeショップは、DSiWareも買えるはずなんだけど、表立ってのメニューがなくなってて検索しないと出てこない謎な仕組みに。これ任天堂製はやりたいようにすればいいかもしれないけど、サードパーティに失礼じゃない? もともと売れてなかったとは思うけど、事実上の黙殺終了に近い感じ。微妙にeショップで買えなくなってるタイトルがあるのも謎。「ミスタードリラー」とか。


そんで今日、無料配信の「ポケモン立体図鑑」がダウンロード出来るようになっていて、「ソフトの自動配信機能」をオンにしていたからメニューでダウンロード完了時に出る「新しいソフトが増えました」みたいなアラートが出て、そのプレゼントっぽいアイコンに「お!」ってなったのに、そこをクリックするとeショップに繋がって、結局ダウンロードの手順を踏ませるのが意味わかんなすぎた。つまりソフト本体はなんにもダウンロードされてなくて、ショートカットアイコンを自動配信しただけってこと?? さらにダウンロード後も「SDカードに書き込み中です」の表示のまま10分以上起動しなかったので、もうほんとにどうでも良くなった。ポカブに会いたかったのに。


こんな感じで新ハードWiiUが来年控えてますとか言われても、ネットワークサービス周りは全く期待できそうにないなと思った。大丈夫な訳がないもん。



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2011-06-17

3DS「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」(1)

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スーパーカーのredesignアルバムが2枚も出ちゃったし、Rezの続編も出ちゃうし、ICOとワンダのHD版も控えてる中で、ついに「時のオカリナ」が携帯機で3Dになって蘇った!! やっぱ今年は僕にとって青春が一巡した感が否めない。


そんな自分語りから始まりつつも、今日までほとんど死蔵状態と言っても差し支えなかった3DSがやっとまともな現役ゲーム機(肝心のソフトはリメイクだけど)として動き始めることができる6/16です。いつもより仕事を6時間以上も巻きで終わらせたり、家のポストを2時間おきに確認するなど、ハイラル平原行きの準備に抜かりはなかった38歳(チンクルより年上)の初夏。


カートリッジを装着し画面が表示されると、買ったときはしぶしぶ「ゼルダルピー色って思えなくもないし」と消極的だった本体の青緑色が、思った以上にしっくりルピー色に思えて、かなりテンションが上がった。これもうゼルダ専用機として完結してもいいんじゃないか?


おなじみのしっとりと美しいテーマ曲、コキリの森を舞う光の粒子の空気感、うわー、懐かしい! だけど気づいてしまった。3Dがかなり素晴らしいのに、え?オレ老眼始まってね?? 3Dのスライダをどこに調節しようと、もうなんか焦点が合わない。2Dでももちろん遊べるけどね、箱庭感がちょっとスポイルされる。スライダは3Dぎりぎりのところでなんとか持ちこたえることにして、早速遊んだ。


解像度とフレームレートが上がったのは素直に気持ちいい。でもゲーム自体は今やっても新鮮!ってほどではない。まぁオリジナルは98年とすでに13年も経っているものなので、古いな、作りがしょぼいな、という粗は結構目立つ。だから3DS版で初めて時のオカリナに触れる人がいたとして「これのどこが画期的だったんだろう?」って思う可能性はけっこう高いかも。リアルタイムデモとか、普段FFとかやってる人にとっては「え? これで本気?」って思うんじゃない? 


あとZ注目がL注目になってるんだけど、僕は手が大きいので、Lを押しながらスライドスティックを同時に操作するのが非常に困難。カメラリセットでもLは頻繁に使うから、アクションゲーム的な意味ではうーん、、となった。新規の操作としてはタッチパネルの4隅を使ったメニュー。これも別に便利じゃない。オカリナの演奏に関しても、6つのボタンが同時平面に並んでいないので、4つボタン+LRに割り振られてた。タッチパネルオカリナの絵を出すのだとダメなのかね。あとマイクに向かってフーフーとかね。仕方ないけど、この仕様だとやっぱ64コントローラでデザインされたゲームだよね、64コントローラでやりたいね、と思ってしまうな。特にZトリガーの位置は完璧すぎたと思う。あと振動も。


逆に想像以上に良かったのは、主観視点やパチンコで使える、ジャイロを使った視線移動。これは冒険感、そこに自分がいる感がすごい出る。でもけっこう振り回さないといけないので、外や電車の中だと、恥ずかしいじゃ済まないくらいの姿勢になりそう。


今はデクの木様をクリアして、カカリコ村から、デスマウンテンを登り始める辺り。エポナ(馬)に早く乗りたいけど、振動込みで乗馬が大好きだったから、複雑な気持ちだなー。会いたいけど怖い、みたいな。そういう乙女心?



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2011-06-16

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2011-06-15

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2011-06-14

書籍「「ガンダム」の家族論」富野由悠季

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新書ってひどいよな、っていつも思います。A4の紙1〜2枚にまとまるような切り口一発のアイディアを200ページに水増しして、800円ぐらい取るでしょ。そういうのがほとんどだからです。その証拠に1章の最後の段落だけ読んでみてください。それが本のすべての内容を8割方要約しているはずです。


でもエッセイなら、オチがないので暇つぶしにはまぁ向いています。この本はガンダムの原作者の富野監督が、ガンダムで育った世代(=アラフォーの僕ら)に向けて、家族とはそもそもこういうもんだ、これからの家族はこうでなくてはならないんだというのを延々振りかざしているエッセイです。時々、過去の監督作品のキャラクター設定や配置をダブらせることはあるけど、基本老人が若者に物申す、みたいな本です。だからタイトルから想像するような「ガンダムの設定や世界観から理想の家族論を学ぶ」ではなく「ガンダムを作ったおっさんが、かつてガンダムファンだった君らに語る家族論」であるところが味噌です。ミスリードですよね。


ひでえなぁ、と思うのは、冒頭に「私は育児を全くしなかった」と書いてあるのに、育児論みたいなのを全ページの半分以上を割いて語っているところです。実践や経験がないんだから、内容は必然的に理想論や個人的な偏見や枠組みの説明になるわけで、自分語りにさえなっていないフレームだけの話がずーっと続きます。


恋愛結婚なんて成立しない、とか、目先の感情ではなく最低限の我慢が続く相手を選ぶべきだ、とか、言われてもな、あなたはそうして幸せだったんでしょうけど、他人に押し付けられるほどのものでもないですよ、と言いたくもなります。


家族とは一番小さな社会なんだ、という当たり前の話から、東北大震災以降の混迷を極める日本経済の心配に話が広がり、アメリカ経済の衰退を横目に、なぜか自分の職歴の話に回帰していきます。


家族とか社会の話をしているうちは、その辺の酔っ払ったおっさんと大差ないんだけど、モノづくりに焦点が合うとやっぱり富野監督はすごいし、ベテランとしての責任感を感じさせます。


コミュニケーションをするふりをして、自分の内面にだけ没入してモノを作るな、そんなもので誰も幸せになんかできない」と言い切ります。「クリエイターを名乗るなら公に病気を垂れ流すな」とも。


そして行き着く先が「作品とは共有に値するもの」という境地。もちろんそれはいまや一般的なものになっている動画共有や二次創作的な意味での消費ネタとはまったく逆のベクトルの意味ですね。まっすぐな意味でのパブリックドメイン。45年ものキャリアがある人がいう言葉として非常に重く感じられます。


そういう尊敬できる指針を持った老人がいう戯言だから、こんな下らない新書でもつい買ってしまうし、文句を言いながらもページの何処かにきらめく言葉を探し続けてしまうんですよね。



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2011-06-13

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2011-06-12

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2011-06-11

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村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文

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http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

我々が一貫して求めていた平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう?
理由は簡単です。「効率」です。

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2011-06-10

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2011-06-09

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2011-06-08

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2011-06-07

小説「僕の初恋をキミに捧ぐ」(とケータイ小説について)

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かなりの周回遅れ感は否めないのですが、ライトノベルケータイ小説の勉強をしてます。おっさんなんで、もう全然ついていけないってのが本音ですけど。その流れで読んだ本で、面白かったのを紹介します。

小説 僕の初恋をキミに捧ぐ (小学館文庫)
橋口 いくよ
小学館
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ベストセラー漫画をノベライズしたものです。映画版が表紙になっているからそのタイミングで作られたものかもしれません。どっちも見たことがないんですが、但し書きに「映画とは異なります」と書いてあります。一時期流行ったケータイ小説の感覚に近いです。


これは心臓に病気を抱えていて大人になるまで生きられない男の子のことを好きな女の子のお話。基調はラブコメで、つかず離れず。男の子も自分が今以上ドキドキしたら死んじゃうかも?という童貞マインドを、心臓という物理的なリミッターのせいにしながらやきもきします。セックスしそうでしない、したいけど怖い、して欲しいけどやめて欲しい、みたいな二人の機微が楽しめます。タイトルは「僕の初恋を」となっていますが、実際には「僕の童貞を」と入れ替えても何ら問題がなさそうです。(漫画版は知りません)。


話を変えて、ケータイ小説にありがちな要素をざっと書きだすと


・主人公が情緒不安定。喜怒哀楽の変化がめまぐるしい。
・情景描写はほとんどなく、主人公の心の流れ(主観)だけで物語が進行。
・恋人か自分が不治の病、もしくは途中、事故で死ぬ。(望まない別離)
・望まないセックス、妊娠のシーンがある。


これに「信仰」「人種差別」の問題が加われば、海外でも受ける条件になるかもしれないな、と思います。


雑に考えるとチープなメロドラマの焼き直ししかできないんですが、でもよくよく要素を見つめ直すと文学でも普遍的なモチーフであることに気づきます。こういう手垢にまみれた要素をぎっちり盛り込みながら、それでもなお新しい手触りが感じられるものが、ヒットに繋がっているんだろうな、という予測はできます。実際メガヒットした映画や小説も、要素だけ抜き出せば重複しているものも多いでしょう。


例えばゲームの世界がどんどん狭くなって市場規模が縮小しているときに、いわゆるゲーマーからはゲームとは呼べないようなものが新しいユーザーと市場を切り開いたように、ライトノベルケータイ小説というのも、従来の小説の読み方や面白さがわからなかった人に面白さを伝えるための文法である、という考え方は悪くない気がしています。


問題はそれが「本来ゲームと呼ばれていた物」「小説と呼ばれていた物」に回帰しない点ですね。しかもそれらをまるごと上書き更新するほどの力というわけでもない。またお互いの畑のロジックやテクニックも簡単に共有できるものじゃない。商品が置かれる棚と、ユーザーが消費している時間とお金は共有なのに、作り手の間には深い溝があり、お互いに相容れないんです。


インターネット常時接続が一般的になってきた頃から、レコード大賞オリコンのランキングに意味やリアリティを感じられなくなったり、大型のCDショップが閉店したように、嗜好品というものは結局人の数だけ正解があります。文化が成熟に向かうほどに「大衆的な芸能」というのは解体され、細分化して、個に属していくんだな、ということがよく分かります。しかしコンテンツ産業の未来というものが、ぼんやりとした「一般大衆向け」からどんどん変化を始めるのは当然のこととしても、やがて壮大な二次創作物として部分共有/消費することしかできなくなっていくのだとしたら、それは長期的に幸福なことなのか、今の僕にはまだわかりません。正直に言えばちょっとだけ虚しい気がしています。



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2011-06-06

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