聞き書き甲子園の高校性が来森

 前回に引き続き、高尾100年の森でのイベント利用の受け入れ日でしたが、高尾メンバーが講師役も務めて、今回来森した「聞き書き甲子園」の高校性に森の説明をしたり、簡単なクラフトの指導といった内容を行いました。
 午前と午後に別れ、総勢70人ほどが周遊道を周りながら、3箇所のチェックポイントで待ち構えるメンバーのところで、クイズ形式で森について話すという感じだったのですが、高校性が回ってくるまではちょっと「暇」だったので、待機していた尾根道から外れて、周囲の観察や簡単な整備などしていました。 

 














 そうすると、去年整備した常緑樹の多い斜面からはキノコがたくさん出ているのを発見! それもちょっと毒々しい色合いのキノコたちがいたるところからニョキニョキと……。鮮やかな黄色のキノコは「イグチ」という種だと思われますが、このキノコが食べられるかはわかりません。
 さらには赤くて美しい形のキノコも発見。毒キノコでも有名な「テングタケ」と同じ種の「タマゴタケ」らしいのですが……。もしタマゴタケならば、とても美味しいらしいく結構有名だとのこと。しかし大丈夫だという確証が取れません。残念ながら観賞するだけにしておきました。


















 




















 さて聞き書き甲子園は、高校生が日本各地の農林漁業といった分野で活躍する「名人」の技術や働く姿にふれ、それぞれルポルタージュ記事を書くといったもの。その予行練習としてブリ縄での木登り名人、小峰さんの見事な木登りをみんなで見学しました。体験したい人男女2人が名人を手ほどきを受けながらも、一段をやっと登るといった具合。自分も昨年体験しましたが、そんな簡単にはいきません。でも2人は良い経験になったでしょう。
























 
 先週同様に午後からは遠くで雷が聞こえてくるものの、近づく気配もなく無事全行程が終了。大きなトラブルもなくホッとしました。これで夏のイベントは終了。季節の良い秋までしばらくは定例作業の日々になります。