Google's Infrastructure

CNET News.comが確認したところによると、IntelのDigital Enterprise Groupの共同ゼネラルマネージャーを務めるPat Gelsinger氏は、米国時間1月24日付けのIntelの社内ブログの中で、Googleとの関係について、GoogleIntelのサーバコンポーネントを大量に購入し始めたと記述している。また「大量のシステム提供が今後予定されている」と同氏は述べている。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20341619,00.htm?ref=rss
Gooleほどの企業ともなると、IntelAMDにとって無視できない大口顧客となるのだろう。そして単なる大口顧客というだけでなく、Googleに採用される、というイメージはなかなか魅力的だ。

Intelの設計チームは「Google向けにカスタマイズしたボードを設計することに熱心に取り組んでおり、それに合わせた特殊なメモリモジュールを開発し、コストをあらゆる角度から検証し、このビジネス獲得のために販売チームと協力してきた」とGelsinger氏は述べた。

Googleのシステムがどのように構成されているかは極秘であり、公開されていないがx86サーバシステムをベースとしてLinux?+専用の非常にスケーラビリティの高いデータベースで構成されているのだろう。Googleのサーバは数万台といわれているが、Intelがカスタマイズボードを設計するぐらいだからきっと想像を絶する数のシステムが使用されているはずだ。
インフラ、ネットワーク、データベース、アプリケーションまで、Googleがそれらをどのように管理しているのかは非常に興味深い。おそらくシステムとしては非常に標準化されたものを使用しているのであろうが、ミドルウェアやデータベース、そしてインフラ全体としての構成はおそらく非常にユニークな構成になっていると想像する。