【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 「完全な間違い」で10万人以上のイラク人が殺されました

米調査委「イラク情報で完全な間違い」・最終報告書

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050331STXKE099931032005.html

 【ワシントン31日共同】イラク戦争前の大量破壊兵器に関する情報収集など米情報機関の問題点を検証した独立調査委員会は31日、「情報機関はイラク問題で良い情報を入手できず、分析も誤り、完全な間違いを犯した」と厳しく批判する最終報告書をブッシュ大統領に提出した。
 最終報告書は、名指しはしていないもののイラン、北朝鮮などの核開発をめぐる情報も極めて限られていることに強い懸念を示した。
 開戦を急いだ政権内強硬派が大量破壊兵器に関する情報を意図的に誇張、歪曲したとの疑惑も指摘されていたが、最終報告書は「(情報操作の)証拠はなかった」と結論付けた。
 また、イラク大量破壊兵器問題で米政府が当初、核開発のための遠心分離機用材料と断定していたアルミニウム管をめぐり、一部情報機関が異論を唱えたが、無視されていた事態を問題視。大量破壊兵器に関する情報分析の過程で「少数派意見」を尊重する必要性を強調し、情報分析結果を検証する「情報オンブズマン」の設置も提言した。 (00:12)

米独立調査委:大量破壊兵器保有でCIA批判 最終報告書

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050401k0000m030169000c.html

 【ワシントン和田浩明】イラク戦争の大義だった大量破壊兵器が発見されなかった問題を受け、米情報機関の情報収集・分析体制を検証していた独立調査委員会は31日、最終報告書をブッシュ米大統領に提出した。大量破壊兵器をめぐる分析を統括し、同兵器の拡散阻止を目指す「拡散防止センター」や、情報機関の活動を監視するオンブズマンを新設。情報機関の相互批判や情報共有を促す体制をつくるよう提言した。
 非公開の機密指定部分を除くと601ページの同報告書は、戦前に「フセイン政権は大量破壊兵器を保有している」と結論づけた中央情報局(CIA)などを「多くの部分で完全な間違いを犯した」と厳しく批判。主因は保有を前提とした分析にあるとしたが、基礎となる情報の大部分が「無価値か誤解を招くもの」とも指摘した。
 一方で、大量破壊兵器に関する情報を意図的に誇張したのではないかとの疑惑もあったが、「(情報操作の)証拠はなかった」とした。
 独立調査委は、北朝鮮やイランの核開発計画に関する情報収集の評価も行ったが、報告書では「機密」として言及を避けた。しかし、「世界で最も危険な国や組織などの核計画に関する米情報機関の知識は、不安になるほど限られている」と現状に強い懸念を示した。
 情報機関改革では、拡散防止センターのほか、新設の国家情報長官の権限強化▽米連邦捜査局FBI)内に情報収集・分析に特化した「国家保安局」の設置−−など計74の勧告を行った。ブッシュ政権と議会との協議で、導入が検討される。
 独立調査委は、昨年2月にブッシュ大統領が設置。ロブ前上院議員とシルバーマン元連邦裁判事が共同委員長に任命され、約1年間活動した。
毎日新聞 2005年4月1日 1時03分

我等が肉便器政府は,絶対にある,ってことを前提に云ってたよな.
http://counternews.blogtribe.org/entry-da08defc672c31340fc9a7e7a333c1ea.html

問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。イラクは12年間、国連の決議を無視し、大量破壊兵器の破棄をしてこなかったのです。
武力行使が始まると、犠牲者なしではすまされません。しかし、大量破壊兵器、あるいは毒ガスなどの化学兵器炭疽菌などの生物兵器が独裁者やテロリストによって使われたら、何万人あるいは何十万人という生命が脅かされます。フセイン政権がこれらの兵器を廃棄する意思がないことが明らかになった以上、これを放置するわけにはいきません。このアメリカの決断を支持する以外に解決の途はないと思います。これが、支持の理由です
リチャード・ギアとダンスだってしたんだぜ.
やっぱり,オレ、夢精しちゃうんだよね.」

いやー,911」ってこういうことなんだな,やっぱり.

「完全な間違い」を前提にした「完全な間違い」の判断をしたために,大勢の命と莫大な予算を無駄に費やしたわけだから,進退問題どころか,司法の裁きも受けなきゃならんでしょ,これは.

大量破壊兵器を表示できません.

ちなみに,調査委員会の報告書を保管しました.
http://www28.tok2.com/home/bonsiva/media/31_03_05_uswmd.pdf