高世仁の「諸悪莫作」日記

2016-09-26 ドリアン助川の「般若心経」

秋分も過ぎて、いよいよ冬に向かっていく。

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この時期、近くのそば屋の「秋の天ぷらせいろ」が楽しみだ。昨夜、電話したらちょうど席が空いていたのでかみさんと行く。イチジク天ぷらのたねに入っていて、これが「秋の」と名のつく特徴になっている。秋刀魚の塩焼も注文。私にとっては初ものだ。

きのうは、宮城県女川町で「おながわ秋刀魚収獲祭2016」が開かれたという。以前、女川から秋刀魚を送ってもらって、塩焼きにしたら、同じ秋刀魚でこんなに違うのかと驚くほどうまかった。少しづつ水揚げは増えているようだが、心から応援したい。

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子どもたちの自死が以前から気になって考えている。

いろいろ取り組みはなされ、例えば、「いのちの電話」などで接点をもつことで自死実行前にブロックする試みはかなりの効果があるという。これはこれでとても大事な施策評価しつつも、「対策」にすぎないことも確かである。

20日のブログで、少子化問題で、《保育所設置などの当面の施策は必要だが、社会のありようの根本が変わる必要がある》という中村桂子氏の論を紹介したが、「保育所設置」は対策にすぎない。自分の都合や損か得かで子どもを作る作らないを決める現代人の「社会のありようの根本」が実は問題なのだ。子ども自死でも、子どもたちを覆う大げさに言うと「世界観」を何とかしなくては、と思うのである。

中学生くらいが読める本で人生と死を考えさせるのはないかと探していて、先日、『おやじ国憲法でいこう!』(しりあがり寿祖父江慎)、『死ってなんだろう、死はすべての終わりなの?』(ダステュール)、『大丈夫、生きていけるよ〜へこんだ日の般若心経』(明川哲也)に目を通した。

最後の『大丈夫・・』はなかなかよかった。著者の明川哲也は、いま評判の映画「あん」(河瀬直美監督)の原作者、ドリアン助川の第二ペンネームだ。彼は東洋哲学科出身、ラジオ番組のパーソナリティを5年やって、若い人たちからの人生相談を連日受け、それらにうまく答えられずパニックになり苦しんだという。その仕事のあと、芸名も捨て、海外に3年暮らしたほどだった。真剣に学びたいと様々な思想書をあさり、「般若心経」にたどり着いたという。

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本を読むと、大乗仏教を相当勉強していることが分かる。いいなと思ったのは、「空」の解釈がとても明るいこと。

「空の心とは、今のこの一瞬、この一瞬の命の煌(きら)めき、世界の輝きを全肯定することです。すべてを受け入れて、YESと微笑むことです」。

個々の解釈には同意できない部分があるが、「死んだら本当にすべてが終わってしまうの?それならいったいこの自分という存在は何なの?何のために生きているの?生きる意味があるの?」といった若い人の悩みに正面から向き合いながら「般若心経」の教えを説いている。迫力も説得力もある。

般若心経」といえば、10年ほど前、生命学者の柳澤桂子氏の「心訳」が話題になり、NHKで番組が作られた。彼女の「空」の解釈は実に独特だった。自分と他のものという二元的から執着が生まれるが、一元的な世界が真理であるとし、こう語る。

「私たちは原子からできています。(略)この宇宙を原子のレベルで見てみましょう。私のいるところは少し原子の密度が高いかもしれません。あなたのいるところも高いでしょう。戸棚のところも原子が密に存在するでしょう。これが宇宙を一元的に見たときの景色です。一面の原子の飛び交っている空間の中に、ところどころ原子が密に存在するところがあるだけです。」

つまり、この世のすべては原子の濃淡の問題に還元できるので、「物事に執着するということがなくなり、何事も淡々と受け容れらることができるようになります」と柳澤氏は言うのである。

私は「空」の解釈としてはこれは間違っていると思う。しかし、若いころから難病に悩まされ、心の病も持ちながら、第一線の研究者としてやってきた中で、彼女が掴み取った生きるための解釈は、心に響くものがある。

横田早紀江さんの聖書解釈について何度もここで触れてきたが、やはり、自らの苦悩のなかで聖書を深く「読み込んで」いっている。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080509

研究者による思想書にはない、説得力ある世界観を若い人たちに提供したいと思う。

ちなみに、般若心経なら、岡野守也『よくわかる般若心経』(PHP文庫)がお薦めです。非常に深い解釈がとても分かりやすく書かれている名著です。

2016-09-25 金正日が命じた映画監督拉致が映画に

takase222016-09-25

今月は異常に台風と雨が多い。各地で土砂崩れなどの災害が起きている。熊本地震被災地などでは不安が募ったことたろう。お見舞いもうしあげます。

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トラブルというのは同時にいくつも重なるようで、このところ、かなりストレスフルな日々だった。そして、大声で人を罵ってしまった。こういうのはかなり久しぶり、もしかすると十数年ぶりかもしれない。

昔は人の好き嫌いが激しく、人を嫌いになるとすぐ「殺したい」と思ったものだが(もちろん殺さないのだが)、二十数年の「修行」のおかげで、最近は、嫌いな人がゼロではないがほとんどいないというところまでになっていた矢先だった。

怒鳴ったあと反省した。自分の思いどおりにいかないからといって怒るのはやはりいけないな。心が非常に荒れて、嫌な気持ちがずっと後を引く。大乗仏教で「憤り」が根本煩悩の一つになっているのが分かる。気を入れて坐禅しよう。

「憤り」がいけないなら、なぜお前は、北朝鮮による拉致やいまだに解決をみない水俣病問題に怒っているのか、それも煩悩ではないか、と反論がきそうだ。

私の理解では、自分の都合で怒る「私憤」は煩悩だが、「公憤」、「義憤」はよいのだ。「義憤」には「慈悲」がベースにあるから。つまり、その怒りは自分の都合からではなく、みんなが(衆生が)苦しむことへの救済の願望から発している。

ベトナム戦争中、何人もの僧侶がガソリンをかぶって抗議の焼身自殺をとげたが、その心は義憤でいっぱいだったのではないだろうか。

小乗仏教と違って、大乗では慈悲を強く打ち出しているはずだが―ベトナムも大乗―、日本の仏教者が、義憤をもとに行動を起こすことがないのはいかがなものか。

話が日本の坊さん批判になってしまったが、日々の私憤に引きずり込まれることなく、義憤だけで生きていけるようになりたいと思う。

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きょう封切りしたばかりの映画『将軍様あなたのために映画を撮ります』(原題:The Lovers and the Despot、恋人と独裁者)を観てきた。

1978年に北朝鮮に拉致された韓国映画監督申相玉(シンサンオク)と女優、崔銀姫(チェウニ)の数奇な運命を、崔銀姫の語りと子どもや元CIAなど事件関係者の証言、そして二人が秘密で録音した金正日の肉声で描いた映画である。

f:id:takase22:20160926015228j:image:w200【二人は金正日に忠誠を誓い信頼を得ていった】

f:id:takase22:20160926015643j:image:w100【チェウニは韓国映画の大スターだった】

この拉致事件については、このブログで何度か触れているが、映画好きな金正日が、立ち遅れた北朝鮮の映画の水準を上げようとして「連れてこい」と直接に工作機関に指示したことをその秘密録音のなかで告白している。

手元に人材がいないなら、外から強制的に連れてくる。人間をモノ同然に扱う。これが北朝鮮による拉致の本質なのである。

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20080311

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【1978年2月、香港から真冬の南浦(ナンポ)港に着き、俯いて放心状態の崔銀姫と出迎えたリウォンギ対外情報部長(彼女の拉致を担当した部署の責任者)。金正日も出迎えてこのあと握手している】

申監督は、北朝鮮で逃亡を図り、5年収容所に入れられたのち、指導者同志に「忠誠」を誓って崔銀姫とともに映画作りに邁進。3年足らずで17本もの映画を製作していくつもの国際映画祭で高い評価を受け、金正日の信頼をかちとったあと、映画祭出席のために訪れたウィーン米国大使館に逃げ込んで北朝鮮から脱出することができた。

拉致から脱出までの8年間を、拉致された本人の証言(10年前に亡くなった申監督は、生前のインタビュー音声)をもとに描いたという意味では初めての映画だろう。全体主義という体制の異常さ、恐ろしさを生々しく見せてくれる。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/04/shin-sang-ok-choi-eun-hee_n_11854332.html

この映画を作ったのは、イギリスドキュメンタリー監督ロス・アダムとロバート・カンナンで、「金正日は知っていた。北朝鮮という国家については、恐ろしく思う反面、魅了されている部分もあった。だが、申相玉と崔銀姫についてはこの話を聞くまで、全く知らなかった。映画制作の世界の出来事で、これほどロマンチックなストーリーは、我々が映画を好きになって以来、初めてといえるほどだった」映画製作の動機を語っている。

「ロマンチックなストーリー」・・・我々とはかなり受け止め方が違うものである。本来、この映画は、イギリス人によってではなく、日本か韓国で製作されるべきだったと今になって思う。

この映画はこれから全国上映がはじまるが、米国でも同時に封切られていることを、旧知の産経新聞記者、中村将さんが書いていた。

ロサンゼルス=中村将】《北朝鮮による韓国人女優と映画監督拉致事件を扱ったドキュメンタリー映画「The Lovers and the Despot(恋人と独裁者)」の上映が23日、米ロサンゼルスニューヨーク首都ワシントンなどの一部の劇場で始まった。》

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160924/plt16092419300013-n1.html

極東では有名なこの拉致事件は、欧米ではほとんど知られていない。拉致問題国際的啓発には絶好の材料だ。多くの米国人に観てもらいたい。

2016-09-20 遺伝子に「私」はない

 台風に次ぐ台風で、雨がつづき靴にカビがはえた。

 17日の土曜は、横浜中華街で中学の同期会。幹事として半年前から準備してきたのだが、そのかいあって、楽しんでもらえたようだ。学校も含めてかつて所属した集団には、懐かしさだけでなく、反発やねじれた感情もあり、前は同窓会のような会には参加しなかったのだが、50歳を過ぎたころから出るようになった。

 この歳になると、会は、亡くなった先生、同期生への黙祷ではじまる。もうこれが最後かもしれないと思うと、かつては苦手だったやつも愛おしい感じがする。来年また会えるのか?

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 最近、注目した評論二つ。

 まず、中東問題に詳しい酒井啓子氏の9.11後の世界〜届かないメッセージ》朝日新聞9月14日付)

 酒井氏は、「9.11以降私たちには見えなくなったものがある」という。

 9.11後、なんでもかんでもテロと呼ばれるようになったが、「テロ」と十把一絡げにされる行動の多くは、かつては民族独立や外国支配に抵抗する「ゲリラ」活動だった。

 「文明」とか「自由世界」とかいったイメージや象徴が標的になり、それを巡る戦い自体も漠然としたものにある。誰が「敵」で誰が狙われているのか、誰が何を獲得したいのかが覆い隠されてしまう。「敵」が曖昧な分、社会には過剰な不安と、他者に対する排除意識がうまれる。

 私たちが「今取り戻さなければいけないのは、9.11後の世界でかき消された、「誰か」による戦いが発するメッセージに心を寄せる想像力かもしれない」と酒井氏は結ぶ。

 そのとおりだと思う。今の学生の多くは「ゲリラ」は気象用語だと思っているというが、たしかに世界の具体的な問題が見えなくなっている。

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 もう一つが、生命誌研究者中村桂子氏の少子化・・進む生殖医療遺伝子に「私」はない》東京新聞9月16日夕刊)

 中村氏は生物研究の立場から、「生きものとは続こうとする存在」であり、生き物はみな次世代へ続くよう懸命に生きており、それを支えるシステムがあるという。イクラもタラコも、無数の卵があってのサケやタラであり、人間の女性一人には、700万個もの卵のもとになる細胞がある。「ここで語る次世代、つまり子どもには《私の》はつかない。人類の子どもたちが続くようにというシステムなのである」。

 少子化も、生殖医療の進化も、いずれも、いのちを続けるという視点からは問題があると中村氏はいう。

 「少子社会の原因となる、子どもに目を向けない生き方は、生き物という姿勢を欠いている」し、「いのちをつなぐという発想のない社会には問題がある」。保育所設置などの当面の施策は必要だが、「社会のありようの根本が変わる必要がある」。

 一方、生殖医療を用い、どんな苦労をしてでも「自分の子ども」を持ちたいという考えには、小さなことへのこだわり過ぎがある。遺伝子に、私の遺伝子などはない。

 結びはこうだ。

 《現代を生きる人間としては、大きく、DNAはすべての人をつなぐものと考えたいと思う。もちろん、おなかを痛めて生まれた子どもには特別の愛情が生まれ、子どもと共に日々を楽しむ家族のありようは大切である。それは前提としたうえでなお、「こどもなどいなくてもよい」でも、「私の子どもにこだわり過ぎる」でもない考え方ができる社会が、人間という独自の生きものがつくる社会なのではないかと思うのである》

 賛成!そのとおり。少子化対策で、保育所を作れば済む話ではない。「子どもなんかいらない」という「社会のありようの根本」が問題なのだ。

2016-09-19 ジカ熱感染拡大を防げ(放送案内)

きょうは放送案内です。

ドキュメンタリーWAVE「ジカ熱感染拡大を防げ〜アメリカ フロリダの闘い」

NHK BS1 放送:9月24日(土)よる10:00〜10:50

(きのう18日(日)放送予定だったのだが、パラリンピック車椅子ラグビー3位決定戦で放送延期になった)

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 蚊を媒介とする感染症のジカ熱が、この夏、アメリカで急速に広がった。感染拡大を防ぐため苦闘する、アメリカ疾病対策センター、地元当局、産婦人科医たちの苦闘を描く。

 妊婦感染すると、赤ちゃんが「小頭症」になる可能性がある感染症、ジカ熱。蚊を媒介して次々と人に広がっている。この夏、アメリカ本土に急速に拡大した。フロリダでは非常事態宣言が出され、人々の不安が高まっている。アメリカ疾病対策センター(CDC)は現地に専門家チームを派遣し、本格的な対策に乗り出した。ジカ熱の感染拡大を防ぐことはできるのか。CDC、地元当局、産婦人科医たちの活動を追い、戦いの最前線を描く。

http://www4.nhk.or.jp/documentary/

 ジカ熱は、妊婦感染すると胎児に影響する可能性がある。しかし、感染した本人は、ほとんどが無症状で、あっても風邪のような症状しかないからやっかいだ。いま、アメリカでは、南米など海外で感染して入国した人が国内で蚊にさされ、その蚊が媒介して感染が広がる、いわゆる二次感染が問題になっている。これは日本も他人事ではない。

 ご覧ください。

2016-09-10 北朝鮮が5回目の核実験

 おととい、8日から節季は白露(はくろ)。

 昼と夜の温度差が大きくなると朝夕に露が降りるようになり、昔の人はこれを白露と呼んだそうだ。

 8日から初候の草露白(くさのつゆ、しろし)。12日からは次候、鶺鴒鳴(せきれい、なく)。17日からが末候、玄鳥去(つばめ、さる)。実りの季節のはじまりでもある。

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 タマスダレが咲いていた。

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 この白い花は涼しさのイメージだ。猛暑のときは咲かないでいて、ちょっと気温が下がった時に一斉に花開く。季節の移り変わりをちきんと生きているのだな。

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 先日、「東京都写真美術館」でやっている世界報道写真展に行ってきた。http://www.asahi.com/event/wpph/

 「1年を通じて世界45カ国約100会場(2015年実績)で開かれ、総計350万人が会場に足を運ぶ世界最大規模の写真展」とされるが会場はがらがら。とてもみごとな展示なのに、もったいない。

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 大賞を受賞したシリア難民の男性と子どもの写真は、カメラマンのウォーレン・リチャードソン氏(オーストラリア)が、警備隊に見つからないようにフラッシュを使用せず、月明かりの下で撮影。国境の有刺鉄線付きのフェンスが出来上がる前の緊迫した様子を伝えている。

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 北朝鮮が5回目の核実験をやったようだ。

 爆発規模は過去最大で推定10〜12キロトンだという。広島原爆が15キロトン、長崎が22キロトンとされるから、これが核弾頭とすれば、十分すぎる威力の立派な核兵器だ。

 北朝鮮は声明で「戦略弾道ロケットミサイル)に装着できるように標準化、規格化された核弾頭の構造と動作特性、性能と威力を最終的に検討、確認した」と断言し、「小型化、軽量化、多種化されたより打撃力の高い各種核弾頭を必要なだけ生産できるようになった」と強調した。

これは、ミサイルに搭載する核弾頭の開発に成功し、しかも量産体制に入っているという意味だ。これが事実かは不明だが、このところのミサイル実験での長足の進歩もあり、日本を射程に入れたノドンに核弾頭を載せる段階に来たと想定したほうがよいのではないか。

 ここにいたって、さすがにメデイアでも、「この時期に核実験した思惑はなんでしょう」という解説は陰をひそめ、北朝鮮実用的な核兵器を持とうと、開発に邁進していると伝えている。

 国際社会が手をこまねいているあいだに、北朝鮮ミサイル性能を格段に向上させた。5日には前兆をとらえられない移動式発射台からノドンと見られるミサイル3発を連射、1000?飛ばして同じ地点に着水させた。このレベルですでに、日本が迎撃するのは困難だ。ムスダンは失敗を重ねていたが今年6月、6回目で成功。さらに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)まで成功させている。これで、米本土を狙う長距離弾道ミサイルテポドン2」改良型(射程1万キロ以上)、グアム米軍基地に届く中距離弾道ミサイル「ムスダン」(最大射程約4000キロ)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、中距離弾道ミサイルノドン」(射程1300キロ)という核兵器シリーズを実戦配備する現実性がでてきた。

 90年代なら、やりようによっては、相当のアメを提示して核開発をやめさせるか、遅らせるかできたかもしれないが、ここにいたっては、もうできまい。もし、北朝鮮が、核開発をストップするという譲歩に出てくるとすれば、それは、すでに実戦配備してしまったあとだろう。

北朝鮮体制の変化は、ハードランディングしかありえず、国際社会は、それをどれだけ犠牲の少ないものにできるかを考えるしかない。

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 東京都小池百合子知事は8日、朝鮮学校実態について都がまとめた調査報告書をホームページ(HP)に再掲載するよう指示していたことを明らかにした。

 《報告書は都が2013年に作成。都内の朝鮮学校について「在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)と密接な関係にあり、教育内容や学校運営で強い影響を受ける状況にある」などと指摘している。都はHPに報告書を掲載していたが、アクセス数の減少などを受け今年2月に削除。小池氏の指示を受け今月2日に再掲載した。》(時事)

 当然の措置である。HPに再掲載された調査報告はhttp://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/shigaku/sonota/files/0000000845/02honbun.pdf

 朝鮮学校朝鮮総連と一体であるのは明白だ。朝鮮学校の扱いは、北朝鮮ミサイルを発射しようが、核実験をしようが関係ない。金正恩個人崇拝を強い、北朝鮮体制を賛美させる学校に公的な支援を行うことはできないし、子どもへの虐待であるという見地からは現状を変えるよう強く指導すべきだ。